尹2025の猫再建
主張5件
猫の語根を*majuaに遡らせ、母音脱落と上昇三重母音の崩壊から日本語ne-を導く。
尹は日本語ne-koと琉球祖語*majoを説明する猫の語根として*majuaを立てる。
尹2025が母音脱落と三重母音の変化から示す再建である。日本語の対応はne-koのneに置かれ、 -koの由来は同節で示されない。
尹熙洙 2025-07 提唱
本稿では*majua「猫」を再建する
- 文献
- 日琉祖語の子音連結 論文/国立国語研究所論集29
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- §3.4(p. 197)
尹は*majuaの第1音節母音が脱落した*mjuaから*niuaを経て、上昇三重母音の崩壊により *niaとなり、日本語ne-に至る系列を示す。
尹2025が猫の語形を説明するために示す変化系列である。同論文は*iua>*iaの変化について 叫ぶの分析も例に挙げる。
尹はアイヌ語cápe・cappeをcar「散らかす」と名詞化接尾辞-peの形成とみなし、翻訳借用を 仮定した場合に猫の*majuaをmayôp-<*maju-ap-「ほつれる」と結び付ける可能性を示す。
尹2025は翻訳借用を条件として示し、借用方向を両方向に開く。mayôp-との同根関係にも 「可能性がある」とする。
尹熙洙 2025-07 提唱
もしこれが日琉祖語からの翻訳借用(またはその逆)であれば
- 文献
- 日琉祖語の子音連結 論文/国立国語研究所論集29
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- §3.4(p. 197)
尹はアイヌ語mekoを日本語の古い方言形*me-koからの借用とする。
尹2025が語形の類似から示す借用分析である。アイヌ語の方言地点、借用時期、 音対応の追加資料は同節に示されない。
尹熙洙 2025-07 提唱
日本語の古い方言形*me-koの借用と考えられる
- 文献
- 日琉祖語の子音連結 論文/国立国語研究所論集29
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- §3.4(p. 197)
尹は*me-koとne-koを語頭m〜n交替の一例に数える。
日本語の古い方言形*me-koはアイヌ語mekoの借用分析から立てられる。
尹熙洙 2025-07 提唱
*me-koとne-koはm~nの子音交替の例の一つになる
- 文献
- 日琉祖語の子音連結 論文/国立国語研究所論集29
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- §3.4(p. 197)