尹2026の年助数詞借用説
主張7件
琉球祖語*-toが沖縄語で*-tuへ上昇した後、前期宮古祖語へ借用されたとする。 借用形は後期宮古祖語*-tɨを経て宮古諸方言-tiへ至る。
尹2026は北琉球諸語の対応から、年を表す助数詞に琉球祖語*-toを再建する。
北琉球諸語の対応が*-toを支持する。宮古語-tiは継承形として規則的に導けず、借用分析を要する。
尹熙洙 2026 提唱
北琉球諸語間の対応からは,*to が再建されうる
- 文献
- 日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 第3章§3.3(p. 39)
尹2026は沖縄語の中段母音上昇によって琉球祖語*-toから*-tuが生じたとする。
首里方言-tuと沖縄語の母音上昇を組み合わせ、宮古語への借用形を*-tuと推定する。
尹熙洙 2026 提唱
沖縄語側で母音上昇が生じた後
- 文献
- 日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 第3章§3.3(p. 39)
尹2026は沖縄語*-tu「年」が前期宮古祖語へ*-tuとして借用されたとする。
継承された琉球祖語*tuは借用時までに前期宮古祖語*tsuへ変化していたとする再建体系に基づく。
尹熙洙 2026 提唱
この段階の沖縄語形 *-tu がそのまま前期宮古祖語に借用される
- 文献
- 日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 第3章§3.3(p. 39)
尹2026は借用形*-tuによって前期宮古祖語で*tと*uの同一音節内の連鎖が許容されたとする。
借用による音素配列制約の緩和として提示される。独立した前期宮古語資料で[tu]の分布は検証できない。
尹熙洙 2026 提唱
*t と *u の連鎖を同一音節で許容する
- 文献
- 日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 第3章§3.3(p. 39)
尹2026は前期宮古祖語*-tuが*i・*uの合流を経て後期宮古祖語*-tɨになったとする。
尹2026の前期・後期宮古祖語の狭母音体系を年の借用形へ適用した分析である。
尹熙洙 2026 提唱
後期宮古祖語では *tɨ に変化する
- 文献
- 日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 第3章§3.3(p. 40)
尹2026は後期宮古祖語*-tɨから宮古諸方言-tiが生じたとする。
三つの宮古方言が同じ-tiを示し、後期宮古祖語*-tɨからの規則的な反映として扱われる。
尹熙洙 2026 提唱
*tɨ は現代宮古語諸方言で ti に変化する
- 文献
- 日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 第3章§3.3(p. 40)
セリック・ケナン 2022; v3-u8 2026-08-21取得 記述
てぃ / ti / ~年 / 年数を数える
- 文献
- みんなふつ語彙集 データセット/日琉言宝
- 立場
- 記述(そう書いてあります)
- 箇所
- lexemes.csv語形ID54452、meanings.csv対応行
尹2026は年の系列を、沖縄語と宮古語で順に母音上昇が生じる二重上昇の例に数える。
二つの言語段階で母音上昇を置く尹2026固有の借用分析に基づく分類である。
尹熙洙 2026 提唱
二重上昇を示す例となる
- 文献
- 日琉諸語の一員としての宮古語音韻史 学位論文
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 第3章§3.3(p. 40)