sa-接頭辞説
主張1件
sawoのsを接頭辞sa-に帰属させる。
sawoを接頭辞sa-とawoの結合として分析できる。
Martinが伝統的なsa-分析を可能性の一つとして挙げる。sa-の意味と自由形sawoの分布を個別に説明する必要がある。
Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
- 文献
- The Japanese Language through Time 書籍
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 第1章§31(p.35)
語源項目
あを・青
あを/さを(青)
マーティン1987がsの有無で対応させるawo・sawoと、玉村1985・風間2003がawoを後項に置くmassaoを収める。中核は出典間の単位を束ねる編集上の語基である。
awo / adjective / blue; green
語形情報はありません。
語義情報はありません。
日琉諸語どうしの対応と内的再建によります
主張1件
sawoのsを接頭辞sa-に帰属させる。
sawoを接頭辞sa-とawoの結合として分析できる。
Martinが伝統的なsa-分析を可能性の一つとして挙げる。sa-の意味と自由形sawoの分布を個別に説明する必要がある。
主張1件
アヲを漠の側の語とみて、明―暗・顕―漠の二系列に四色語をまとめる佐竹昭広の説。 シロの側はresearch/entries/siro-white.yaml、クロの側はresearch/entries/kurwo-black.yamlにある。
佐竹昭広は古代日本語の色名アカ・クロ・シロ・アヲを、明―暗、顕―漠という光の二系列の用語の転用とする。
阪倉が補注で紹介する佐竹昭広の説で、四色語をまとめて光の語彙に還元する。 アヲを漠に結ぶ側の語形上の支えは補注に示されない。 ONCOJが語義を「blue; green」と一つに立てることは、アヲがはっきりしない光の域を担うという見方と 矛盾しないが、それを積極的に示すものでもない。 藍のawiとの交替をめぐる問いはresearch/entries/kurwo-black.yamlのc-kurwo-kuri-awo-parallelにある。
佐竹昭広氏は、古代日本語の色名としてアカ、クロ、シロ、アヲの四つをあげ、これは実は、明―暗、顕―漠という光の二系列の用語の転用であるという。
比較の段を記していない説
主張1件
massaoのsを複合境界での添加として扱う。
玉村はma-s-aoからmassaoへの形成を後項語頭へのs添加として示す。
現代語の語形成を説明する分析である。上代の自由形sawoと同じ過程であるかは確定しない。
ま-s-あお>まっさお
主張1件
massaoのsを古代日本語の属格的な結合要素として扱う。
風間はma-ss-aoを古代日本語の属格に用いられた結合部-s-の例に含める。
雨・稲複合と同じ一覧に置かれる。massaoの成立年代と属格機能の継続を個別に検証する必要がある。
マーティン1987はawoとsawoをsの有無で対応する形として同じ比較欄に置く。
語基unitは出典が対応させる2形を単語家族として表示するための編集上の構造で、祖語再建を表さない。
Martinはawoと-sawoをsの有無で対応する形として扱う。
自由形sawoの存在は単純な複合境界添加だけでは扱いにくい。sa-接頭辞による分析もMartinが併記する。
| 語 | 根拠 |
|---|---|
| *awo | c-awo-family-base-editorial |
| あを | c-awo-sawo-source-grouping |
| さを | c-awo-sawo-source-grouping |
| まっさお | c-massao-s-insertion・c-massao-linker-s-kazama |
用例はありません。