生くのik-
主張2件
公開された再建はマーティンの*ika-のみで、島袋2007の付録はこの語を扱わない。 疑問符を伴わず、活用の変化について奥村1981を引く。
マーティンは生きるのikiruをiku経由で*ika-に遡らせ、アクセント類をBとする。 ikuの形が鎌倉期までであることと、平家物語には子音語幹としても現れることを 奥村1981に拠って書く。
疑問符を伴わない再建。首里のqicik-を*ik[i]-ik-に遡らせ、語幹の重なりとみる。 奥村1981はこの作業環境で本文を見ていない。 この語は島袋2007の付録に無く、日琉祖語の再建はマーティンの1件のみである。
Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
B ikiru < iku "till Km" — but Heike has it also as consonant stem (Okumura 1981:270, cf. 271) < *ika-. 'live'. (B) - B-B-B B-B-x. NS (95b, 124b) B. Km (W) B. Edo B. Ib B. Nk hiCun B = hiCiCun B, Sr qicik- < *ik[i]-ik-.
- 文献
- The Japanese Language through Time 書籍
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 第6章§6.6(p. 697)
マーティンは同じ項の末尾で、iki「新鮮な」と iki「息」のアクセントを並べて挙げる。
派生の向きも切り方も述べず、アクセント資料を並べるにとどまる。 息のikiはresearch/entries/iki.yamlが扱う。 ONCOJの語彙素l030146aが語義に「breathe」を含むことと形の上で重なるが、 両者を結ぶ主張はこの項目では立てていない。
Martin, Samuel Elmo 1987 記述
¶ iki 'fresh' x - B-B-A x-x-x; 'breath' LH - 1-B-B B-B-C. NS LH. Km (W) LH. Nk qici C, Sr qiici B 'breath'.
- 文献
- The Japanese Language through Time 書籍
- 立場
- 記述(そう書いてあります)
- 箇所
- 第6章§6.6(p. 697)