尹2026の母形成・借用説
主張9件
琉球祖語*amu「母」の15世紀沖縄語反映*ˀamに指小接尾辞*-jaを加え、順行同化後の*ˀamnʲaを置く。 宮古語annaをこの形の借用として扱い、首里方言の一般語ˀammaːと士族語ˀajaːを異なる子音連続の修復から説明する。
尹2026は女性神職名に現れる*amu「阿母」を上代日本語omo・amoと比較し、語源的な意味を「母」とする。
女性神職名の形と上代日本語の比較から語義を推定する尹2026の分析である。
尹熙洙 2026 提唱
上代日本語 omo, amo との比較
- 文献
- 日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 第4章§4.4注14(p. 67)
尹2026は琉球祖語*amuの15世紀沖縄語反映を*ˀamとする。
尹2026が接尾辞付加の基体として明示する反映形である。個別の音変化は同注で展開されない。
尹熙洙 2026 提唱
15 世紀沖縄語反映 *ˀam
- 文献
- 日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 第4章§4.4注14(p. 67)
尹2026は15世紀沖縄語*ˀam「母」に指小接尾辞*-jaを加えた*ˀam-jaを置く。
尹2026が接尾辞の機能と結合形を明示する語構成分析である。
尹熙洙 2026 提唱
指小接尾辞 *-ja がついた *ˀam-ja
- 文献
- 日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 第4章§4.4注14(p. 67)
尹2026は*ˀam-jaから順行同化によって15世紀沖縄語*ˀamnʲaが生じたとする。
尹2026が母音間の*m.j連続を解消する変化として提案する。
尹熙洙 2026 提唱
*ˀam-ja から順行同化
- 文献
- 日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 第4章§4.4注14(p. 67)
尹2026は15世紀沖縄語*ˀamnʲaを前期宮古祖語が借用して*am{i,u}naになったとする。
首里方言ˀammaːとの比較と宮古語の*mɨn型を根拠に置く借用分析である。
尹熙洙 2026 提唱
15 世紀沖縄語 *ˀamnʲa の借用
- 文献
- 日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 第4章§4.4(p. 67)
尹2026は前期宮古祖語*am{i,u}naから後期宮古祖語*amɨnaを経て、中核・多良間annaが生じたとする。
尹2026の前期・後期宮古祖語の母音体系に従う系列である。現代方言のnnへの変化は留保する。
尹熙洙 2026 提唱
*am{i, u}na > 後期宮古祖語 *amɨna
- 文献
- 日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 第4章§4.4(p. 67)
尹2026は15世紀沖縄語*ˀamnʲaから首里方言ˀammaːへ至る*mnʲ>mmを規則的音変化とする。
尹2026が「峰」の並行例を挙げて規則性を支持する。最終音節の長さには形態的な追加説明を置く。
尹熙洙 2026 提唱
沖縄語における *mnʲ > mm の反映
- 文献
- 日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 第4章§4.4注14(p. 67)
尹2026は首里士族語ˀajaːを、*m.j連続を解消する際に順行同化を避けて*mを脱落させた形とする。
社会語彙差を同じ形態素境界に対する異なる修復として説明する尹2026の分析である。
尹熙洙 2026 提唱
代わりに *m を脱落させた
- 文献
- 日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 第4章§4.4注14(p. 67)
尹2026は最初の指小接尾辞*-jaが音変化で不透明になったため、さらに*-jaが付加されて現代形の長い最終音節が生じたとする。
予測される短い形と現代の長母音形の差を、接尾辞の再付加で説明する分析である。
尹熙洙 2026 提唱
さらに *-ja をつけている形
- 文献
- 日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 第4章§4.4注14(p. 67)