語源項目

*petsuⁿdzi-ja

やぎ・山羊

再建 琉球祖語 名詞

山羊(宮古語pindza)

資料横断で引く やぎひつじ

単語家族と見出しの単位 13件

*petsuⁿdzi-ja「山羊」やぎ source

尹2026の*petsuⁿdzi-jaを中核に置き、羊を表す*petsuⁿdziとの形成と沖縄・宮古の系列を収める。接尾辞*-jaは成員から除き、別の祖語再建は候補に置く。

ひつじ 羊 文証
言語
日本語
種別
語
品詞
名詞

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尹熙洙 2026 記述
日本語 fituⁿzi「羊」
文献
日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
第4章§4.4(p. 67)
*petsuⁿdzi 説内
言語
琉球祖語
種別
語
品詞
名詞

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*-ja 説内
言語
琉球祖語
種別
接辞
品詞
接尾辞

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*petsuⁿdzi-ja 説内
言語
琉球祖語
種別
語源形
品詞
名詞

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pitsʌtsja 文証
言語
fifteenth-century-okinawan
種別
語
品詞
名詞

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尹熙洙 2026 伝聞
pi.co.cya /pitsʌtsja/
文献
日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
立場
伝聞(他の説として伝えます)
箇所
第4章§4.4(p. 67)
*peuⁿdza 説内
言語
early-proto-miyako
種別
語
品詞
名詞

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*pɪβɨⁿdza 説内
言語
late-proto-miyako
種別
語
品詞
名詞

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ɸiːdʑaː 文証
言語
ryu-shuri
種別
語
品詞
名詞

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尹熙洙 2026 伝聞
現代首里方言 ɸiːdʑaː
文献
日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
立場
伝聞(他の説として伝えます)
箇所
第4章§4.4(p. 67)
国立国語研究所 1963; 2001改訂; 2026-09-04取得 記述
hwiizaa … やぎ
文献
沖縄語辞典データ集 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
okinawa_01.xlsx、データ番号235
*peᵐbeza 説内
言語
proto-southern-ryukyuan
種別
語
品詞
名詞

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*pipiⁿdza 説内
言語
琉球祖語
種別
語
品詞
名詞

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pindza 文証
言語
ryu-uruka
種別
語
品詞
名詞

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セリック・ケナン 2022; v34-u8 2026-08-21取得 記述
ぴんざ / pindza / 山羊
文献
宮古語砂川方言語彙調査ノート データセット/日琉言宝
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexemes.csv語形ID56718、meanings.csv対応行
pinda 文証
言語
ryu-minna
種別
語
品詞
名詞

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セリック・ケナン 2022; v3-u8 2026-08-21取得 記述
ぴんだ / pinda / 山羊
文献
みんなふつ語彙集 データセット/日琉言宝
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexemes.csv語形ID50073、meanings.csv対応行
pibidʒa 文証
言語
ryu-kabira
種別
語
品詞
名詞

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セリック・ケナン v4-u1 2026-08-21取得 記述

公開データには引用本文を収録していません。

文献
川平方言語彙集 データセット/日琉言宝
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexemes.csv語形ID63706、meanings.csv対応行

語形0件

語形情報はありません。

語形の状態 文証 再建 編集 説内
主張の等級 定説 通説 提案 推測 疑義

語義1件

山羊。

尹熙洙 2026 提唱
*petsuⁿdzi に *-ja がついた形式
文献
日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
第4章§4.4(p. 67)

諸説 1説/主張13件

尹2026の山羊形成・借用説

主張10件

琉球祖語*petsuⁿdzi「羊」に*-jaを加えた形を起点とし、沖縄語の*tsʉ脱落途中の形が 前期宮古祖語へ借用された系列として宮古語pindza・pindaを説明する。

再建 提案

尹2026は日本語fituⁿzi「羊」と同根の琉球祖語形として*petsuⁿdziを立てる。

尹2026が日本語との語形・語義比較から示す再建である。同節では詳しい音対応を展開しない。

尹熙洙 2026 提唱
同根の琉球祖語 *petsuⁿdzi
文献
日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
第4章§4.4(p. 67)
語形成 提案

尹2026は山羊を表す形を琉球祖語*petsuⁿdziと接尾辞*-jaの結合として分析する。

『語音翻訳』の子音列と首里方言形を日本語fituⁿziとの同根関係に結び付ける分析である。接尾辞の機能は示されない。

尹熙洙 2026 提唱
*petsuⁿdzi に *-ja がついた形式
文献
日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
第4章§4.4(p. 67)
用例の年代 通説

尹2026は1501年の『語音翻訳』に山羊の形pi.co.cya /pitsʌtsja/が記録されると報告する。

尹2026による歴史資料の転写を採る。『語音翻訳』原資料との照合は未了である。

尹熙洙 2026 伝聞
『語音翻訳』に pi.co.cya /pitsʌtsja/ として在証
文献
日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
立場
伝聞(他の説として伝えます)
箇所
第4章§4.4(p. 67)
尹熙洙 2026 記述
『語音翻訳』(1501 年)
文献
日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
第4章§4.1(p. 48)
音韻変化 提案

尹2026は琉球祖語*petsuⁿdzi-jaから首里方言ɸiːdʑaːに至る過程で*tsʉが脱落したとする。

歴史資料のpitsʌtsjaと現代首里方言形の間に置く変化である。尹2026は脱落の原因を未詳とする。

尹熙洙 2026 提唱
*petsʉⁿdʑaː > *peddʑaː? > *peːdʑaː
文献
日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
第4章§4.4(p. 67)
借用 推測

尹2026は沖縄語における*tsʉ脱落の中間段階が前期宮古祖語へ借用され、*peuⁿdzaになった可能性を示す。

尹2026が条件文で提示する借用案である。借用元の具体的な中間形と年代は示されない。

尹熙洙 2026 提唱
脱落の中間段階が前期宮古祖語 *peuⁿdza として借用
文献
日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
第4章§4.4(pp. 67–68)
音韻変化 提案

尹2026は前期宮古祖語*peuⁿdzaから後期宮古祖語*pɪβɨⁿdzaを経て、中核pindzaと多良間pindaが生じたとする。

尹2026の前期・後期宮古祖語の母音史と、多良間方言の規則的な非破擦化に基づく系列である。

尹熙洙 2026 提唱
後期宮古祖語 *pɪβɨⁿdza を経て pindza :: pinda
文献
日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
第4章§4.4(pp. 67–68)
セリック・ケナン 2022; v34-u8 2026-08-21取得 記述
ぴんざ / pindza / 山羊
文献
宮古語砂川方言語彙調査ノート データセット/日琉言宝
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexemes.csv語形ID56718、meanings.csv対応行
セリック・ケナン 2022; v3-u8 2026-08-21取得 記述
ぴんだ / pinda / 山羊
文献
みんなふつ語彙集 データセット/日琉言宝
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexemes.csv語形ID50073、meanings.csv対応行
借用 提案

尹2026は宮古以外の南琉球諸語の山羊形を後期宮古祖語からの借用とし、bを*βの適応と説明する。

南琉球諸語のbを後期宮古祖語*βの借用時の適応として扱う分析である。個別方言ごとの借用年代は示されない。

尹熙洙 2026 提唱
他の南琉球諸語の形を後期宮古祖語からの借用
文献
日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
第4章§4.4(p. 68)
継承・形変化 提案

尹2026が後期宮古祖語*pɪβɨⁿdzaの中核宮古語反映とするpindzaは、砂川方言語彙集にも記録される。

再建形からpindzaへの系統関係は尹2026、砂川における語形と語義は方言語彙集に拠る。

尹熙洙 2026 提唱
中核 pindza
文献
日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
第4章§4.4(pp. 67–68)
セリック・ケナン 2022; v34-u8 2026-08-21取得 記述
ぴんざ / pindza / 山羊
文献
宮古語砂川方言語彙調査ノート データセット/日琉言宝
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexemes.csv語形ID56718、meanings.csv対応行
継承・形変化 提案

尹2026が後期宮古祖語*pɪβɨⁿdzaの多良間側反映とするpindaと同形の語は、水納方言語彙集にも記録される。

尹2026の多良間形と水納方言の同形を照合した。両地点の一致だけから水納形の個別史は決まらない。

尹熙洙 2026 提唱
多良間 pinda
文献
日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
第4章§4.4(pp. 67–68)
セリック・ケナン 2022; v3-u8 2026-08-21取得 記述
ぴんだ / pinda / 山羊
文献
みんなふつ語彙集 データセット/日琉言宝
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexemes.csv語形ID50073、meanings.csv対応行
rejection 提案

尹2026は『語音翻訳』のpitsʌtsjaと整合しないとして*pipiⁿdza再建を退け、伊江島titizjaを*tsʉ脱落過程の借用とみる。

1501年の転写形に子音列が残ることを根拠とする批判である。伊江島形の借用分析は推定として示される。

尹熙洙 2026 反対
『語音翻訳』の形を考慮すると,そのような再建は難しい
文献
日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
立場
反対(別の説を退けます)
箇所
第4章§4.4(p. 68)

収録されている語源説は1件です。

その他の主張3件

再建 推測

尹2026はBentley 2008が石垣方言pibidʑaなどから南琉球祖語*peᵐbezaを再建したと報告する。

原論文は未確認である。尹2026は*bを琉球祖語からの規則的な継承では説明しにくいと評価する。

尹熙洙 2026 伝聞
南琉球祖語(Proto-Sakishima)*peᵐbeza
文献
日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
立場
伝聞(他の説として伝えます)
箇所
第4章§4.4(p. 68)
comparison_set 推測

尹2026がBentley 2008の証拠例として報告する石垣方言pibidʑaに対し、川平方言語彙集はpibidʒa「山羊」を記録する。

Bentley 2008の原文は未確認である。近接する2語形の関係は比較資料として保存し、同一地点の語形または直接の再建根拠とは扱わない。

尹熙洙 2026 伝聞
石垣方言 pibidʑa などに基づき
文献
日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
立場
伝聞(他の説として伝えます)
箇所
第4章§4.4(p. 68)
セリック・ケナン v4-u1 2026-08-21取得 記述

公開データには引用本文を収録していません。

文献
川平方言語彙集 データセット/日琉言宝
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexemes.csv語形ID63706、meanings.csv対応行
再建 推測

尹2026はLawrence 2019の琉球祖語再建を自身の表記で*pipiⁿdzaとして報告する。

原論文は未確認である。形と根拠は尹2026による報告から採る。

尹熙洙 2026 伝聞
本論文の表記では *pipiⁿdza
文献
日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
立場
伝聞(他の説として伝えます)
箇所
第4章§4.4(p. 68)

単語家族の成員9件

語根拠
*petsuⁿdzi-jac-goat-suffixation-yun2026
*petsuⁿdzic-goat-sheep-reconstruction-yun2026
ひつじc-goat-sheep-reconstruction-yun2026
pitsʌtsjac-goat-historical-attestation-yun2026
*peuⁿdzac-goat-miyako-borrowing-yun2026
*pɪβɨⁿdzac-goat-late-miyako-development-yun2026
ɸiːdʑaːc-goat-okinawan-tsu-loss-yun2026
*peᵐbeza 候補
*pipiⁿdza 候補

用例0件

用例はありません。

外部データベース2件

ヒツジ 語源由来辞典

異表記: 羊・ひつじ

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未 語源由来辞典

異表記: ひつじ・未年・ひつじどし

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