尹2026の畑借用説
主張7件
琉球祖語*paroが沖縄語で*paruへ上昇した後、前期宮古祖語へ[paɾu]として借用されたとする。 借用語の*ɾuは後期宮古祖語*ɾɨを経てriとなり、現代宮古語pariを生じる。
尹2026は畑の琉球祖語形に*paroを採用する。
北琉球諸語の対応は*paroと*paruの両方を許す。日本語paraとの比較によって*paroを選ぶ。
尹熙洙 2026 提唱
本研究では *paro の再建を採用する
- 文献
- 日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 第3章§3.4、注10(p. 41)
五十嵐陽介 2016; v2-u1 2026-04-14 groups
- 文献
- 日琉語類別語彙 データセット/日琉言宝
- 立場
- groups(立場の定義なし)
- 箇所
- lexemes.csv語形ID72105(HARA、form2 para/paru、UniCog作業ID「畑.p.n.2」)
尹2026は沖縄語で母音上昇を経た*paru [paɾu]が前期宮古祖語へ借用されたとする。
宮古語pariの母音と流音を、沖縄語の母音上昇後に借用された形から説明する仮説である。
尹熙洙 2026 提唱
*paru が前期宮古語に借用された
- 文献
- 日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 第3章§3.4(p. 41)
尹2026は前期宮古祖語に借用語の*ɾと継承語彙の*ɹの対立を再建する。
畑の借用形と継承語の異なる現代反映を説明するための音素対立である。対立環境と語彙層は限定される。
尹熙洙 2026 提唱
新たに *ɾ と *ɹ が音素として対立する
- 文献
- 日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 第3章§3.4(p. 41)
尹熙洙 2026 記述
*ɾ は借用語にしか存在しない
- 文献
- 日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
- 立場
- 記述(そう書いてあります)
- 箇所
- 第3章§3.4(p. 42)
尹2026は借用語*paɾuから後期宮古祖語*paɾɨを経て宮古諸方言pariが生じたとする。
借用語の*ɾが成節性を担わないという流音対立の再建に依存する系列である。
尹熙洙 2026 提唱
*ɾɨ は成節的子音になれず
- 文献
- 日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 第3章§3.4(pp. 41–42)
尹熙洙 2026 提唱
現代宮古語諸方言で pari として反映される
- 文献
- 日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 第3章§3.4(p. 42)
セリック・ケナン 2022; v34-u8 2026-08-21取得 記述
ぱり / pari / 畑
- 文献
- 宮古語砂川方言語彙調査ノート データセット/日琉言宝
- 立場
- 記述(そう書いてあります)
- 箇所
- lexemes.csv語形ID56260、meanings.csv対応行
尹2026が後期宮古祖語*paɾɨの現代宮古語反映とするpariは、砂川方言語彙集にも記録される。
再建形からpariへの系統関係は尹2026、砂川における語形と語義は方言語彙集に拠る。
尹熙洙 2026 提唱
現代宮古語諸方言で pari
- 文献
- 日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 第3章§3.4(p. 42)
セリック・ケナン 2022; v34-u8 2026-08-21取得 記述
ぱり / pari / 畑
- 文献
- 宮古語砂川方言語彙調査ノート データセット/日琉言宝
- 立場
- 記述(そう書いてあります)
- 箇所
- lexemes.csv語形ID56260、meanings.csv対応行
水納方言の語彙集はparu「畑」を記録する。これは尹2026が未文証形として掲げた†paruと同じ表記になる。
語形と語義はCC BY 4.0の方言語彙集で確認できる。尹2026の資料範囲との違い、借用形の保持か別の発達かは未検証である。
セリック・ケナン 2022; v3-u8 2026-08-21取得 記述
ぱる / paru / 畑
- 文献
- みんなふつ語彙集 データセット/日琉言宝
- 立場
- 記述(そう書いてあります)
- 箇所
- lexemes.csv語形ID49441、meanings.csv対応行
尹熙洙 2026 contrasts
†paru, †paɿ
- 文献
- 日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
- 立場
- contrasts(立場の定義なし)
- 箇所
- 第3章§3.4(p. 41)
尹2026は継承語の*ɹi・*ɹuが後期宮古祖語*ɹɨと成節的*ɹを経て現代宮古語のɿ〜ɭになったとする。
継承語と畑の借用形の異なる流音反映を一つの相対年代で説明する。
尹熙洙 2026 提唱
*ɹɨ は成節的子音 *ɹ となる
- 文献
- 日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 第3章§3.4(p. 41)