語源項目

*ura

うら

編纂案 上代日本語 接頭語

接頭的な「うら」(上代日本語*ura)

資料横断で引く うら

単語家族と見出しの単位 8件

*ura-「うら」 provisional

『古語大辞典』は接頭語的用法の例として、うら悲し・うらぐはし・うら恋し・うら荒ぶ・うら待つを挙げる。 于(2019)は、うらがなし・うらぐはし・うらごひし・うらごほしの第一要素を接頭語として扱う。 于(2020)は、うらがなし・うらぐはし・うろごひし・うらごほしを名詞+形容詞に分類する。 members全体を一つの族とする範囲は出典間で一致しない。

*ura-mojai 説内
言語
日琉祖語
種別
語
品詞
動詞語幹

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*ura-mojas 説内
言語
日琉祖語
種別
語
品詞
形容詞語幹

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uramwi 文証
言語
上代日本語
種別
語
品詞
動詞(上二段)

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National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
uramwi / verb / envy
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l030309a
尹熙洙 2025-07 記述
urami-
文献
日琉祖語の子音連結 論文/国立国語研究所論集29
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.5、例(15b)(p. 197)
uramyesi 文証
言語
上代日本語
種別
語
品詞
形容詞(シク活用)

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National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
uramyesi / adjective / resentful; grieving
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l007201
尹熙洙 2025-07 記述
uramêsi-
文献
日琉祖語の子音連結 論文/国立国語研究所論集29
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.5、例(15a)(p. 197)
kwoposi 文証
言語
上代日本語
種別
語
品詞
形容詞

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National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
kwoposi / adjective / loving, beloved, longing for
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l007102
尹熙洙 2025-07 記述
kôposi-
文献
日琉祖語の子音連結 論文/国立国語研究所論集29
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.5、例(14a)(p. 197)
kwopwi 文証
言語
上代日本語
種別
語根
品詞
動詞語根

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National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
kwopwi, kwopi / verb / love, yearn for
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l030731a
尹熙洙 2025-07 記述
kôpï-
文献
日琉祖語の子音連結 論文/国立国語研究所論集29
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.5、例(14a)(p. 197)
sabusi 文証
言語
上代日本語
種別
語
品詞
形容詞

ネットワークで見る

National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
sabusi / adjective / regrettable; sad
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l007154
尹熙洙 2025-07 記述
saᵐbusi-
文献
日琉祖語の子音連結 論文/国立国語研究所論集29
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.5、例(14b)(p. 197)
sabwi 文証
言語
上代日本語
種別
語根
品詞
動詞語根

ネットワークで見る

National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
sabwi / verb / be excited
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l030826a
尹熙洙 2025-07 記述
saᵐbï-
文献
日琉祖語の子音連結 論文/国立国語研究所論集29
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.5、例(14b)(p. 197)

語形0件

語形情報はありません。

語形の状態 文証 再建 編集 説内
主張の等級 定説 通説 提案 推測 疑義

語義0件

語義情報はありません。

諸説 4説/主張16件

ウラ=心説

主張2件

接頭的なうらを「心」の意とみる辞書類の通説。『古語大辞典』は同じ語義の用例として5語を挙げる。

同定 通説

接頭的な「うら」は「心」の意とされる。

『古語大辞典』がうらの語義に心・思いを立て、接頭語的用法を明記する。 X投稿が通説として言及し、目録が「うらさびしい」の代表表記に「心」を当てる。 通説の初出は特定していない。

常藍守奏 (@cppig1995) 2026-05-23 伝聞
上代日本語の接頭的な「うら」は、「心」の意とされますが
文献
常藍守奏 (@cppig1995)・2026-05-23 X投稿/X (twitter.com)
立場
伝聞(他の説として伝えます)
箇所
投稿本文(2026-05-23)
佐藤喜代治 1983 前提
心寂
文献
語彙研究文献語別目録 書籍所収論文/講座日本語の語彙 別巻
立場
前提(明言せずに前提します)
箇所
ページ47、かな見出し「うらさびしい」の行の代表表記欄
中田祝夫 1983-12 記述

公開データには引用本文を収録していません。

文献
古語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
ページ228、「うら【裏・心】」語義②
同定 通説

『古語大辞典』は「うら【裏・心】」の心・思いの語義に接頭語的用法を立て、うら悲し・うらぐはし・うら恋し・うら荒ぶ・うら待つを例示する。

辞書の語義区分と用例集合による分析。5語を同じ語義の例として明記する。

中田祝夫 1983-12 記述

公開データには引用本文を収録していません。

文献
古語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
ページ228、「うら【裏・心】」語義②

再帰接頭辞説

主張1件

代替 ウラ=心説に対して

同じ接頭辞を再帰の標識とみる提案。2018年の投稿画像はうれし・うらやまし・うらがなしに触れ、後続の投稿は主にうらがなしとかなしを扱う。

説の射程
説の対象は接頭辞にあり、成員の語すべてに及ぶかどうかを出典が述べない。 族のファイルに置いた説を各語のファイルへ引き継ぐ規則は決まっていない。

同定 提案

接頭的な「うら」は再帰接頭辞である。

2018年・2020年・2026年のX投稿に現れる未査読の提案。 2018年の投稿画像はアイヌ語の再帰接頭辞yay-を類型的な比較対象に置く。音対応や日琉諸語の比較資料は示されない。

常藍守奏 (@cppig1995) 2018-07-09 (2026-08-24) 支持
日琉祖語の再帰代名詞 *ura- の可能性もあると思う。
文献
常藍守奏 (@cppig1995)・2018-07-09 (2026-08-24) X投稿/X (x.com)
立場
支持(別の説を支持します)
箇所
投稿画像、2018-07-09 (2026-08-24)
すきえんてぃあ@書け (@cicada3301_kig) 2020-02-13 支持
「うら悲し」 / *ura kana si / 自身な 愛しさ そのようだ
文献
すきえんてぃあ@書け (@cicada3301_kig)・2020-02-13 X投稿/X (twitter.com)
立場
支持(別の説を支持します)
箇所
投稿本文(2020-02-13)
常藍守奏 (@cppig1995) 2020-09-02 提唱
「うらがなし」(自分が愛らしい)が「悲しい」の意で使われるようになり
文献
常藍守奏 (@cppig1995)・2020-09-02 X投稿/X (twitter.com)
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
投稿本文(2020-09-02)
♪ まくぽり ☆彡 (@mkpoli) 2026-08-24 支持
ura-ganasi / REFL-DEAR
文献
♪ まくぽり ☆彡 (@mkpoli)・2026-08-24 X投稿/X (x.com)
立場
支持(別の説を支持します)
箇所
投稿本文(2026-08-24)
常藍守奏 (@cppig1995) 2026-05-23 提唱
私はこれが再帰接頭辞だと考えています。
文献
常藍守奏 (@cppig1995)・2026-05-23 X投稿/X (twitter.com)
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
投稿本文(2026-05-23)

尹2026のうれし形成説

主張1件

uresikuを名詞*uraとク活用形容詞語根*jəsiの複合に遡らせ、うら単語家族に結び付ける。

説の射程
ポスターが示す*uraの形態論的分類は名詞である。

語形成 提案

尹はuresikuを*ura-jəsikuに遡らせ、名詞*uraとク活用形容詞語根*jəsiの複合と分析する。

2026年のポスター発表による提案である。ポスターは*uraを名詞と記し、 接頭語ura-との同一性をこの箇所で論証しない。

尹熙洙 2026-08-24 提唱
uresiku, tökîⁿziku < *ura-jəsiku, *təki-nàsiku
文献
日琉祖語における語形成と音変化 ポスター発表/日本言語学会夏期講座2026ポスターセッション
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
添付ポスター「尹(2025)の母音脱落仮説」

尹2025の恨む・恨めしい形成説

主張7件

urami-とuramêsi-を*ura「心」で始まる一組の形成に遡らせ、それぞれの母音脱落系列を示す。

説の射程
出典の*uraは名詞「心」である。接頭語ura-との同一性は未確定である。

source_report 提案

尹は感情を表すシク活用形容詞と上二段活用動詞の対応例として、kôposi-〜kôpï-とsaᵐbusi-〜saᵐbï-を挙げる。

尹2025がuramêsi-〜urami-の分析に先立って示す二組である。ONCOJはkwoposiとkwopwiを 関連語として相互参照する。ONCOJのsabwiの語義は尹2025の訳と一致しない。

尹熙洙 2025-07 記述
kôposi-, kôpï- < *k[o]pos-, *k[o]poi-
文献
日琉祖語の子音連結 論文/国立国語研究所論集29
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.5、例(14a)(p. 197)
尹熙洙 2025-07 記述
saᵐbusi-, saᵐbï- < *saNp[u]s-, *saNp[u]i-
文献
日琉祖語の子音連結 論文/国立国語研究所論集29
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.5、例(14b)(p. 197)
再建 提案

尹は恨むのurami-を*ura-mòjai-に遡らせる。

尹2025が上代日本語の動詞と形容詞の対応から示す再建である。

尹熙洙 2025-07 提唱
*ura-mòjai- > *ura-mjai- > *uramiai- > *uramï-
文献
日琉祖語の子音連結 論文/国立国語研究所論集29
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
§3.5、例(15b)(p. 197)
語形成 提案

尹は*ura-mòjai-を「心-燃える」と解釈する。

尹2025は意味的な蓋然性が高いと評価する。出典の*uraは名詞「心」にあたり、 接頭語ura-との同一性は確定していない。

尹熙洙 2025-07 提唱
「心-燃える」の意味になるので、意味的な蓋然性が高い
文献
日琉祖語の子音連結 論文/国立国語研究所論集29
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
§3.5(p. 197)
音韻変化 提案

尹は*ura-mòjai-から*ura-mjai-と*uramiai-を経て*uramï-に至る系列を示す。

尹2025が恨むの語形を説明するために示す変化系列である。

尹熙洙 2025-07 提唱
*ura-mòjai- > *ura-mjai- > *uramiai- > *uramï-
文献
日琉祖語の子音連結 論文/国立国語研究所論集29
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
§3.5、例(15b)(p. 197)
再建 提案

尹は恨めしいのuramêsi-を*ura-mòjas-に遡らせる。

尹2025が上代日本語の動詞と形容詞の対応から示す再建である。

尹熙洙 2025-07 提唱
*ura-mòjas- > *ura-mjas- > *uramias- > uramêsi-
文献
日琉祖語の子音連結 論文/国立国語研究所論集29
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
§3.5、例(15a)(p. 197)
語形成 提案

尹は*ura-mòjas-の第一要素を「心」を表す*uraとみる。

*ura-mòjas-と*ura-mòjai-を平行させる尹2025の分析である。出典の*uraは名詞「心」にあたり、 接頭語ura-との同一性は確定していない。

尹熙洙 2025-07 提唱
文献
日琉祖語の子音連結 論文/国立国語研究所論集29
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
§3.5(p. 197)
音韻変化 提案

尹は*ura-mòjas-から*ura-mjas-と*uramias-を経てuramêsi-に至る系列を示す。

尹2025が恨めしいの語形を説明するために示す変化系列である。同論文の第3音節母音脱落の 傾向に合うと著者が評価する。

尹熙洙 2025-07 提唱
*ura-mòjas- > *ura-mjas- > *uramias- > uramêsi-
文献
日琉祖語の子音連結 論文/国立国語研究所論集29
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
§3.5、例(15a)(p. 197)

その他の主張5件

同定 通説

于(2020)は上代語のうらがなし・うらぐはし・うろごひし・うらごほしを名詞+形容詞に分類し、うらめし・うらやましを動詞から派生した形容詞に分類する。

『時代別国語大辞典上代編』の収録語を語構成別に整理した研究である。 引用箇所は分類と語の一覧を示し、各語の個別の論証は示さない。

于艶麗 2020-03-25 記述
① 名詞+形容詞 例 うらがなし うらぐはし うろごひし うらごほし
文献
『日葡辞書』に見る古代語形容詞語構成の変化 論文/立教大学日本語研究
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
ページ18、3(3)
于艶麗 2020-03-25 記述
② 動詞から派生したもの 例 うらめし(うらむ) うらやまし(うらやむ)
文献
『日葡辞書』に見る古代語形容詞語構成の変化 論文/立教大学日本語研究
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
ページ17、3(1)②
同定 通説

于(2019)はうらがなし・うらぐはし・うらごひし・うらごほしを「名詞/語基+形容詞」に分類し、うらを接頭語とする。うらを名詞として扱う分析も可能とする。

『時代別国語大辞典上代編』の上代シク活用形容詞142語を整理した研究である。 語例と語釈は辞典に拠り、語構成の分類と接頭語・名詞の扱いは于の分析による。

于艶麗 2019-01-30 記述
文献
上代語シク活用形容詞語幹の性質について 論文/立教大学日本文学
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
ページ42、3.2「その他の合成形式の語幹」①「名詞/語基+形容詞」
于艶麗 2019-01-30 記述
「うら」「こころ」「もの」は接頭語である
文献
上代語シク活用形容詞語幹の性質について 論文/立教大学日本文学
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
ページ43、うら・こころ・ものの品詞を述べる段落
source_report 通説

于(2019)は、上代シク活用形容詞にうら・こころ・うた・もの・くはしを用いた複合や派生が多く見られるとする。

第3.2節の語例一覧を受けた、五つの要素に関する著者の集約である。要素別の件数は示さない。

于艶麗 2019-01-30 記述
5語による複合や派生が多く見られる
文献
上代語シク活用形容詞語幹の性質について 論文/立教大学日本文学
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
ページ42、3.2①の語例一覧に続く段落
source_report 通説

于(2019)は、第3.2節①の複合・派生語のうち、構成語それぞれの意味を合わせた場合と少し異なる語をこころくるし・かぐはしの2語に限る。4語のうら形容詞は例外に挙げない。

例外の2語は本文が明記する。 4語のうら形容詞を例外外とする点は、同じ一覧と「2語だけ」という限定から得られる。

于艶麗 2019-01-30 記述
2語だけは、…少し意味の違いが生じている
文献
上代語シク活用形容詞語幹の性質について 論文/立教大学日本文学
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
ページ42末から43冒頭、3.2①の語例一覧に続く段落
同定 通説

平安女流文学の複合形容詞を扱う研究が、接頭要素〈うら―〉を〈こころ―〉〈もの―〉〈なま―〉と並べて論じている。

目録に載る論文の題目から得た情報にとどまる。 題目は4種の接頭要素を一括して扱うことを示すが、〈うら―〉の意味も、その研究が含める語彙の範囲も題目からは分からない。

佐藤喜代治 1983 伝聞
「複合形容詞〈うら―〉〈こころ―〉〈もの―〉〈なま―〉の形成―平安女流文学における」
文献
語彙研究文献語別目録 書籍所収論文/講座日本語の語彙 別巻
立場
伝聞(他の説として伝えます)
箇所
ページ47、かな見出し「うら」(品詞欄「接頭語」)の文献行の文献名欄。著者欄は「松浦照子」、書誌欄は「『山形女子短大紀要』13昭56・3」

単語家族の成員13件

語根拠
うら悲し(うらがなし)うら+かなしに切れ、結合部で連濁する。
うれし(uresi)尹2026は連用形uresikuを*ura-jəsikuに遡らせ、第一要素に*uraを置く。
うらさびしい『語彙研究文献語別目録』ページ47が見出しを立て、代表表記を「心寂」とする。研究文献は松浦照子の1件。
うらむ尹2025はurami-を*ura-mòjai-に遡らせ、「心-燃える」と分析する。『語彙研究文献語別目録』ページ47にも見出しがある。
うらめしい尹2025はuramêsi-を*ura-mòjas-に遡らせる。『語彙研究文献語別目録』ページ47は代表表記を「怨・恨」とする。
うらやましい『語彙研究文献語別目録』ページ47、代表表記「羨」。研究文献2件(柳田国男・大野晋)。
うらぶる・うらぶれる 候補『古語大辞典』は「うら荒(さ)ぶ」を接頭語的用法の例に挙げ、「うらぶる」のうらを心の意とする。うら荒ぶ・うらぶる・うらぶれるの単位間の関係は未整理。
うら恋し 候補『古語大辞典』は接頭語的用法の例に挙げ、うらを心の意とする。于(2019)は「うらごひし」、于(2020)は「うろごひし」と表記して、名詞または語基と形容詞からなる形に分類する。
うらぐはし 候補『古語大辞典』は接頭語的用法の例に挙げ、うらを心の意とする。于(2019、2020)は名詞または語基と形容詞からなる形に分類する。
うら荒ぶ 候補『古語大辞典』が接頭語的用法の例に挙げる。
うら待つ 候補『古語大辞典』が接頭語的用法の例に挙げ、個別項目でもうらを心の意とする。
うらごほし 候補于(2019、2020)が名詞または語基と形容詞からなる形に分類する。
うらやむ 候補目録の見出しは形容詞「うらやましい」で、動詞形の項を立てない。

用例0件

用例はありません。

書誌 7件/ページ47

採録元: 語彙研究文献語別目録

採録範囲は明治以降昭和57年(1982)までの単行本・雑誌・紀要・講座・全集・論文集(凡例⑶)。 見出しは現代仮名遣いで排列され、歴史的仮名遣い・漢字表記・品詞を適宜添える(凡例⑸)。 『講座日本語の語彙』所収論文は執筆者名と巻数のみで示され、丸数字が巻数にあたる(凡例⑾)。

見出し著者文献名書誌注
うら
接頭語
松浦照子「複合形容詞〈うら―〉〈こころ―〉〈もの―〉〈なま―〉の形成―平安女流文学における」『山形女子短大紀要』13昭56・3
うらさびしい
心寂
松浦照子⑨書誌欄が空文献名の欄は丸数字のみで、凡例⑾により『講座日本語の語彙』第9巻所収の論文にあたる。題目と頁は目録に現れない。
うらむ 吉沢義則『源語釈泉』昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店
うらむ 木之下正俊「黄葉片々―動詞〈ウラム〉古活用臆断」『万葉』31昭34・4
うらめしい
怨・恨
大野晋『日本語の年輪』昭41・5新潮文庫
うらやましい
羨
柳田国男『国語の将来』昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2
うらやましい
羨
大野晋『日本語の年輪』昭41・5新潮文庫

ページ47に「うら【浦】」「うら【末】」「うらうら(副詞)」「うらうえ【裏表】」が別の見出しとして並ぶ。接頭語のうらとの関係は目録が述べない。

外部データベース2件

語誌情報ポータル(語誌データベース) 国立国語研究所

語彙素「恨む」の項は語誌DBの見出し索引(2026-08-20取得)にあり、実在する。項目本文の内容は未確認。URLは語誌DBの照会形式に語彙素・読み・品詞を当てはめたもの。うらがなしを立項しないことはuraganasi.yamlに記録がある。

https://goshidb.ninjal.ac.jp/goshidb/word.php?goiso=恨む&reading=ウラム&hinshi=動詞-一般

羨ましい 語源由来辞典

異表記: うらやましい

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