語源項目

pur-

ふる・降

文証 上代日本語 動詞 Frellesvig-Whitman転写

降る(上代日本語pur-)

資料横断で引く ふる

単語家族と見出しの単位 2件

*pu-ra-「降」ふる source
ふる 降 文証
言語
上代日本語
種別
語
品詞
動詞

ネットワークで見る

National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
pur / verb / rain; fall down, settle
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031559a
*pu-ra- 説内
言語
日琉祖語
種別
語根
品詞
語根

ネットワークで見る

語形0件

語形情報はありません。

語形の状態 文証 再建 編集 説内
主張の等級 定説 通説 提案 推測 疑義

語義2件

雨が降る。

National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
rain
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031559aの語義1

落ちる。沈む。

National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
fall down, settle
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031559aの語義2

共語彙化1件

雨が降る= 落ちる 定説

上代日本語pur-は「雨が降る」と「落ちる・沈む」を同じ語形で表す。

ONCOJはpur-を1語彙素としてrainとfall down, settleを並べる。 マーティンもhuruの同じ見出しにrainとfall downを記す。

National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
pur / verb / rain; fall down, settle
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031559a
Martin, Samuel Elmo 1987 記述
huru < furu < *pu-ra-. 'rain; fall down'.
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
第6章§6.6(p. 694)

共語彙化の一覧で見る・ ネットワークで見る

諸説 1説/主張3件

降るのpur-

主張2件

公開された再建はマーティンの*pu-ra-のみで、島袋2007の付録はこの語を扱わない。 同じ頁の振る・触るとは祖形の綴りで分かれ、ONCOJの語彙素の分かれ方とも一致する。

再建 提案

マーティンは降るのhuruをfuru経由で*pu-ra-に遡らせ、アクセント類をBとする。

疑問符を伴わない再建。祖形の中に切れ目を置き、*pu-とra-に分ける。 同じ頁の「振る」は*puru-、「触る」は*pura-で、いずれも切れ目を持たない。 切れ目を持つのは降るの1つのみである。 この語は島袋2007の付録に無く、日琉祖語の再建はマーティンの1件のみである。

Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
B huru < furu < *pu-ra-. 'rain; fall down'. B - B-B-B B-B-B. Km (S,W) B. Edo B. Ib B. Nk pun (pur-) B; Sr hur- B. Cf. huku; husu, huseru; hurasu; neburu.
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
第6章§6.6(p. 694)
同定 通説

マーティンとONCOJはともに語形huru/purを3つに分け、語義の分かれ方も一致する。 降る(B、*pu-ra-)・振る(A、*puru-)・触る(?B、*pura-)である。

3つは同じ頁に並ぶ。祖形の綴りは3つとも異なり、切れ目の有無と語末の母音で分かれる。 葉のpaや腹のharaや皮のkawaのように同じ祖形が並ぶ形とは異なり、 霧のkiriと同じく祖形の側でも分かれる並びにあたる。 ONCOJも3つの語彙素に分け、語義は「rain; fall down, settle」「shake」「touch i」で、 マーティンの3つと対応する。資料の間で語彙の単位の切り方が一致する例にあたる。

Martin, Samuel Elmo 1987 記述
A huru < furu < *puru- (cf. huruu). 'wave, shake; wield'. A - A-A-A x-A-x. / ?B huru < furu < *pura-. 'touch' (= hureru). (B) - x-x-x x-x-x.
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
第6章§6.6(p. 694)
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
pur / verb / shake
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031560a

収録されている語源説は1件です。

用例0件

用例はありません。

外部データベース0件

対応する外部項目はありません。