語源項目

pa

は・羽

文証 上代日本語 名詞 Frellesvig-Whitman転写

羽(上代日本語pa)

資料横断で引く ははね

単語家族と見出しの単位 3件

*pa「羽」は・はね source

マーティン1987の*paを中核に置き、上代日本語paと派生形paneを収める。

は 羽 文証
言語
上代日本語
種別
語
品詞
名詞

ネットワークで見る

National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
pa / noun / feather
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l050088
はね 羽根・羽 文証
言語
上代日本語
種別
語
品詞
名詞

ネットワークで見る

National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
pane / noun / wings
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l050127
*pa 説内
言語
日琉祖語
種別
語根
品詞
語根

ネットワークで見る

語形0件

語形情報はありません。

語形の状態 文証 再建 編集 説内
主張の等級 定説 通説 提案 推測 疑義

語義1件

羽。

National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
feather
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l050088の語義1

諸説 1説/主張4件

羽のpa

主張4件

公開された再建はマーティンの*paのみで、島袋2007の付録はこの語を扱わない。 同じ頁の8つのhaの見出しはいずれも*paに遡り、羽はアクセント類?1.2で分かれる。 haneはこの*paに接尾辞-neを付けた形とされる。

再建 提案

マーティンは羽のhaをfa経由で*paに遡らせ、アクセント類を?1.2とする。

祖形の綴りに疑問符は付かず、アクセント類の側に付く。 方言のアクセント資料は日本語側の一部にとどまり、琉球側は空欄が並ぶ。 この語は島袋2007の付録に無く、日琉祖語の再建はマーティンの1件のみである。

Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
?1.2 ha < fa < *pa. 'feather' (= hane). H - 0-0-x x-x-x. K: Hn-Edo HL (all attested?). Hiroshima 0. Ōsaka, Ise 0.
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
第5章§5.9(p. 394)
同定 通説

マーティンは同じ頁に語形haの見出しを8つ並べ、いずれも*paに遡らせて、 アクセント類と語義だけで分ける。羽はその5番目にあたる。

8つのうちアクセントの資料と方言形を伴うのは羽・葉・歯の3つで、 残る5つは他の見出しへ送る行にとどまる(母はhaha・oba・uba、赤はhani、 瓶はhe・utuwa、端はhatu(-)・hana他、場はba・niwaへ送る)。 場の見出し語は[ha]と角括弧に入り、単独では文証されないことを示す。 ONCOJの7項目とは対応しない。マーティンの並びには母・赤・瓶・場があり、 ONCOJの並びには2つの助詞と刃がある。

Martin, Samuel Elmo 1987 記述
?1.1 ha(-) < fa(-) < *pa 'mother': see haha, oba, uba. / ?1.1 ha(-) < fa(-) < *pa(-) 'red; ? bright': see hani. / 1.1 ha < fa < *pa 'jar': see he, utuwa. / 1.1 ha < fa < *pa 'beginning, edge': see hatu(-), hana, ha/zi, hat/date, hazimeru; soba. / ?1.2 ha < fa < *pa. 'feather' (= hane). / 1.2 ha < fa < *pa 'leaf'. / 1.3a [ha] < fa < *pa. 'place': see ba, niwa. / 1.3b ha < fa < *pa. 'tooth'.
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
第5章§5.9(p. 394)
語形成 提案

マーティンはhaneを羽の*paに接尾辞-neを付けた形とし、-neの遡形*-ne[y]・*-naCiを 疑問符付きで挙げる。

切り方そのものに疑問符は付かず、接尾辞の遡形にのみ付く。 *paに添えた小字のアクセント類?1.2は、同じ頁の羽の見出しの類と一致し、 葉の1.2・歯の1.3bとは一致しない。マーティンがhaneの語基を羽のhaに取ることは、 この小字から読める。

Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
2.1 hane < fane < *pa -ne (?< *-ne[y] < *-naCi). 'feather'. HH - 0-0-A A-A-A. Km x. Ib H = 2.1. Nk panii A; Kunigami, Ōgimi (northern Okinawa) B.
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
第5章§5.9(p. 398)
同定 提案

マーティンは翼のtubasaの項の末尾で、ture「対」とともにha(-ne)「羽」を比較対象に挙げる。

cf.として語形とアクセント類を並べるにとどめ、切り方も派生の向きも述べない。 翼の項の記載はresearch/entries/tubasa-wing.yamlのc-tubasa-martin-comparandaが持つ。

Martin, Samuel Elmo 1987 記述
Cf. tobu 'fly'; ture 'pair'; ha(- ne) 'feather'.
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
第5章§5.9(p. 552)

収録されている語源説は1件です。

用例0件

用例はありません。

外部データベース2件

羽 語源由来辞典

異表記: 羽根・翅・はね

外部項目を開く ↗

葉 語源由来辞典

異表記: は

外部項目を開く ↗