舌のsita
主張2件
日琉祖語の再建はこの項目に無い。島袋2007の付録はこの語を扱わず、 マーティンの見出しは祖形も先行する語形も示さない。 同じ頁の「下」のsitaには疑問符付きの切り方が付く。
アクセント 通説
マーティンは舌のsitaをアクセント類2.3に置く。祖形も先行する語形も挙げない。
諸方言のアクセントと文献のアクセント資料をまとめた記述。 項は見出し語と語義とアクセントの資料のみで、`<`を1つも持たない。 直前の行の「下」のsitaには疑問符付きの切り方を挙げるため、記載の省略ではない扱いにあたる。
Martin, Samuel Elmo 1987 記述
2.3 sita. 'tongue'. LL - 2-2-B B-B-B. Km (S) LL. Edo HL. Narada 0; Hiroshima 2. Ōsaka, Ise 2; Ib sita/hita F = 2.3. Sr sica B = siba B; Yn Taa B.
- 文献
- The Japanese Language through Time 書籍
- 立場
- 記述(そう書いてあります)
- 箇所
- 第5章§5.9(p. 527)
同定 提案
「下」のsitaはマーティンの別の見出しで、si-taという切り方が疑問符付きで挙げられ、 simoが比較対象に置かれる。舌のsitaには切り方も祖形も挙げない。
2つの見出しは同じ頁に上下に並び、綴りは一致する。分かれるのは語義とアクセント類 (2.2a対2.3)で、下のsitaのみが切り方を与えられる。 ONCOJも別の語彙素に立て、下のl050026は語形の欄にsitaとsiを挙げる。 このsiという語形は、マーティンの切り方si-taの前部と綴りの上で重なるが、 ONCOJは切り方を述べず、マーティンはONCOJに触れないため、両者を結ぶ主張は立てていない。
Martin, Samuel Elmo 1987 疑問
2.2a sita (?= si-ta, cf. simo). 'below; (deep) inside, heart, mind'. HL - 2/0-0-A A-A-C. NS (T 91) HL. Km (S,W) HL.
- 文献
- The Japanese Language through Time 書籍
- 立場
- 疑問(別の説に疑いを置きます)
- 箇所
- 第5章§5.9(p. 527)
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
sita ~ si / noun / below
- 文献
- Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
- 立場
- 記述(そう書いてあります)
- 箇所
- lexicon.xml語彙素l050026