語源項目

*kʊsɨkɛː

くしゃみのじゅもん

再建 late-proto-miyako 間投詞

くしゃみの呪文(宮古語kusɿkʲa・kusɿkeː)

資料横断で引く くしゃみのじゅもん

対象の単位 5件

*kʊsɨkɛː 説内
言語
late-proto-miyako
種別
語
品詞
間投詞

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*kʷae 説内
言語
fifteenth-century-okinawan
種別
語
品詞
動詞

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*kae 説内
言語
early-proto-miyako
種別
語
品詞
動詞

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*kɛː 説内
言語
late-proto-miyako
種別
形態素
品詞
語要素

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kusu kwee 文証
言語
ryu-shuri
種別
語
品詞
間投詞

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国立国語研究所 1963; 2001改訂; 2026-09-04取得 記述
~kwee. くそくらえ。くしゃみをした時にいうまじない。
文献
沖縄語辞典データ集 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
okinawa_01.xlsx、データ番号342、見出しkusu

語形0件

語形情報はありません。

語形の状態 文証 再建 編集 説内
主張の等級 定説 通説 提案 推測 疑義

語義1件

くしゃみをした時に唱える呪文。

尹熙洙 2026 伝聞
くしゃみをしたときに言う呪文
文献
日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
立場
伝聞(他の説として伝えます)
箇所
第4章§4.4(p. 61)

諸説 1説/主張8件

尹2026の「くしゃみの呪文」借用説

主張8件

宮古語の呪文を沖縄語からの借用とし、後半を15世紀沖縄語*kʷaeから前期宮古祖語*kae、 後期宮古祖語*kɛːへ導く。全体の後期宮古祖語形は*kʊsɨkɛːと再建され、前半の対応には未解決点が残る。

comparison_set 通説

尹2026は宮古語の呪文kusɿkʲa・kusɿkeːを、「糞食らえ」の意味で用いる沖縄語の歴史形と現代形に比較する。

宮古語形と沖縄語形は尹2026の報告から採る。ネフスキー資料・『混効験集』・『沖縄語辞典』の原文照合は未了である。

尹熙洙 2026 伝聞
平良方言 kusɿkʲa, 多良間 kusɿkeː
文献
日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
立場
伝聞(他の説として伝えます)
箇所
第4章§4.4(p. 61)
尹熙洙 2026 伝聞
「くそくはい」
文献
日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
立場
伝聞(他の説として伝えます)
箇所
第4章§4.4(p. 61)
尹熙洙 2026 伝聞
kusu kʷeː
文献
日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
立場
伝聞(他の説として伝えます)
箇所
第4章§4.4(p. 61)
国立国語研究所 1963; 2001改訂; 2026-09-04取得 記述
~kwee. くそくらえ。くしゃみをした時にいうまじない。
文献
沖縄語辞典データ集 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
okinawa_01.xlsx、データ番号342、見出しkusu
借用 提案

尹2026は呪文の宮古語形を沖縄語からの借用と判定し、kで始まる語形と継承語のf対応を根拠に挙げる。

同じ語彙要素の継承形がfを示すため、呪文のkを借用の証拠とする分析である。完全な借用元形は再建されない。

尹熙洙 2026 提唱
宮古語の「くしゃみの呪文」は明らかに借用語
文献
日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
第4章§4.4(pp. 61–62)
再建 提案

尹2026は平良kusɿkʲaと多良間kusɿkeːの対応から後期宮古祖語*kʊsɨkɛːを再建する。

後半の長母音対応は尹2026の体系に沿う。著者自身が前半の対応を一部未解決とする。

尹熙洙 2026 提唱
後期宮古祖語 *kʊsɨkɛː
文献
日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
第4章§4.4(p. 62)
尹熙洙 2026 記述
前半については対応に多少不明な点
文献
日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
第4章§4.4(p. 62)
再建 提案

尹2026は呪文の後半に15世紀沖縄語*kʷaeを置く。

現代沖縄語の呪文形と宮古語の後半を結ぶ尹2026の再建である。

尹熙洙 2026 提唱
後半は 15 世紀沖縄語の *kʷae
文献
日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
第4章§4.4(p. 62)
借用 提案

尹2026は呪文後半の15世紀沖縄語*kʷaeが前期宮古祖語へ*kaeとして借用されたとする。

尹2026が借用元形と借用先形を明示する。子音の適応条件は留保する。

尹熙洙 2026 提唱
前期宮古祖語 *kae として借用
文献
日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
第4章§4.4(p. 62)
音韻変化 提案

尹2026は前期宮古祖語*kaeから*ae>*ɛːを経て、後期宮古祖語の呪文後半*kɛːが生じたとする。

尹2026が後期宮古祖語の長前舌母音を前期宮古祖語の母音連続から導く規則に沿う。

尹熙洙 2026 提唱
*ae > *ɛː
文献
日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
第4章§4.4(p. 62)
音韻変化 推測

尹2026は平良・多良間の表面対応をCja::Ceと記し、語末短母音化を仮定して後期宮古祖語のCjaː::Ceː対応へ遡らせる。

語末短母音化を介して基底の長母音対応を認定する分析である。多良間形の母音長に関する同節内の表記差は解消されない。

尹熙洙 2026 提唱
語末における短母音化の結果
文献
日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
第4章§4.4(p. 62)
historical_scenario 推測

尹2023は同じ宮古語形に宮古祖語*kusɨkɛɛを置き、沖縄古語*kusokwaiの借用形*kusokaiから音位転換した*kosukaiに遡らせた。

2023年案は語全体の借用と音位転換を含む。2026年論文は後半*kʷae>*kae>*kɛːを明示し、 全体の前半には未解決点を残すため、両分析を別々に保存する。

尹熙洙 2023-11-11 提唱
沖縄古語 *kusokwai を借用した *kusokai の音位転換形 *kosukai
文献
宮古語諸方言における前舌的な母音対応とその通時的由来 文書/日本言語学会第167回大会
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
§3(予稿集p. 63)

収録されている語源説は1件です。

用例0件

用例はありません。

外部データベース0件

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