語源項目

pira

ひら・開・平

文証 上代日本語 形容詞 Frellesvig-Whitman転写

開・平(上代日本語pira)

資料横断で引く ひら

単位 1件

ひら 平 文証
言語
上代日本語
種別
語
品詞
形容詞

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National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
pira / adjective / flat
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l051776

語形0件

語形情報はありません。

語形の状態 文証 再建 編集 説内
主張の等級 定説 通説 提案 推測 疑義

語義1件

平らである。

National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
flat
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l051776の語義1

諸説 1説/主張2件

Fara〜Firaの語中母音交替説

主張1件

春・原・墾を共通語基Far-への接尾母音の交替とみたうえで、原と開の間に語中母音の交替を認め、 両者を束ねる語基Fa/ir-を析出する。

母音交代 提案

阪倉は、Far-u〜Far-a〜Far-iを共通語基Far-への接尾母音の交替、Fara〜Firaを語中母音の交替とし、語基Fa/ir-を想定する。

本書自身が「想定されよう」と留保を付す。挙げるのは語形の並びで、母音の交替が 起こる条件も、交替を受ける語の範囲も示されない。 上代の韻文の側では、paru(250例)・para(151例)・pari(4例、動詞par 3例)・pira(3例)・ pirak(19例)がそれぞれ別の語彙素として立ち、ONCOJは互いを関係欄で結ばない。

阪倉篤義 2011 提唱
先に考えてきたのが、Far-u〜Far-a〜Far-iというような、共通の語基Far-に接尾する母音の交替であったのに対して、これは、Fara〜Firaという、語中の母音の交替関係で、ここから析出される語基としては、Fa/ir-のようなものが想定されよう。
文献
増補 日本語の語源 書籍/平凡社ライブラリー729
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
第一部3「語源の考え方」の節「「春」と「開く」」、ダンプ頁122
佐藤喜代治 1983 伝聞
阪倉篤義『日本語の語源』昭53・9講談社
文献
語彙研究文献語別目録 書籍所収論文/講座日本語の語彙 別巻
立場
伝聞(他の説として伝えます)
箇所
頁326「ひらく【開】」

収録されている語源説は1件です。

その他の主張1件

用例の年代 提案

精選版日本国語大辞典は名詞ひら(平)の用例を枕草子に取り、上代の用例を挙げない。

辞典が名詞ひら【平】に挙げる最も古い用例は枕草子である。ONCOJは形容詞のpiraを 上代の韻文に3例立て、うち2例は音仮名書き(万葉集十四・三五五一の「比良湍」、 日本書紀歌謡一二二)である。辞典の見出しは名詞、ONCOJの語彙素は形容詞にあたり、 品詞の切り方が異なるため、両者の年代を同じ語の初出として並べない。

精選版日本国語大辞典 2006 記述

公開データには引用本文を収録していません。

文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「ひら【平】」一①
吉村誠 2019 記述
阿遅可麻能 可多尓左久奈美 比良湍尓母
文献
万葉集テキストデータ データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
旧国歌大観番号3551の原文欄

用例0件

用例はありません。

外部データベース1件

語誌情報ポータル(語誌データベース) 国立国語研究所

語誌情報ポータルは「開く/ヒラク」と「平/ヒラ」をそれぞれ立てる。

https://goshidb.ninjal.ac.jp/goshidb/word.php?goiso=%E9%96%8B%E3%81%8F&reading=%E3%83%92%E3%83%A9%E3%82%AF&hinshi=%E5%8B%95%E8%A9%9E-%E4%B8%80%E8%88%AC