尹の「島-禁じる」説
主張6件
1471年のimakiziriを「島-禁じる」と分析し、ima>naを規則変化で導く。 ziri>dʑiŋの変化は未解決として残る。
尹は今帰仁の初出を『海東諸国紀』1471年の「伊麻奇時利城」とし、imakiziriに相当する 歴史的な形を読み取る。
発表資料で原典表記と刊年を確認した。『海東諸国紀』原本はこの項目で直接照合していない。
尹熙洙 2026-03-15 伝聞
- 文献
- 個別語彙の航跡に映る琉球諸語史の像 文書/令和7年度第2回「危機言語の保存と日琉諸語のプロソディー」合同研究発表会
- 立場
- 伝聞(他の説として伝えます)
- 箇所
- p.15(スライド番号)
「時」が前鼻音化した*ⁿdʑを表す点から、尹は「伊麻奇時利」を日本語漢字音による音写とし、 『海東諸国紀』の琉球地名が日琉語話者の資料に基づくと分析する。
中期朝鮮語漢字音と日本語呉音の差、および同書の別の琉球地名を用いた資料言語の推定である。
尹熙洙 2026-03-15 提唱
- 文献
- 個別語彙の航跡に映る琉球諸語史の像 文書/令和7年度第2回「危機言語の保存と日琉諸語のプロソディー」合同研究発表会
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- p.15(スライド番号)
尹はimakiziriの前部要素imaを琉球祖語*sima「島」の反映とし、地名内の対応*sima>*ima-・*-maを 自身の2025年研究に結びつける。
*simaの再建と地名対応は発表で明示される。imakiziriのimaをこの語と同定する部分には疑問符が付く。
尹熙洙 2026-03-15 提唱
- 文献
- 個別語彙の航跡に映る琉球諸語史の像 文書/令和7年度第2回「危機言語の保存と日琉諸語のプロソディー」合同研究発表会
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- p.15(スライド番号)
尹は歴史形imakiziriの前部要素を「島」、後部要素を「禁じる」とし、本部半島を 「島、すなわち沖縄本島の南北移動を妨げるもの」と呼んだ地名の可能性を挙げる。
発表は疑問符付きで提示する地名解釈である。後部要素の歴史的変化と借用年代は確定しない。
尹熙洙 2026-03-15 提唱
- 文献
- 個別語彙の航跡に映る琉球諸語史の像 文書/令和7年度第2回「危機言語の保存と日琉諸語のプロソディー」合同研究発表会
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- p.15(スライド番号)
歴史形のimaが現代形natɕidʑiŋのnaへ至る部分について、尹は硬口蓋化、母音脱落、 語頭子音連結の簡略化からなる規則変化を立てる。
『おもろさうし』の独立形と複合形の差を、語長条件を伴う子音連結簡略化に結びつける。
尹熙洙 2026-03-15 提唱
- 文献
- 個別語彙の航跡に映る琉球諸語史の像 文書/令和7年度第2回「危機言語の保存と日琉諸語のプロソディー」合同研究発表会
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- pp.17、20(スライド番号)
imakiziriからnatɕidʑiŋへの変化のうち、ki>tɕiは規則的であり、ziri>dʑiŋは未解決であると 尹は明記する。後者を一時期の沖縄語北部方言の特徴とする可能性を挙げる。
発表は「不明」とした上で地域的変化の可能性を検討し、対応例や音環境を提示しない。
尹熙洙 2026-03-15 提唱
- 文献
- 個別語彙の航跡に映る琉球諸語史の像 文書/令和7年度第2回「危機言語の保存と日琉諸語のプロソディー」合同研究発表会
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- pp.16、20–21(スライド番号)