語源項目

kak-

かく・掻

文証 上代日本語 動詞 Frellesvig-Whitman転写

掻く(上代日本語kak-)

資料横断で引く かく

単語家族と見出しの単位 2件

*kaka-「掻」かく source
かく 掻 文証
言語
上代日本語
種別
語
品詞
動詞

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National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
kak / verb / scratch
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l030440a
*kaka- 説内
言語
日琉祖語
種別
語根
品詞
語根

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語形0件

語形情報はありません。

語形の状態 文証 再建 編集 説内
主張の等級 定説 通説 提案 推測 疑義

語義1件

掻く。

National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
scratch
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l030440aの語義1

諸説 1説/主張2件

掻くのkak-

主張2件

公開された再建はマーティンの*kaka-のみで、島袋2007の付録はこの語を扱わない。 同じ頁の3つのkakuの見出しがいずれも同じ*kaka-に遡り、2つはアクセント類も一致する。

再建 提案

マーティンは掻くのkakuを*kaka-に遡らせ、アクセント類をBとする。語義は「write, draw; scratch; stroke」とする。

疑問符を伴わない再建。日本書紀のアクセント資料としてkakyiを挙げる。 語義欄は書く動作と掻く動作を1つの見出しに収める。 この語は島袋2007の付録に無く、日琉祖語の再建はマーティンの1件のみである。

Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
B kaku < *kaka-. 'write, draw; scratch; stroke'. B - B-B-B B-B-B. NS (T+ 41) kakyi LH. Km (W) B. Mr (Bm) B. Edo B. Ib B. Nk haCun B.
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
第6章§6.6(p. 702)
同定 通説

マーティンは同じ頁に語形kakuの見出しを3つ立て、いずれも*kaka-に遡らせる。 「欠く」(A)・「書く、掻く」(B)・「掛く」(B)である。 後の2つはアクセント類も一致し、語義だけで分かれる。

3つは連続して並ぶ。祖形の綴りは3つとも同じで、「欠く」だけがアクセント類Aで分かれる。 「書く、掻く」と「掛く」はどちらもBで、祖形でもアクセント類でも分けられない。 葉のpa・腹のhara・皮のkawa・噛むのkamuと同じ形の重なりで、 1つの語形に3つの見出しが並ぶ点は皮のkawaと同じにあたる。 マーティンは「欠く」について平安期より前に文証が無い旨を書く。

Martin, Samuel Elmo 1987 記述
A kaku < *kaka-. 'lack it'. A - A-A[U]/B[H]-A x-A-x. Nk haCun A ('lack, break, partly ruin'), hazun A. Not attested before Hn; cf. kakeru. / B kaku < *kaka-. 'hang it (= kakeru); shoulder/carry; put it together'. (B) - B-B-x x-B-x.
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
第6章§6.6(p. 702)

収録されている語源説は1件です。

用例0件

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外部データベース1件

書く 語源由来辞典

異表記: 描く・画く・かく

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