語源項目

aguri

あぐり・阿久里

文証 日本語 名詞

あぐり(現代日本語aguri)

資料横断で引く あぐりあぐる

対象の単位 2件

あぐり 阿久里 文証
言語
日本語
種別
語
品詞
名詞

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精選版日本国語大辞典 2006 記述

公開データには引用本文を収録していません。

文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
見出し「あぐり」〘名〙の用例
あぐる 文証
言語
日本語
種別
語
品詞
動詞

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語形0件

語形情報はありません。

語形の状態 文証 再建 編集 説内
主張の等級 定説 通説 提案 推測 疑義

語義1件

女の子ばかり生まれて男の子が生まれないとき、これが最後の女児であるようにと願って付ける名。

精選版日本国語大辞典 2006 記述

公開データには引用本文を収録していません。

文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
見出し「あぐり」〘名〙の語義

諸説 3説/主張4件

飽く由来説

主張1件

女子を多く産んで女子に飽くという意から付けられた名とみる。

派生 通説

菅江真澄は信濃・越後・出羽・陸奥の女名あぐりを、 女子を多く産んで女子に飽くという意によるものとする。

根拠は命名の習俗の記述にあり、語形をあくの活用形に結び付ける形態上の説明は伴わない。 菅江真澄自身が割注で秋田津軽の「あくる」(溢れる)に触れており、 飽くと溢るの二つの解釈が同じ記述の中に並ぶ。 精選版日本国語大辞典の語誌もこの一節を引き、菅江真澄の説を「溢れる」の意の 東北方言あぐるの名詞形とする側に置く。

阪倉篤義 2011 伝聞
そは、女子あまた産て女子に飽(秋田津軽詞に溢る事をあくるといへり)てふ意をもてしかいへり。
文献
増補 日本語の語源 書籍/平凡社ライブラリー729
立場
伝聞(他の説として伝えます)
箇所
補注*2、ダンプ頁356
精選版日本国語大辞典 2006 伝聞

公開データには引用本文を収録していません。

文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
伝聞(他の説として伝えます)
箇所
見出し「あぐり」〘名〙の語誌

あぐる・あふる由来説

主張2件

代替 飽く由来説に対して

あまる・あふれるの意の動詞から作られた名詞とみて、「余り子」の意に解する。 出発形を津軽方言の動詞あぐるに取るか、名詞あまりに取るかで分かれる。

派生 提案

阪倉はあぐりを、「あまる」「あふれる」の意で津軽方言に残る動詞あぐるの名詞形とみて、 「余り子」の意と解する。

阪倉は「であろうか」と留保を置く。動詞あぐるの連用形が名詞になる型は日本語に広く、 この語形の側に無理は無い。あぐるが津軽方言にあることは菅江真澄の割注と一致する。 文献に現れる最も古い例(1278年の岩松新田文書)は東国の文書で、 津軽方言の分布との関係はこの箇所で扱われない。

阪倉篤義 2011 提唱
「あまる」「あふれる」の意の動詞として津軽方言に残っている「あぐる」の名詞形で、やはり「余り子」の意味であろうか。
文献
増補 日本語の語源 書籍/平凡社ライブラリー729
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
補注*2、ダンプ頁357
派生 通説

喜田貞吉はあぐりを「あまり」の意の転じた語とする。

意味の上では阪倉の「余り子」と一致し、出発形をあまりに取る点で分かれる。 精選版日国は書名だけを添え、転の過程を記さない。 阪倉はこの説に触れない。

精選版日本国語大辞典 2006 伝聞

公開データには引用本文を収録していません。

文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
伝聞(他の説として伝えます)
箇所
見出し「あぐり」〘名〙の語誌

二つの由来を決めない立場

主張1件

修正 あぐる・あふる由来説に対して

あふるの転を一応の解としながら、飽くとの関係も残す。

提唱者 通説

鳴海助一はあぐりを一応「あふる」の転としながら、 「あく・あぐ」(飽)との関係も捨てきれないとする。

鳴海は二つの由来のどちらとも決めない。溢ると飽くは意味の上で近く、 「もう、たくさん」という含みが両方に通じるため、意味だけでは分かれない。 『津軽のことば』の本文はこの項目で照合していない。

阪倉篤義 2011 伝聞
鳴海助一『津軽のことば』一には、この語を、いちおうは「あふる」の転としながら、なお、「あく・あぐ」(飽)との関係も捨てきれない、としている。
文献
増補 日本語の語源 書籍/平凡社ライブラリー729
立場
伝聞(他の説として伝えます)
箇所
補注*2、ダンプ頁357

用例0件

用例はありません。

書誌 1件/ページ6、かな見出し「あぐり」

採録元: 語彙研究文献語別目録

取り込み済みの行は著者と題目のみを持ち、掲載誌・刊年の欄は空である。

見出し著者文献名書誌注
あぐり 阪倉篤義『日本語の語源』書誌欄が空

外部データベース0件

対応する外部項目はありません。