飽く由来説
主張1件
女子を多く産んで女子に飽くという意から付けられた名とみる。
菅江真澄は信濃・越後・出羽・陸奥の女名あぐりを、 女子を多く産んで女子に飽くという意によるものとする。
根拠は命名の習俗の記述にあり、語形をあくの活用形に結び付ける形態上の説明は伴わない。 菅江真澄自身が割注で秋田津軽の「あくる」(溢れる)に触れており、 飽くと溢るの二つの解釈が同じ記述の中に並ぶ。 精選版日本国語大辞典の語誌もこの一節を引き、菅江真澄の説を「溢れる」の意の 東北方言あぐるの名詞形とする側に置く。
阪倉篤義 2011 伝聞
そは、女子あまた産て女子に飽(秋田津軽詞に溢る事をあくるといへり)てふ意をもてしかいへり。
- 文献
- 増補 日本語の語源 書籍/平凡社ライブラリー729
- 立場
- 伝聞(他の説として伝えます)
- 箇所
- 補注*2、ダンプ頁356
精選版日本国語大辞典 2006 伝聞
公開データには引用本文を収録していません。
- 文献
- 精選版日本国語大辞典 辞典
- 立場
- 伝聞(他の説として伝えます)
- 箇所
- 見出し「あぐり」〘名〙の語誌