明るくなる義とあく義を一語とみる説
主張1件
閉じふさがっていたものがなくなってからになり、明るくなることを一つの義とし、 夜が明けることも年が明けることもその義の用法とみる。
阪倉は、アク(あける)を、閉じふさがっていたものがなくなり、からになって明るくなることを言う語とする。
本書は「夜がアケる」と「トシが明ける」を同じ語の用法として並べ、両者を貫く義を 「閉じふさがっていたものがなくなる」に置く。義の共通を支える形態上の手続きは示されない。 精選版日本国語大辞典は四段のアクと下二段のアクを一項に扱いながら、「明く」は明るくなる、 「開(空)く」は閉じているものが開いてすきまができるを原義として、両者を分ける見方も記す。
阪倉篤義 2011 提唱
アク(あける)もまた、閉じふさがっていたものがなくなり、からになって、明るくなることを言う語であった。
- 文献
- 増補 日本語の語源 書籍/平凡社ライブラリー729
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 第一部3「語源の考え方」の節「「春」の語源」、ダンプ頁120