現象記述

反復・継続の接尾辞「ふ」(-ap-)

The Old Japanese iterative suffix -ap-

反復・継続の助動詞「ふ」継続の接尾語「ふ」-(a)p--apɛ- iterative -ap-durative -ap-continuative -(a)p-

上代語には、動詞に付いて動作の反復や継続を表す接尾辞-ap-(「ふ」)があります。「語る」から「語らふ」、「住む」から「住まふ」が作られ、「移ろふ」「誇ろふ」のように語幹の母音に同化した-op-の形も見られます。下二段の「流らふ」「押さふ」「迎ふ」にも同じ接尾辞を認める分析があり、これらは現代語の「長らえる」「押さえる」「迎える」に続きます。この項目では、辞書・文法書・コーパスの記述と万葉集などの用例を突き合わせ、四段形と下二段形、母音交替の甲乙、現代語との対応を記録します。

時期

世紀は出典に基づく概算です。用例・対応形の範囲は、その間ずっと変化が進行していたことを意味しません。

上代の文証

上代語・約8世紀用例・対応形の範囲

古事記(712年)の歌謡と万葉集の年次の分かる最後の歌(759年)の間に、四段の-ap-・-op-と下二段型の-ape-の用例が集中します。宣命の例(Vovinが引くSM 51の上がらへ)はこの範囲の外にも及びますが、年代の上限はここでは万葉集の最終年次に置きます。

National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049と、それを派生関係に持つ語彙素
Vovin, Alexander 2020 記述
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.2.3.4, pp. 738–745

語彙化した形の存続

中古以降・約9世紀〜現在用例・対応形の範囲

中古以降、接尾辞は生産性を失い、「語らふ」「住まふ」「戦ふ」「願ふ」「長らふ」「押さふ」「迎ふ」などが一語の動詞として残ります。精選版日本国語大辞典は「中古以降では、「ふ」の受ける動詞がきまってくる」と記します。下限は現代語まで続くため置きません。

精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「ふ」(助動詞・接尾語)語誌(5)

対象範囲

  • 上代語の文献(古事記・日本書紀・万葉集・宣命)に文証される-ap-・-op-・-ape-の形を中心に扱います。中古以降の辞書見出しは、上代の文証と区別して「後代の辞書形」に置きます。
  • 語幹に直接付く接尾辞と、連用形に付く相互の「合ふ」(「語り合ふ」型)とは別に扱います。両者の歴史的な関係はこの項目では判定しません。
  • 現代語の「〜う」「〜える」の対(「食う/咥える」など)は、出典が派生を述べる場合と、形の類似から提案された場合とを分けて記録します。個々の語の語源は各語誌項目に属します。
  • 語根と*-pa-の間に-ra-・-ma-・-na-などを立てるMartin 1987の形式分析は、記述として記録し、反復・継続の接尾辞と同じものとは扱いません。

ローマ字はONCOJの転写(甲類のオをwo・乙類をo、甲類のイをi・乙類をwi、甲類のエをye・乙類をeで書く方式)に従い、Vovinの表記を引く箇所ではǝ・ɛ・ŋをそのまま保ちます。語幹の分節(katar-ap-)は編集上の表示で、出典の分析はそれぞれの主張に記します。*は再建形です。用例の箇所はONCOJの歌番号(MYS.16.3791など)と、音仮名の場合はその文字列で示します。

出典の記述

Vovinは反復の接尾辞に-ap-と-ǝp-の異形態を認め、反復または継続の動作を表すとします。-ǝp-は語幹に/ǝ/または/u/をもつ動詞の後に現れ、-ap-はときに母音語幹のように振る舞って、連体形-ap-uru(万葉集1.59)や連用形-apɛ-(8.1420、宣命51)を作ります。万葉集16.3791では子音語幹の刺すと母音語幹の重ぬの両方に-apɛ-が続きます。

時代別国語大辞典上代編は「ふ」を継続または反復の動詞語尾とし、下二段動詞の語尾をア段に転じた形に付いてフも下二段に活用する例を稀な例として流らふに認めます。自動詞ムクにフのついたムカフは他動詞に転じたと述べ、助動詞よりも接尾語とみるのが穏当とします。

精選版日本国語大辞典は「ふ」を四段動詞の未然形に付く助動詞とし、反復・継続・変化の進行を分けます。語源は「あふ」に求め、「流らふ」「伝ふ」「よそふ」を下二段動詞に付いた例、「捕らふ」「押さふ」を「敢ふ」に語源を求めうる例として挙げます。Frellesvigは-(a)p-を上代語でかなり生産的だった派生接辞に数え、連用形に付く相互の-ap-を別に立てます。

ONCOJは接尾辞-ap-を「durative」とし、44の語彙素の派生欄に挙げます。ただし下二段の捕らふ・押さふ・伝ふ・迎ふ・加ふ・流らふには-e-だけを挙げ、盗まふ・余さふ・返さふ・翔らふ・恙まふには語彙素を立てません。コーパスの切り方が一様でないため、用例の検索は語彙素と語形の両方から行う必要があります。

Vovin, Alexander 2020 記述
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.2.3.4, pp. 738–745
上代語辞典編修委員会 1967 記述
文献
時代別国語大辞典:上代編 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「ふ」(接尾語)p. 629
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「ふ」(助動詞・接尾語)
Frellesvig, Bjarke 2010 記述
文献
A History of the Japanese Language 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 52
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049

上代の文証と活用

四段の形は語らふ(万葉集5.794「可多良比斯」)、住まふ(5.880「周麻比都都」)、戦ふ(古事記歌謡14「多多加閇婆」)、願ふ(20.4470「祢我比都」)、呼ばふ(古事記歌謡2「佐用婆比」)など、音仮名で確かめられるものが多くあります。辞書はこれらの多くを基底動詞に「ふ」の付いた形と述べ、コーパスの派生欄もほぼ同じ切れ目を与えます。

下二段型の形は流らへ(8.1420「流倍散」、19.4160「奈我良倍」)、刺さへ重なへ(16.3791「刺部重部」)、まつろへ(20.4465「麻都呂倍奴」)、触らばへ(古事記歌謡100「布良婆閇」)に音仮名があります。捉へ(日本書紀歌謡31「等邏倍」)と迎へ(18.4044「牟可倍」)にも音仮名があります。押さへ(3.478、6.1002、13.3295)、伝へ(2.135)、加へ(5.897)、衰ろへ(12.2952)は訓字または交用です。

同じ基底から四段と下二段の両形が立つ対があります。向く:向かふ(自動詞)と迎ふ(他動詞)、伝つ:伝ふ(四段、伝う)と伝ふ(下二段、伝える)、使ふ(四段)と仕ふ(下二段)。ONCOJはこれらを自他の対として結び、時代別は向かふの他動詞化を接尾辞の働きとして述べます。

National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l030489a・l030949a・l031018a・l031356a・l031879a・l031265a・l032039a・l032040a・l031651a・l031554aの用例
Vovin, Alexander 2020 記述
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
pp. 741–743
上代語辞典編修委員会 1967 記述
文献
時代別国語大辞典:上代編 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「ふ」(接尾語)p. 629

母音交替と甲乙

-op-形のろは、音仮名で書かれる限り乙類の呂です。誇ろへ、啜ろひ、まつろふ、もとほろふ、嘖ろはえ、そして移ろふの12例が呂で、移ろふの2例(万葉集17.3916、17.3982)だけが甲類の路です。衰ろへと隠ろふはろの部分が訓字で、類は文証されません。Vovinは/ǝ/語幹の後の-ǝp-を順行同化とし、/u/語幹の後の-ǝp-を説明しにくいものとして、甲類の2例を*utur-ap-の唇音同化、乙類の12例を類推とみます。甲類の2例のうち17.3916は平城京の旧宅で詠んだ歌、17.3982は越中の述戀緒歌の反歌で、同じ日付の長歌17.3978は宇都呂布と書きます。同じ作者の同じ歌群に両表記が並ぶので、詠まれた場所の違いでは説明できず、Vovinの類推か伝写の段階の揺れが残ります。

下二段型の連用形へは、奈我良倍・牟可倍・麻都呂倍・布良婆閇のように音仮名で書かれる限り乙類で、下二段語尾のe₂が*aiの単母音化に由来するという分析と整合します。ただしVovinは、-ap-の後の命令形が13.3329と宣命57で部(pɛ)で書かれることから、777年には/pe/と/pɛ/の区別が崩れていた可能性を挙げます。母音終わりの名詞にap-が付いた数ふkazwope-(*kazu-ap-)は甲類のwoに融合し、Frellesvig・Whitmanは*ua > woの例として挙げますが、そのap-を「join」と釈すので、反復の接尾辞か「合ふ」かは決まりません。子音語幹の後には母音連続が生じないため、-op-の乙類はこの融合とは別の、上代語内の同化として扱います。

National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l030277aの用例の転写
Vovin, Alexander 2020 提唱
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
pp. 738–739
Frellesvig, Bjarke 2004 提唱
文献
The Vowels of Proto-Japanese 論文/Japanese Language and Literature
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 283, (5)

語形成の分析

陳は下二段型を-(a)p-e-と切り、-e-を「得」に由来するGETの形態素として他の下二段動詞の-e-と同じ要素とします。反復の-(a)p-には-o-p-の分布、もとほろふでの共起、東国語での否定との語順という特異性があり、その説明は課題として残されています。

Martinは動詞語幹をすべて母音終わりに再建するため、語らふは*kata-ra-pa-、住まふは*suma-pa-となり、-ap-という単位は立ちません。下二段の与ふ型は*-pa-Ci-です。語根と*-pa-の間に-ra-・-ma-・-na-・-ka-・-sa-が立つ形も同じ*-pa-に含めるので、嫌ふ・払ふ・行なふ・味はふまでが一つの一覧に入ります。*-pa-には意味を与えず、個々の語の訳に「keep …」が現れるにとどまります。

母音語幹の動詞に-ap-が付くとき、語幹末の母音は失われます。流るから流らふ、重ぬから重なへ、ねぐから願ふ、伝つから伝ふ。Vovinは*naŋgare-ap-、*neŋgï-ap-と書きます。陳は脚注で、語根をnagar-・nur-とみて-e-かGroup II接尾辞のどちらかが直接付くと考える別の道を示します。

Qiūshí Chén 2023 提唱
文献
Deriving Mizenkei in Old Japanese Verbal Morphology 論文/Japanese/Korean Linguistics 30
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
pp. 295–298
Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
pp. 671–672, 790–795
Vovin, Alexander 2020 記述
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 738

語彙化と現代語

四段の形は語らう・住まう・戦う・願う・向かう・移ろう・繕う・襲う・まつろう・習うとして現代語に残り、呼ばふの連用形は夜這い、さもらふは候ふを経て候になりました。装う・繕う・まつろうは上代のよそはふ・つくらふ・まつらふからaがoに変わった形です。

下二段型は長らえる・衰える・押さえる・捉える・伝える・迎える・仕えるに続きます。辞書が「ふ」による派生を明記するのは長らえる・衰える・押さえる・伝える・よそえるで、捉える・押さえるには「敢ふ」との複合説が並びます。掴まえるは阪倉の切れ目とMartinの形式分析、閊える・控える・与えるはMartinの形式分析だけが支えます。踏まえるには派生を述べる出典がなく、咥えるは上代のくはふが加ふの語義です。

精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記
Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 790

未解決の点

衰ろへのろの類は文証されず、移ろふの甲類2例は同一作者の同一歌群の中で乙類と並ぶため、Vovinの類推説のほかに表記の揺れとして扱う余地があります。触らばへの-ab-の切れ目、まきらはし(甲類)と紛れる(Martinの再建では乙類)の関係も未解決です。

吉田1972・1973と後藤1974は書誌のみで本文を確かめていません。X上の投稿はURLと日付が未確認のため、公開の引用から除いています。

National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l030277a・l030362a・l031554a・l007106
Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
pp. 719, 834

分析と検証項目 4件

各分析の提案者は本文と出典に示します。評価はEUJによるもので、検証項目を併記します。

子音で始まる-ap-と語幹母音の脱落

提案

接尾辞は子音語幹に直接付く-ap-で、母音語幹の動詞では語幹末の母音が落ちる(nagare- → nagar-ap-、tute- → tut-ap-)。子音語幹の後には母音連続が生じないので、-op-は上代語内の同化として扱う。母音の後にap-が付いた数ふ(*kazu-ap- > kazwope-)では甲類のwoに融合するが、そのap-が反復の接尾辞か「合ふ」かはFrellesvig・Whitmanが示さない。下二段型は-ap-に下二段語尾-e-(*ai)が続いた形。

検証項目

  • 子音語幹の後の-op-のろは、移ろふの2例を除いて乙類で書かれる。
  • 母音の後にap-が付いた形(数ふ)は甲類のwoを示す。
  • 下二段型の連用形へは、部の揺れを除いて乙類で書かれる。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l030277a・l031265a・l030469aの用例の転写
Frellesvig, Bjarke 2004 提唱
文献
The Vowels of Proto-Japanese 論文/Japanese Language and Literature
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 283, (5)
Vovin, Alexander 2020 記述
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 738
Qiūshí Chén 2023 提唱
文献
Deriving Mizenkei in Old Japanese Verbal Morphology 論文/Japanese/Korean Linguistics 30
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
pp. 295–296

Vovinの唇音同化と類推

提案

/u/語幹の後の-op-は、*utur-ap-の唇音による順行同化で甲類のutur-op-を生み、乙類のutur-ǝp-は/ǝ/語幹の-ǝp-からの類推で置き換えたもの。

検証項目

  • /u/語幹の後には甲類の-wop-が古い層として現れる。
Vovin, Alexander 2020 提唱
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 738

陳の-(a)p-e-

提案

下二段型の-e-は「得」に由来するGETの主要部で、-(a)s-e-・-(a)r-e-の-e-と同じ要素。反復の-(a)p-はGroup II接尾辞の中で例外的に振る舞う。

検証項目

  • -e-は-(a)p-の外側にのみ現れ、逆順は現れない。
Qiūshí Chén 2023 提唱
文献
Deriving Mizenkei in Old Japanese Verbal Morphology 論文/Japanese/Korean Linguistics 30
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
pp. 296–298

Martinの*-pa-

提案

語幹はすべて母音終わりで、「ふ」は*-pa-。下二段の-e-は*-a-Ci-。語根と*-pa-の間に他の形成素が立つ形も同じ*-pa-に含める。

検証項目

  • 動詞でない語根からの派生(贖ふ・商ふ・味はふ)も同じ形成素で説明される。
Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
pp. 671–672, 790–795

例と出典のネットワーク

例を選ぶと、それを説明する主張と出典がつながります。線は記録上の参照関係を示します。語の派生方向や同系関係を示すものではありません。

例

かたらふ「語」

katar- + -ap- → katarap-

主要例

established

単語ネットワークへ(1)単語ネットワークへ(2)
説明する主張
  • 主張

    Vovinは反復の接尾辞に-ap-と-ǝp-の2つの異形態を認め、反復または継続の動作を表すとする。-ǝp-は語幹に/ǝ/または/u/をもつ子音語幹動詞の後に現れ、-ap-はときに母音語幹のように振る舞い、連体形-ap-uru(万葉集1.59)や連用形-apɛ-(万葉集8.1420、宣命51)を作る。

    通説 文法書の記述を用例の箇所とともに写した。個々の例の形態分析はVovinのもの。
    出典
  • 主張

    精選版日本国語大辞典は「語らふ」「向かふ」「住まふ」「慣らふ」を、助動詞の意味を失って形式的に付いた接尾語の例として挙げる。

    通説 辞書の記述。「慣らふ」(習う)の個別項目は語源を記さないため、この一覧が唯一の根拠である。
    出典
    • 精選版日本国語大辞典

      「ふ」(二)〘接尾〙、term_bank_2.json sequence 28388

      精選版日本国語大辞典 2006 記述
      文献
      精選版日本国語大辞典 辞典
      立場
      記述(そう書いてあります)
      箇所
      「ふ」(二)〘接尾〙、term_bank_2.json sequence 28388
  • 主張

    精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

    通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
    出典
    • 精選版日本国語大辞典

      各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

      精選版日本国語大辞典 2006 記述
      文献
      精選版日本国語大辞典 辞典
      立場
      記述(そう書いてあります)
      箇所
      各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

例の一覧 103件

各行を開くと、語形の位置づけ、主張、評価、出典を確認できます。同じ語について複数の比較を収録する場合があります。

103件を表示しています。

四段の-ap-(上代の文証) 48件

子音語幹に-ap-が付き、四段に活用する形。出典が派生を述べるものと、コーパスの派生欄だけが支えるものを含みます。

かたらふ「語」 katar- + -ap- → katarap- 主要例 established

ONCOJ l030489a。MYS.11.2543(訓字)、MYS.11.2799(訓字)、MYS.13.3276(訓字)、MYS.13.3299a(訓字)、MYS.13.3299b(訓字)、MYS.17.3957「可多良比低」、ほか9例。現代語の語らう。日国は連語から接尾語化した語とする。

ネットワークで見る:ojp/katarap-talk-together

ネットワークで見る:ojp/katar-tell

Vovinは反復の接尾辞に-ap-と-ǝp-の2つの異形態を認め、反復または継続の動作を表すとする。-ǝp-は語幹に/ǝ/または/u/をもつ子音語幹動詞の後に現れ、-ap-はときに母音語幹のように振る舞い、連体形-ap-uru(万葉集1.59)や連用形-apɛ-(万葉集8.1420、宣命51)を作る。

通説 文法書の記述を用例の箇所とともに写した。個々の例の形態分析はVovinのもの。
Vovin, Alexander 2020 記述
The iterative marker has two allomorphs: -ap- and -ǝp-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.2.3.4, p. 738
Vovin, Alexander 2020 記述
Both are followed by -apɛ- rather than -ap-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 742, MYS 16.3791の注

精選版日本国語大辞典は「語らふ」「向かふ」「住まふ」「慣らふ」を、助動詞の意味を失って形式的に付いた接尾語の例として挙げる。

通説 辞書の記述。「慣らふ」(習う)の個別項目は語源を記さないため、この一覧が唯一の根拠である。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「ふ」(二)〘接尾〙、term_bank_2.json sequence 28388

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

この例へのリンク

すまふ「住」 sum- + -ap- → sumap- 主要例 established

ONCOJ l030949a。MYS.2.187(訓字)、MYS.3.460(訓字)、MYS.4.578「住波牟等」、MYS.5.880「周麻比都都」、MYS.7.1367(訓字)。現代語の住まう。

ネットワークで見る:ojp/sumap-reside

ネットワークで見る:ojp/sum-live

Vovinは反復の接尾辞に-ap-と-ǝp-の2つの異形態を認め、反復または継続の動作を表すとする。-ǝp-は語幹に/ǝ/または/u/をもつ子音語幹動詞の後に現れ、-ap-はときに母音語幹のように振る舞い、連体形-ap-uru(万葉集1.59)や連用形-apɛ-(万葉集8.1420、宣命51)を作る。

通説 文法書の記述を用例の箇所とともに写した。個々の例の形態分析はVovinのもの。
Vovin, Alexander 2020 記述
The iterative marker has two allomorphs: -ap- and -ǝp-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.2.3.4, p. 738
Vovin, Alexander 2020 記述
Both are followed by -apɛ- rather than -ap-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 742, MYS 16.3791の注

精選版日本国語大辞典は「語らふ」「向かふ」「住まふ」「慣らふ」を、助動詞の意味を失って形式的に付いた接尾語の例として挙げる。

通説 辞書の記述。「慣らふ」(習う)の個別項目は語源を記さないため、この一覧が唯一の根拠である。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「ふ」(二)〘接尾〙、term_bank_2.json sequence 28388

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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たたかふ「戦」 tatak- + -ap- → tatakap- 主要例 established

ONCOJ l031018a。KK.14「多多加閇婆」、NSK.12「多多介陪磨」。日国は叩くの未然形に反復・継続の助動詞ふが付いたものとし、古事記歌謡14を挙げる。現代語の戦う。

ネットワークで見る:ojp/tatakap-fight

ネットワークで見る:ojp/tatak-strike

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

時代別国語大辞典上代編は「ふ」を継続または反復を表す動詞語尾とし、下二段動詞の語尾をア段に転じた形に付いてフも下二段に活用する例(流らふ)を稀な例として挙げ、自動詞ムクにフのついたムカフが他動詞に転じたと述べ、助動詞よりも接尾語とみるのが穏当とする。同項は色づかふ・告らふ・触らばふ・伝たふ・よろほふを含む約50語を一覧にする。

通説 頁画像を読んで写した。転記の誤読の可能性は残るため、一覧の各語は個別の文証で確かめる。
上代語辞典編修委員会 1967 記述
文献
時代別国語大辞典:上代編 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「ふ」(接尾語)p. 629

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ねがふ「願」 negwi- + -ap- → negap- 主要例 established

ONCOJ l031356a。MYS.16.3829(訓字)、MYS.18.4094a(訓字)、MYS.18.4094b(訓字)、MYS.20.4470「奈保之祢我比都」、MYS.4.548(訓字)、MYS.5.902(訓字)、ほか2例。上二段のねぐに付く。Vovinは*neŋgï-ap-から導く。現代語の願う。

ネットワークで見る:ojp/negap-pray

ネットワークで見る:ojp/negwi-pray

Vovinは反復の接尾辞に-ap-と-ǝp-の2つの異形態を認め、反復または継続の動作を表すとする。-ǝp-は語幹に/ǝ/または/u/をもつ子音語幹動詞の後に現れ、-ap-はときに母音語幹のように振る舞い、連体形-ap-uru(万葉集1.59)や連用形-apɛ-(万葉集8.1420、宣命51)を作る。

通説 文法書の記述を用例の箇所とともに写した。個々の例の形態分析はVovinのもの。
Vovin, Alexander 2020 記述
The iterative marker has two allomorphs: -ap- and -ǝp-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.2.3.4, p. 738
Vovin, Alexander 2020 記述
Both are followed by -apɛ- rather than -ap-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 742, MYS 16.3791の注

下二段・上二段の動詞に-ap-が付くとき、語幹末の母音は失われる。流るnagare-から流らふnagar-ap-、重ぬkasane-から重なへkasan-apɛ、ねぐneŋgï-から願ふneŋg-ap-、伝つtute-から伝ふtut-ap-・tut-ape-。

提案 Vovinの例と辞書の語構成の記述から編集上まとめた規則。陳は脚注5でnagar-ap-とnur-as-を挙げ、四段形nagar-・nur-は無いと仮定されてきたがnur-はONCOJに3例あるとし、語根をnagar-・nur-とみて-e-かGroup II接尾辞のどちらかが直接付くと考えればよいと述べる。この読みでは母音の脱落を立てる必要がなく、ここに置く規則の代案にあたる。
Vovin, Alexander 2020 記述
naŋgar-ap- ‘flow-ITER’ (< *naŋgare-ap-), and neŋg-ap- ‘pray/desire-ITER’ (< *neŋgï-ap-)
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 738
Qiūshí Chén 2023 記述
one can still say that the root forms are just nagar- and nur-, which can be attached to immediately by either -e- (< -(a)y-) or a Group II suffix, but not both.
文献
Deriving Mizenkei in Old Japanese Verbal Morphology 論文/Japanese/Korean Linguistics 30
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 297, footnote 5
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「つたう【伝】」「つつ【伝】」

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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よばふ「呼」 ywob- + -ap- → ywobap- 主要例 established

ONCOJ l031879a。KK.2「佐用婆比爾」、KK.2「用婆比迩」、MYS.12.2906(訓字)、MYS.13.3310(訓字)、MYS.13.3312(訓字)、MYS.3.257(訓字)、ほか5例。連用形の名詞化が夜這い。

ネットワークで見る:ojp/ywobap-call-repeatedly

ネットワークで見る:ojp/ywob-call

Vovinは反復の接尾辞に-ap-と-ǝp-の2つの異形態を認め、反復または継続の動作を表すとする。-ǝp-は語幹に/ǝ/または/u/をもつ子音語幹動詞の後に現れ、-ap-はときに母音語幹のように振る舞い、連体形-ap-uru(万葉集1.59)や連用形-apɛ-(万葉集8.1420、宣命51)を作る。

通説 文法書の記述を用例の箇所とともに写した。個々の例の形態分析はVovinのもの。
Vovin, Alexander 2020 記述
The iterative marker has two allomorphs: -ap- and -ǝp-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.2.3.4, p. 738
Vovin, Alexander 2020 記述
Both are followed by -apɛ- rather than -ap-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 742, MYS 16.3791の注

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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かくさふ「隠」 kakus- + -ap- → kakusap- 主要例 established

ONCOJ l032042a。MYS.1.17「隠障倍之也」、MYS.1.18「可苦佐布倍思哉」、MYS.11.2437(訓字)、MYS.20.4465「加久左波奴」。万葉集1.18の可苦佐布。

ネットワークで見る:ojp/kakusap-hide

ネットワークで見る:ojp/kakus-hide

Vovinは反復の接尾辞に-ap-と-ǝp-の2つの異形態を認め、反復または継続の動作を表すとする。-ǝp-は語幹に/ǝ/または/u/をもつ子音語幹動詞の後に現れ、-ap-はときに母音語幹のように振る舞い、連体形-ap-uru(万葉集1.59)や連用形-apɛ-(万葉集8.1420、宣命51)を作る。

通説 文法書の記述を用例の箇所とともに写した。個々の例の形態分析はVovinのもの。
Vovin, Alexander 2020 記述
The iterative marker has two allomorphs: -ap- and -ǝp-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.2.3.4, p. 738
Vovin, Alexander 2020 記述
Both are followed by -apɛ- rather than -ap-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 742, MYS 16.3791の注

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

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さもらふ「候」 mor- + -ap- → samorap- 主要例 established

ONCOJ l030835a。MYS.10.2092(訓字)、MYS.11.2508(訓字)、MYS.11.2606(訓字)、MYS.2.184(訓字)、MYS.2.199a(訓字)、MYS.2.199a「佐母良比不得者」、ほか7例。日国はさを接頭語、もらふを守るに反復・継続のふが付いた語とする。後のさぶらふ・候。

ネットワークで見る:ojp/samorap-attend

ネットワークで見る:ojp/mor-guard

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

精選版日本国語大辞典は「語らふ」「向かふ」「住まふ」「慣らふ」を、助動詞の意味を失って形式的に付いた接尾語の例として挙げる。

通説 辞書の記述。「慣らふ」(習う)の個別項目は語源を記さないため、この一覧が唯一の根拠である。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「ふ」(二)〘接尾〙、term_bank_2.json sequence 28388

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つくらふ「作」 tukur- + -ap- → tukurap- 主要例 established

ONCOJ l032069a。NSK.106「擧始豆矩羅符母」。日国は繕ふをつくるの未然形に接尾語ふが付いたつくらふの変化した語とする。日本書紀歌謡106の豆矩羅符。

ネットワークで見る:ojp/tukurap-make-repeatedly

ネットワークで見る:ojp/tukur-make

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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ちらふ「散」 tirap- < … + -ap- attested established

ONCOJ l032043a。MYS.1.36(訓字)、MYS.14.3448「波奈治良布」、MYS.15.3691「知良敞流野辺乃」、MYS.15.3704「知良布山辺由」、MYS.9.1751(訓字)。

ネットワークで見る:ojp/tirap-scatter

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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なげかふ「嘆」 nagekap- < … + -ap- attested established

ONCOJ l032038a。MYS.12.3147(訓字)、MYS.17.3969「念奈気加比」、MYS.17.3973「奈気可布和賀勢」、MYS.17.3975「保可爾奈気加布」、MYS.19.4214(訓字)。

ネットワークで見る:ojp/nagekap-sigh

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

この例へのリンク

かはらふ「変」 kaparap- < … + -ap- attested established

ONCOJ l032057a。MYS.19.4160「暮加波良比」、MYS.19.4166「音毛更布」、MYS.3.478「更經見者」。日国はふの語義③(変化の進行)の例に万葉集3.478を挙げる。

ネットワークで見る:ojp/kaparap-keep-changing

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

この例へのリンク

かへらふ「帰」 kapyerap- < … + -ap- attested established

ONCOJ l032037a。MYS.1.5「還比奴礼婆」、MYS.10.2092(訓字)、MYS.16.3791(訓字)、MYS.16.3791「還等氷見乍」、MYS.2.192「夜鳴變布」、MYS.7.1177「伊徃變良比」、ほか1例。

ネットワークで見る:ojp/kapyerap-keep-returning

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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かざらふ「飾」 kazarap- < … + -ap- attested established

ONCOJ l080143a。MYS.16.3791(訓字)。

ネットワークで見る:ojp/kazarap-adorn

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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つがふ「継」 tugap- < … + -ap- attested established

ONCOJ l032088a。MYS.13.3329「語都我部等」、MYS.5.894「伊比都賀比計理」。日国は番ふを継ぎ合ふの意とし、継がふとは別に立てる。

ネットワークで見る:ojp/tugap-pass-on

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

この例へのリンク

わたらふ「渡」 watarap- < … + -ap- attested established

ONCOJ l031909a。MYS.2.135a(訓字)、MYS.2.135b(訓字)。

ネットワークで見る:ojp/watarap-cross

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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ゑまふ「笑」 wemap- < … + -ap- attested established

ONCOJ l031931a。MYS.17.4011「恵麻比都追」。

ネットワークで見る:ojp/wemap-smile

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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もみたふ「黄葉」 momitap- < … + -ap- attested established

ONCOJ l031779a。MYS.15.3697「毛美多比爾家里」、MYS.19.4187(訓字)。

ネットワークで見る:ojp/momitap-turn-autumn-colour

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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てらさふ「照」 terasap- < … + -ap- attested established

ONCOJ l031189a。MYS.18.4130「天良佐比安流気騰」。

ネットワークで見る:ojp/terasap-show

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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てらふ「照」 terap- < … + -ap- attested 提案

ONCOJ l031192a。NSK.79「比登涅羅賦」。日本書紀歌謡79の涅羅賦。

ネットワークで見る:ojp/terap-show

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

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くもらふ「曇」 kumorap- < … + -ap- attested established

ONCOJ l032092a。MYS.10.2322「陰相管」。

ネットワークで見る:ojp/kumorap-remain-cloudy

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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きらふ「霧」 kwirap- < … + -ap- attested established

ONCOJ l032047a。MYS.10.2316(訓字)、MYS.10.2345(訓字)、MYS.13.3268(訓字)、MYS.6.1053「天霧合」、MYS.7.1401(訓字)。複合語の天霧らふ・棚霧らふ・水霧らふはONCOJが別語彙素に立てる。

ネットワークで見る:ojp/kwirap-be-misty

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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あまぎらふ「天霧」 amagwirap- < … + -ap- attested established

ONCOJ l030083a。MYS.6.1053「天霧合」、MYS.7.1231「天霧相」。

ネットワークで見る:ojp/amagwirap-sky-mists

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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たなぎらふ「棚霧」 tanagwirap- < … + -ap- attested established

ONCOJ l031052a。MYS.8.1642(訓字)。

ネットワークで見る:ojp/tanagwirap-be-foggy

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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こもらふ「籠」 komorap- < … + -ap- attested established

ONCOJ l032084a。MYS.10.1980(訓字)、MYS.10.2199(訓字)。

ネットワークで見る:ojp/komorap-stay-secluded

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
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記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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あそばふ「遊」 aswobap- < … + -ap- attested 提案

ONCOJ l032064a。MYS.19.4189(訓字)。

ネットワークで見る:ojp/aswobap-play

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

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しのぶらふ「忍」 sinoburap- < … + -ap- attested 提案

ONCOJ l032061a。MYS.16.3791「忍經等氷」。

ネットワークで見る:ojp/sinoburap-endure

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

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さはらふ「障」 saparap- < … + -ap- attested established

ONCOJ l032067a。MYS.4.699「千遍障良比」。

ネットワークで見る:ojp/saparap-be-hindered

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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たらふ「足」 tarap- < … + -ap- attested established

ONCOJ l032082a。MYS.19.4262「由伎多良波之氐」。Vovinは万葉集18.4094のtar-ap-を挙げる。

ネットワークで見る:ojp/tarap-be-sufficient

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

Vovinは反復の接尾辞に-ap-と-ǝp-の2つの異形態を認め、反復または継続の動作を表すとする。-ǝp-は語幹に/ǝ/または/u/をもつ子音語幹動詞の後に現れ、-ap-はときに母音語幹のように振る舞い、連体形-ap-uru(万葉集1.59)や連用形-apɛ-(万葉集8.1420、宣命51)を作る。

通説 文法書の記述を用例の箇所とともに写した。個々の例の形態分析はVovinのもの。
Vovin, Alexander 2020 記述
The iterative marker has two allomorphs: -ap- and -ǝp-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.2.3.4, p. 738
Vovin, Alexander 2020 記述
Both are followed by -apɛ- rather than -ap-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 742, MYS 16.3791の注

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ながさふ「流」 nagasap- < … + -ap- attested established

ONCOJ l032085a。MYS.18.4094a「奈我佐敞流」、MYS.18.4094b「奈我佐敞流」。

ネットワークで見る:ojp/nagasap-make-flow

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

Vovinは反復の接尾辞に-ap-と-ǝp-の2つの異形態を認め、反復または継続の動作を表すとする。-ǝp-は語幹に/ǝ/または/u/をもつ子音語幹動詞の後に現れ、-ap-はときに母音語幹のように振る舞い、連体形-ap-uru(万葉集1.59)や連用形-apɛ-(万葉集8.1420、宣命51)を作る。

通説 文法書の記述を用例の箇所とともに写した。個々の例の形態分析はVovinのもの。
Vovin, Alexander 2020 記述
The iterative marker has two allomorphs: -ap- and -ǝp-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.2.3.4, p. 738
Vovin, Alexander 2020 記述
Both are followed by -apɛ- rather than -ap-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 742, MYS 16.3791の注

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つかふ「付」 tuk- + -ap- → tukap- attested established

ONCOJ l032050a。MYS.10.2253(訓字)、MYS.16.3791「羅丹津蚊經」。万葉集10.2253の色付相は時代別の色づかふにあたる。

ネットワークで見る:ojp/tukap-keep-adhering

ネットワークで見る:ojp/tuk-adhere

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

時代別国語大辞典上代編は「ふ」を継続または反復を表す動詞語尾とし、下二段動詞の語尾をア段に転じた形に付いてフも下二段に活用する例(流らふ)を稀な例として挙げ、自動詞ムクにフのついたムカフが他動詞に転じたと述べ、助動詞よりも接尾語とみるのが穏当とする。同項は色づかふ・告らふ・触らばふ・伝たふ・よろほふを含む約50語を一覧にする。

通説 頁画像を読んで写した。転記の誤読の可能性は残るため、一覧の各語は個別の文証で確かめる。
上代語辞典編修委員会 1967 記述
文献
時代別国語大辞典:上代編 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「ふ」(接尾語)p. 629

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へつかふ「辺付」 pyetukap- < … + -ap- attested established

ONCOJ l031574a。MYS.4.641「隔付經事者」。

ネットワークで見る:ojp/pyetukap-keep-to-shore

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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さらふ「去」 sarap- < … + -ap- attested established

ONCOJ l032083a。KK.42「余許佐良布」。古事記歌謡42の余許佐良布(横去らふ)。

ネットワークで見る:ojp/sarap-keep-leaving

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

Vovinは反復の接尾辞に-ap-と-ǝp-の2つの異形態を認め、反復または継続の動作を表すとする。-ǝp-は語幹に/ǝ/または/u/をもつ子音語幹動詞の後に現れ、-ap-はときに母音語幹のように振る舞い、連体形-ap-uru(万葉集1.59)や連用形-apɛ-(万葉集8.1420、宣命51)を作る。

通説 文法書の記述を用例の箇所とともに写した。個々の例の形態分析はVovinのもの。
Vovin, Alexander 2020 記述
The iterative marker has two allomorphs: -ap- and -ǝp-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.2.3.4, p. 738
Vovin, Alexander 2020 記述
Both are followed by -apɛ- rather than -ap-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 742, MYS 16.3791の注

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おそぶらふ osoburap- < … + -ap- attested established

ONCOJ l032055a。KK.2「淤曾夫良比」。

ネットワークで見る:ojp/osoburap-keep-pushing

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

Vovinは反復の接尾辞に-ap-と-ǝp-の2つの異形態を認め、反復または継続の動作を表すとする。-ǝp-は語幹に/ǝ/または/u/をもつ子音語幹動詞の後に現れ、-ap-はときに母音語幹のように振る舞い、連体形-ap-uru(万葉集1.59)や連用形-apɛ-(万葉集8.1420、宣命51)を作る。

通説 文法書の記述を用例の箇所とともに写した。個々の例の形態分析はVovinのもの。
Vovin, Alexander 2020 記述
The iterative marker has two allomorphs: -ap- and -ǝp-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.2.3.4, p. 738
Vovin, Alexander 2020 記述
Both are followed by -apɛ- rather than -ap-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 742, MYS 16.3791の注

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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ひこづらふ pikodurap- < … + -ap- attested established

ONCOJ l032056a。KK.2「比許豆良比」、MYS.13.3300「引豆良比」。

ネットワークで見る:ojp/pikodurap-keep-pulling

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

Vovinは反復の接尾辞に-ap-と-ǝp-の2つの異形態を認め、反復または継続の動作を表すとする。-ǝp-は語幹に/ǝ/または/u/をもつ子音語幹動詞の後に現れ、-ap-はときに母音語幹のように振る舞い、連体形-ap-uru(万葉集1.59)や連用形-apɛ-(万葉集8.1420、宣命51)を作る。

通説 文法書の記述を用例の箇所とともに写した。個々の例の形態分析はVovinのもの。
Vovin, Alexander 2020 記述
The iterative marker has two allomorphs: -ap- and -ǝp-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.2.3.4, p. 738
Vovin, Alexander 2020 記述
Both are followed by -apɛ- rather than -ap-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 742, MYS 16.3791の注

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さひづらふ sapidurap- < … + -ap- attested 提案

ONCOJ l032074a。MYS.7.1273「雜豆臈」。

ネットワークで見る:ojp/sapidurap-chirp

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

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まとはふ「惑」 matwopap- < … + -ap- attested 提案

ONCOJ l032059a。MYS.9.1804「思迷匍匐」。

ネットワークで見る:ojp/matwopap-wander

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

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まもらふ「守」 mamworap- < … + -ap- attested established

ONCOJ l031666a。KK.14「伊由岐麻毛良比」、MYS.7.1387(訓字)、NSK.12「易喩耆摩毛羅毘」。ONCOJはma「目」+mor「守る」+-ap-の複合とする。

ネットワークで見る:ojp/mamorap-keep-watch

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

Vovinは反復の接尾辞に-ap-と-ǝp-の2つの異形態を認め、反復または継続の動作を表すとする。-ǝp-は語幹に/ǝ/または/u/をもつ子音語幹動詞の後に現れ、-ap-はときに母音語幹のように振る舞い、連体形-ap-uru(万葉集1.59)や連用形-apɛ-(万葉集8.1420、宣命51)を作る。

通説 文法書の記述を用例の箇所とともに写した。個々の例の形態分析はVovinのもの。
Vovin, Alexander 2020 記述
The iterative marker has two allomorphs: -ap- and -ǝp-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.2.3.4, p. 738
Vovin, Alexander 2020 記述
Both are followed by -apɛ- rather than -ap-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 742, MYS 16.3791の注

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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みなぎらふ「漲」 minagwirap- < … + -ap- attested established

ONCOJ l031702a。MYS.7.1401(訓字)。

ネットワークで見る:ojp/minagwirap-spray-up

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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ゆきたらふ「行足」 yukitarap- < … + -ap- attested 提案

ONCOJ l031835a。MYS.19.4262「由伎多良波之氐」。

ネットワークで見る:ojp/yukitarap-go-and-succeed

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

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えらふ「選」 erap- < … + -ap- attested established

ONCOJ l030322a。MYS.5.894(訓字)。日国は選ぶを四段のえるの未然形に継続のふが付いたものとし、上代は清音とする。ONCOJの語彙素見出しはerap、万葉集5.894の撰多麻比天の転写はerabi。

ネットワークで見る:ojp/erap-choose

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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うまふ「殖」 umap- < … + -ap- attested established

ONCOJ l030290a。MYS.16.3840(訓字)。万葉集16.3840の其子將播。

ネットワークで見る:ojp/umap-give-birth-repeatedly

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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ぬすまふ「盗」 nusum- + -ap- → nusumap- attested established

MYS.11.2832「吾竊儛師」。ONCOJは語彙素を立てず、nusum(l031348a)のもとでnusu mapiと転写する。日国は盗む+反復・継続のふ。

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

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あぶさふ「余」 abus- + -ap- → abusap- attested established

MYS.19.4254「安夫左波受」。ONCOJはabus(l030077a)のもとでabusapaと転写する。日国は余す+継続・反復のふとし、諸本の安天左波を誤写とみる。

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

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かへさふ「返」 kapyes- + -ap- → kapyesap- attested established

MYS.18.4129「可辺佐倍波」。ONCOJはkapyes(l030515a)のもとでkapyesapebaと転写する。

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

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かけらふ「翔」 kaker- + -ap- → kakerap- attested established

MYS.16.3791「來鳴翔經」(訓字)。ONCOJはkaker(l030451a)のもとでkakerapuと転写する。

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
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箇所
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つつまふ「恙」 tutum- + -ap- → tutumap- attested established

MYS.20.4331「都都麻波受」。Vovinはtutum-ap-を挙げ、ONCOJはtutum(l031157a)のもとでtutumapaと転写する。

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

Vovinは反復の接尾辞に-ap-と-ǝp-の2つの異形態を認め、反復または継続の動作を表すとする。-ǝp-は語幹に/ǝ/または/u/をもつ子音語幹動詞の後に現れ、-ap-はときに母音語幹のように振る舞い、連体形-ap-uru(万葉集1.59)や連用形-apɛ-(万葉集8.1420、宣命51)を作る。

通説 文法書の記述を用例の箇所とともに写した。個々の例の形態分析はVovinのもの。
Vovin, Alexander 2020 記述
The iterative marker has two allomorphs: -ap- and -ǝp-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.2.3.4, p. 738
Vovin, Alexander 2020 記述
Both are followed by -apɛ- rather than -ap-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 742, MYS 16.3791の注

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なびかふ「靡」 nabik- + -ap- → nabikap- attested 提案

MYS.2.194と2.196の「靡相之」(訓字)。日国は靡く+継続・反復のふとするが、ONCOJは靡き+合ひ(ap、l030071a)と読む。分析が出典で分かれる例。

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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しはぶかふ「咳」 sipabuk- + -ap- → sipabukap- attested established

MYS.5.892「之匚夫可比」。ONCOJはsipabuk(l030890a)のもとでsipabukapiと転写する。

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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四段の-op-(乙類のろ) 11件

語幹の母音に同化して-op-となる形。音仮名は呂で書かれ、移ろふだけが路の例を2つ持ちます。

うつろふ「移」 utur- + -op- → uturop- 主要例 established

ONCOJ l030277a。MYS.10.1840(訓字)、MYS.10.1854(訓字)、MYS.11.2821(訓字)、MYS.12.3058(訓字)、MYS.12.3059(訓字)、MYS.12.3074(訓字)、ほか25例。音仮名は宇都呂布が12例、宇都路が2例。現代語の移ろう。

ネットワークで見る:ojp/uturop-keep-changing

ネットワークで見る:ojp/utur-change

Vovinは反復の接尾辞に-ap-と-ǝp-の2つの異形態を認め、反復または継続の動作を表すとする。-ǝp-は語幹に/ǝ/または/u/をもつ子音語幹動詞の後に現れ、-ap-はときに母音語幹のように振る舞い、連体形-ap-uru(万葉集1.59)や連用形-apɛ-(万葉集8.1420、宣命51)を作る。

通説 文法書の記述を用例の箇所とともに写した。個々の例の形態分析はVovinのもの。
Vovin, Alexander 2020 記述
The iterative marker has two allomorphs: -ap- and -ǝp-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.2.3.4, p. 738
Vovin, Alexander 2020 記述
Both are followed by -apɛ- rather than -ap-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 742, MYS 16.3791の注

-op-形のろは、移ろふの2例(万葉集17.3916、17.3982の宇都路)を除いて、音仮名で書かれる限り乙類の呂である。移ろふは宇都呂布・宇都呂比が12例。誇ろへ(富己呂倍、5.892)、啜ろひ(須須呂比、5.892)、まつろふ(麻都呂不、18.4094;麻都呂布、19.4214;麻都呂倍、18.4094・20.4465)、もとほろふ(母登富呂布、古事記歌謡13・34)、嘖ろはえ(許呂波要、14.3529)はいずれも呂。衰ろへ(12.2952、衰去者)は訓字のみ、隠ろふは2.135の隠比が交用で6.918の隠去が訓字であり、どちらもろは訓字の部分にあたるため類は文証されない。

established ONCOJの転写と万葉集の原文(山口本文)で音仮名を確かめた。呂は乙類、路は甲類として読む。衰ろへ・隠ろふの類はONCOJの転写otorope・kakurwopがともに編集上の与え方であることを確かめた。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
宇都呂布 uturopu / 宇都路布 uturwopu
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l030277aの用例MYS.17.3978とMYS.17.3982
Vovin, Alexander 2020 提唱
the case after /u/ in utur- is puzzling, because /ǝ/ is not a rounded vowel
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 738

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

この例へのリンク

ほころふ「誇」 pokor- + -op- → pokorop- 主要例 established

ONCOJ l031582a。MYS.5.892「富己呂倍騰」。

ネットワークで見る:ojp/pokorop-boast-repeatedly

ネットワークで見る:ojp/pokor-boast

Vovinは反復の接尾辞に-ap-と-ǝp-の2つの異形態を認め、反復または継続の動作を表すとする。-ǝp-は語幹に/ǝ/または/u/をもつ子音語幹動詞の後に現れ、-ap-はときに母音語幹のように振る舞い、連体形-ap-uru(万葉集1.59)や連用形-apɛ-(万葉集8.1420、宣命51)を作る。

通説 文法書の記述を用例の箇所とともに写した。個々の例の形態分析はVovinのもの。
Vovin, Alexander 2020 記述
The iterative marker has two allomorphs: -ap- and -ǝp-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.2.3.4, p. 738
Vovin, Alexander 2020 記述
Both are followed by -apɛ- rather than -ap-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 742, MYS 16.3791の注

-op-形のろは、移ろふの2例(万葉集17.3916、17.3982の宇都路)を除いて、音仮名で書かれる限り乙類の呂である。移ろふは宇都呂布・宇都呂比が12例。誇ろへ(富己呂倍、5.892)、啜ろひ(須須呂比、5.892)、まつろふ(麻都呂不、18.4094;麻都呂布、19.4214;麻都呂倍、18.4094・20.4465)、もとほろふ(母登富呂布、古事記歌謡13・34)、嘖ろはえ(許呂波要、14.3529)はいずれも呂。衰ろへ(12.2952、衰去者)は訓字のみ、隠ろふは2.135の隠比が交用で6.918の隠去が訓字であり、どちらもろは訓字の部分にあたるため類は文証されない。

established ONCOJの転写と万葉集の原文(山口本文)で音仮名を確かめた。呂は乙類、路は甲類として読む。衰ろへ・隠ろふの類はONCOJの転写otorope・kakurwopがともに編集上の与え方であることを確かめた。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
宇都呂布 uturopu / 宇都路布 uturwopu
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l030277aの用例MYS.17.3978とMYS.17.3982
Vovin, Alexander 2020 提唱
the case after /u/ in utur- is puzzling, because /ǝ/ is not a rounded vowel
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 738

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

この例へのリンク

すすろふ「啜」 susur- + -op- → susurop- 主要例 established

ONCOJ l030939a。MYS.5.892「宇知須須呂比弖」。基底の啜るはONCOJの韻文に語彙素が立たず、日国が啜る+ふとする。

ネットワークで見る:ojp/susurop-keep-slurping

-op-形のろは、移ろふの2例(万葉集17.3916、17.3982の宇都路)を除いて、音仮名で書かれる限り乙類の呂である。移ろふは宇都呂布・宇都呂比が12例。誇ろへ(富己呂倍、5.892)、啜ろひ(須須呂比、5.892)、まつろふ(麻都呂不、18.4094;麻都呂布、19.4214;麻都呂倍、18.4094・20.4465)、もとほろふ(母登富呂布、古事記歌謡13・34)、嘖ろはえ(許呂波要、14.3529)はいずれも呂。衰ろへ(12.2952、衰去者)は訓字のみ、隠ろふは2.135の隠比が交用で6.918の隠去が訓字であり、どちらもろは訓字の部分にあたるため類は文証されない。

established ONCOJの転写と万葉集の原文(山口本文)で音仮名を確かめた。呂は乙類、路は甲類として読む。衰ろへ・隠ろふの類はONCOJの転写otorope・kakurwopがともに編集上の与え方であることを確かめた。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
宇都呂布 uturopu / 宇都路布 uturwopu
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l030277aの用例MYS.17.3978とMYS.17.3982
Vovin, Alexander 2020 提唱
the case after /u/ in utur- is puzzling, because /ǝ/ is not a rounded vowel
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 738

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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つづしろふ「嘰」 tudusirop- < … + -op- 主要例 established

ONCOJ l031155a。MYS.5.892「取都豆之呂比」。

ネットワークで見る:ojp/tudusirop-nibble

-op-形のろは、移ろふの2例(万葉集17.3916、17.3982の宇都路)を除いて、音仮名で書かれる限り乙類の呂である。移ろふは宇都呂布・宇都呂比が12例。誇ろへ(富己呂倍、5.892)、啜ろひ(須須呂比、5.892)、まつろふ(麻都呂不、18.4094;麻都呂布、19.4214;麻都呂倍、18.4094・20.4465)、もとほろふ(母登富呂布、古事記歌謡13・34)、嘖ろはえ(許呂波要、14.3529)はいずれも呂。衰ろへ(12.2952、衰去者)は訓字のみ、隠ろふは2.135の隠比が交用で6.918の隠去が訓字であり、どちらもろは訓字の部分にあたるため類は文証されない。

established ONCOJの転写と万葉集の原文(山口本文)で音仮名を確かめた。呂は乙類、路は甲類として読む。衰ろへ・隠ろふの類はONCOJの転写otorope・kakurwopがともに編集上の与え方であることを確かめた。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
宇都呂布 uturopu / 宇都路布 uturwopu
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l030277aの用例MYS.17.3978とMYS.17.3982
Vovin, Alexander 2020 提唱
the case after /u/ in utur- is puzzling, because /ǝ/ is not a rounded vowel
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 738

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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もとほろふ「回」 motopor- + -op- → motoporop- 主要例 established

ONCOJ l031766a。KK.13「波比母登富呂布」、KK.34「波比母登富呂布」。

ネットワークで見る:ojp/motoporop-crawl-around

ネットワークで見る:ojp/motopor-go-around

Vovinは反復の接尾辞に-ap-と-ǝp-の2つの異形態を認め、反復または継続の動作を表すとする。-ǝp-は語幹に/ǝ/または/u/をもつ子音語幹動詞の後に現れ、-ap-はときに母音語幹のように振る舞い、連体形-ap-uru(万葉集1.59)や連用形-apɛ-(万葉集8.1420、宣命51)を作る。

通説 文法書の記述を用例の箇所とともに写した。個々の例の形態分析はVovinのもの。
Vovin, Alexander 2020 記述
The iterative marker has two allomorphs: -ap- and -ǝp-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.2.3.4, p. 738
Vovin, Alexander 2020 記述
Both are followed by -apɛ- rather than -ap-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 742, MYS 16.3791の注

-op-形のろは、移ろふの2例(万葉集17.3916、17.3982の宇都路)を除いて、音仮名で書かれる限り乙類の呂である。移ろふは宇都呂布・宇都呂比が12例。誇ろへ(富己呂倍、5.892)、啜ろひ(須須呂比、5.892)、まつろふ(麻都呂不、18.4094;麻都呂布、19.4214;麻都呂倍、18.4094・20.4465)、もとほろふ(母登富呂布、古事記歌謡13・34)、嘖ろはえ(許呂波要、14.3529)はいずれも呂。衰ろへ(12.2952、衰去者)は訓字のみ、隠ろふは2.135の隠比が交用で6.918の隠去が訓字であり、どちらもろは訓字の部分にあたるため類は文証されない。

established ONCOJの転写と万葉集の原文(山口本文)で音仮名を確かめた。呂は乙類、路は甲類として読む。衰ろへ・隠ろふの類はONCOJの転写otorope・kakurwopがともに編集上の与え方であることを確かめた。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
宇都呂布 uturopu / 宇都路布 uturwopu
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l030277aの用例MYS.17.3978とMYS.17.3982
Vovin, Alexander 2020 提唱
the case after /u/ in utur- is puzzling, because /ǝ/ is not a rounded vowel
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 738

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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まつろふ「服」 matur- + -op- → maturwop- 主要例 established

ONCOJ l031650a。MYS.18.4094a「麻都呂不物能等」、MYS.18.4094b「麻都呂不物能等」、MYS.19.4214「麻都呂布物跡」、MYS.2.199a(訓字)、MYS.2.199a(訓字)、MYS.2.199b(訓字)、ほか1例。ONCOJの見出しはmaturwopだが、音仮名は麻都呂の乙類。日本書紀歌謡75のまつらふ(l031647a)が-ap-形。現代語のまつろう。

ネットワークで見る:ojp/maturwop-submit

ネットワークで見る:ojp/matur-serve

Vovinは反復の接尾辞に-ap-と-ǝp-の2つの異形態を認め、反復または継続の動作を表すとする。-ǝp-は語幹に/ǝ/または/u/をもつ子音語幹動詞の後に現れ、-ap-はときに母音語幹のように振る舞い、連体形-ap-uru(万葉集1.59)や連用形-apɛ-(万葉集8.1420、宣命51)を作る。

通説 文法書の記述を用例の箇所とともに写した。個々の例の形態分析はVovinのもの。
Vovin, Alexander 2020 記述
The iterative marker has two allomorphs: -ap- and -ǝp-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.2.3.4, p. 738
Vovin, Alexander 2020 記述
Both are followed by -apɛ- rather than -ap-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 742, MYS 16.3791の注

-op-形のろは、移ろふの2例(万葉集17.3916、17.3982の宇都路)を除いて、音仮名で書かれる限り乙類の呂である。移ろふは宇都呂布・宇都呂比が12例。誇ろへ(富己呂倍、5.892)、啜ろひ(須須呂比、5.892)、まつろふ(麻都呂不、18.4094;麻都呂布、19.4214;麻都呂倍、18.4094・20.4465)、もとほろふ(母登富呂布、古事記歌謡13・34)、嘖ろはえ(許呂波要、14.3529)はいずれも呂。衰ろへ(12.2952、衰去者)は訓字のみ、隠ろふは2.135の隠比が交用で6.918の隠去が訓字であり、どちらもろは訓字の部分にあたるため類は文証されない。

established ONCOJの転写と万葉集の原文(山口本文)で音仮名を確かめた。呂は乙類、路は甲類として読む。衰ろへ・隠ろふの類はONCOJの転写otorope・kakurwopがともに編集上の与え方であることを確かめた。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
宇都呂布 uturopu / 宇都路布 uturwopu
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l030277aの用例MYS.17.3978とMYS.17.3982
Vovin, Alexander 2020 提唱
the case after /u/ in utur- is puzzling, because /ǝ/ is not a rounded vowel
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 738

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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まつらふ「服」 matur- + -ap- → maturap- 主要例 established

ONCOJ l031647a。NSK.75a「飫裒枳瀰儞麼都羅符」。

ネットワークで見る:ojp/maturap-submit

ネットワークで見る:ojp/matur-serve

ONCOJは接尾辞-ap-(f000049)を「durative」とし、44の語彙素の派生欄にこの接尾辞を挙げる。

通説 注釈付きコーパスの語彙集の記述。どの形を語彙素に立てるかは注釈方針であり、語誌の主張ではない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
-ap- / suffix / [durative]
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
torape ← -e- (f000052)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml語彙素l031249aの派生欄

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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ころふ「嘖」 kor- + -op- → korop- 主要例 established

ONCOJ l030756a。MYS.11.2527(訓字)、MYS.14.3529「波伴爾許呂波要」。万葉集14.3529の許呂波要。Vovinはkǝr-ǝp-aye-とする。

ネットワークで見る:ojp/korop-be-scolded

ネットワークで見る:ojp/kor-scold

Vovinは反復の接尾辞に-ap-と-ǝp-の2つの異形態を認め、反復または継続の動作を表すとする。-ǝp-は語幹に/ǝ/または/u/をもつ子音語幹動詞の後に現れ、-ap-はときに母音語幹のように振る舞い、連体形-ap-uru(万葉集1.59)や連用形-apɛ-(万葉集8.1420、宣命51)を作る。

通説 文法書の記述を用例の箇所とともに写した。個々の例の形態分析はVovinのもの。
Vovin, Alexander 2020 記述
The iterative marker has two allomorphs: -ap- and -ǝp-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.2.3.4, p. 738
Vovin, Alexander 2020 記述
Both are followed by -apɛ- rather than -ap-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 742, MYS 16.3791の注

-op-形のろは、移ろふの2例(万葉集17.3916、17.3982の宇都路)を除いて、音仮名で書かれる限り乙類の呂である。移ろふは宇都呂布・宇都呂比が12例。誇ろへ(富己呂倍、5.892)、啜ろひ(須須呂比、5.892)、まつろふ(麻都呂不、18.4094;麻都呂布、19.4214;麻都呂倍、18.4094・20.4465)、もとほろふ(母登富呂布、古事記歌謡13・34)、嘖ろはえ(許呂波要、14.3529)はいずれも呂。衰ろへ(12.2952、衰去者)は訓字のみ、隠ろふは2.135の隠比が交用で6.918の隠去が訓字であり、どちらもろは訓字の部分にあたるため類は文証されない。

established ONCOJの転写と万葉集の原文(山口本文)で音仮名を確かめた。呂は乙類、路は甲類として読む。衰ろへ・隠ろふの類はONCOJの転写otorope・kakurwopがともに編集上の与え方であることを確かめた。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
宇都呂布 uturopu / 宇都路布 uturwopu
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l030277aの用例MYS.17.3978とMYS.17.3982
Vovin, Alexander 2020 提唱
the case after /u/ in utur- is puzzling, because /ǝ/ is not a rounded vowel
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 738

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かくろふ「隠」 kakur- + -op- → kakurwop- 主要例 established

ONCOJ l032068a。MYS.2.135a「隠比来者」、MYS.2.135b「隠比来者」、MYS.6.918(訓字)。2.135の隠比は交用、6.918の隠去は訓字で、ろは訓字の部分にあたり甲乙は確かめられない。ONCOJの見出しrwoは編集上の与え方。

ネットワークで見る:ojp/kakurwop-stay-hidden

ネットワークで見る:ojp/kakur-be-hidden

-op-形のろは、移ろふの2例(万葉集17.3916、17.3982の宇都路)を除いて、音仮名で書かれる限り乙類の呂である。移ろふは宇都呂布・宇都呂比が12例。誇ろへ(富己呂倍、5.892)、啜ろひ(須須呂比、5.892)、まつろふ(麻都呂不、18.4094;麻都呂布、19.4214;麻都呂倍、18.4094・20.4465)、もとほろふ(母登富呂布、古事記歌謡13・34)、嘖ろはえ(許呂波要、14.3529)はいずれも呂。衰ろへ(12.2952、衰去者)は訓字のみ、隠ろふは2.135の隠比が交用で6.918の隠去が訓字であり、どちらもろは訓字の部分にあたるため類は文証されない。

established ONCOJの転写と万葉集の原文(山口本文)で音仮名を確かめた。呂は乙類、路は甲類として読む。衰ろへ・隠ろふの類はONCOJの転写otorope・kakurwopがともに編集上の与え方であることを確かめた。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
宇都呂布 uturopu / 宇都路布 uturwopu
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l030277aの用例MYS.17.3978とMYS.17.3982
Vovin, Alexander 2020 提唱
the case after /u/ in utur- is puzzling, because /ǝ/ is not a rounded vowel
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 738

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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よろふ「鎧」 yorop- < … + -op- attested 提案

ONCOJ l031891a。MYS.1.2「取與呂布」。Martinは*d2ra-pa-から同化を経た形とする。万葉集1.2の取與呂布。

ネットワークで見る:ojp/yorop-put-on-armour

Martinは動詞語幹をすべて母音終わりに再建し(語らふ *kata-ra-pa-、住まふ *suma-pa-)、「ふ」を語幹に付く形成素*-pa-とする。下二段の-e(y)-は*-a-Ci-で、「与ふ」型の-eru₂は*-pa-Ci-。語根と*-pa-の間に-ra-・-ma-・-na-・-ka-・-sa-が立つ形も同じ*-pa-に含める。形成素の意味は多くの場合はっきりしないとし、*-pa-に意味を与えない。

提案 内的再建の体系内での形式分析。母音終わりの語幹を立てる前提により、語らふのaは語幹側に属し、-ap-という単位は立たない。反復・継続の意味を接尾辞に帰さないため、辞書や文法書の記述とは別の主張として扱う。
Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
katarau < katarafu < *kata(-)ra-pa-. 'talk together'.
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 705
Martin, Samuel Elmo 1987 記述
it is often quite obscure just what a given formant contributes to the meaning of a particular stem
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
pp. 671–672, §6.4
Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
-eru2 <-fey-< *-pa-Ci-.
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 790, §6.7

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よろほふ「蹌踉」 yoropop- < … + -op- attested 提案

ONCOJ l031892a。NSK.56「予呂朋譬喩玖伽茂」。時代別の一覧にあるよろほ=。日国はよろぼふを古くはよろほふかとする。Martinは*doropopa-とする。

ネットワークで見る:ojp/yoropop-stagger

時代別国語大辞典上代編は「ふ」を継続または反復を表す動詞語尾とし、下二段動詞の語尾をア段に転じた形に付いてフも下二段に活用する例(流らふ)を稀な例として挙げ、自動詞ムクにフのついたムカフが他動詞に転じたと述べ、助動詞よりも接尾語とみるのが穏当とする。同項は色づかふ・告らふ・触らばふ・伝たふ・よろほふを含む約50語を一覧にする。

通説 頁画像を読んで写した。転記の誤読の可能性は残るため、一覧の各語は個別の文証で確かめる。
上代語辞典編修委員会 1967 記述
文献
時代別国語大辞典:上代編 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「ふ」(接尾語)p. 629

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下二段型の-ape- 14件

連用形がへ乙類で終わる下二段型。現代語の「〜える」に続く形が多く含まれます。

ながらふ「流」 nagare- + -ap-e- → nagarape- 主要例 established

ONCOJ l031265a。MYS.1.59「流經」、MYS.10.1866(訓字)、MYS.10.2345「流經度」、MYS.19.4160「奈我良倍伎多礼」、MYS.8.1420「流倍散波」、MYS.8.1662(訓字)。万葉集1.59の流經はVovinのnaŋgar-ap-uru。現代語の長らえる。

ネットワークで見る:ojp/nagarape-flow-on

ネットワークで見る:ojp/nagare-flow

精選版日本国語大辞典は長らへるを「流る」に反復・継続の助動詞「ふ」が付いて下二段化したものとし、万葉集1662・2345の「流経」の表記が「流れる」から「生き続ける」への転移を思わせると述べる。時代別は「流経雪吹く風」(万59)を挙げてながらふを下二段化の例とする。

提案 辞書と文法書が一致して述べる派生。Vovinも8.1420のnaŋgar-apɛを反復とする。
精選版日本国語大辞典 2006 提唱
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
「ながらえる【永・長・存】」sequence 128740
上代語辞典編修委員会 1967 記述
文献
時代別国語大辞典:上代編 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「ふ」(接尾語)p. 629
Vovin, Alexander 2020 記述
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 742, MYS 8.1420

Vovinは反復の接尾辞に-ap-と-ǝp-の2つの異形態を認め、反復または継続の動作を表すとする。-ǝp-は語幹に/ǝ/または/u/をもつ子音語幹動詞の後に現れ、-ap-はときに母音語幹のように振る舞い、連体形-ap-uru(万葉集1.59)や連用形-apɛ-(万葉集8.1420、宣命51)を作る。

通説 文法書の記述を用例の箇所とともに写した。個々の例の形態分析はVovinのもの。
Vovin, Alexander 2020 記述
The iterative marker has two allomorphs: -ap- and -ǝp-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.2.3.4, p. 738
Vovin, Alexander 2020 記述
Both are followed by -apɛ- rather than -ap-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 742, MYS 16.3791の注

下二段・上二段の動詞に-ap-が付くとき、語幹末の母音は失われる。流るnagare-から流らふnagar-ap-、重ぬkasane-から重なへkasan-apɛ、ねぐneŋgï-から願ふneŋg-ap-、伝つtute-から伝ふtut-ap-・tut-ape-。

提案 Vovinの例と辞書の語構成の記述から編集上まとめた規則。陳は脚注5でnagar-ap-とnur-as-を挙げ、四段形nagar-・nur-は無いと仮定されてきたがnur-はONCOJに3例あるとし、語根をnagar-・nur-とみて-e-かGroup II接尾辞のどちらかが直接付くと考えればよいと述べる。この読みでは母音の脱落を立てる必要がなく、ここに置く規則の代案にあたる。
Vovin, Alexander 2020 記述
naŋgar-ap- ‘flow-ITER’ (< *naŋgare-ap-), and neŋg-ap- ‘pray/desire-ITER’ (< *neŋgï-ap-)
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 738
Qiūshí Chén 2023 記述
one can still say that the root forms are just nagar- and nur-, which can be attached to immediately by either -e- (< -(a)y-) or a Group II suffix, but not both.
文献
Deriving Mizenkei in Old Japanese Verbal Morphology 論文/Japanese/Korean Linguistics 30
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 297, footnote 5
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「つたう【伝】」「つつ【伝】」

下二段型-ape-の連用形へは、音仮名で書かれる限り乙類(倍・閇)である。流らへ(奈我良倍、万葉集19.4160;流倍、8.1420)、迎へ(牟可倍、18.4044)、まつろへ(麻都呂倍、20.4465;名詞のまつろへも麻都呂倍、18.4094)、触らばへ(布良婆閇、古事記歌謡100)。刺さへ重なへ(刺部重部、16.3791)の部をVovinは連用形-apɛと読むが、ONCOJはsasa pu・kasana puと転写し、四段の終止形とみる。

提案 奈我良倍・牟可倍・麻都呂倍・布良婆閇は音仮名で乙類を確かめた。流倍と刺部重部は訓字との交用で、後者の読みはVovinとONCOJで分かれる。部の甲乙の揺れをVovinが指摘するため、確立とはしない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
奈我良倍伎多礼 nagarape
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l031265aの用例MYS.19.4160
Frellesvig, Bjarke 2004 記述
*ai > e *taka-iti ‘high-market’ > taketi
文献
The Vowels of Proto-Japanese 論文/Japanese Language and Literature
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 283, (5)
Qiūshí Chén 2023 記述
(16) a. *ai > e
文献
Deriving Mizenkei in Old Japanese Verbal Morphology 論文/Japanese/Korean Linguistics 30
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 295
Vovin, Alexander 2020 記述
it is not impossible that the kō-otsu distinctions between /pe/ and /pɛ/ had already collapsed by that time.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 739, chart 61の注
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
牟可倍母許奴可 mukape
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l031722aの用例MYS.18.4044

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おとろふ「衰」 otor- + -op-e- → otorope- 主要例 established

ONCOJ l030362a。MYS.12.2952(訓字)。唯一の例は訓字の衰去者。ろの甲乙は文証されない。現代語の衰える。

ネットワークで見る:ojp/otorope-decline

ネットワークで見る:ojp/otor-be-inferior

精選版日本国語大辞典は衰へるを「劣る」に接尾語「ふ」の付いて変化したものとする。Martinは*ot2-ra-pa-Ci-から母音同化を経た形とする。

提案 辞書の語構成注記。上代の唯一の例は訓字で、ろの甲乙は文証されない。
精選版日本国語大辞典 2006 提唱
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
「おとろえる【衰】」sequence 245766
Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
otoroeru < otorofe[y]- < *ot9.r9.fe[y]- < *ot9.rafe[y]- < *ot2-ra-pa-Ci-
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 743

-op-形のろは、移ろふの2例(万葉集17.3916、17.3982の宇都路)を除いて、音仮名で書かれる限り乙類の呂である。移ろふは宇都呂布・宇都呂比が12例。誇ろへ(富己呂倍、5.892)、啜ろひ(須須呂比、5.892)、まつろふ(麻都呂不、18.4094;麻都呂布、19.4214;麻都呂倍、18.4094・20.4465)、もとほろふ(母登富呂布、古事記歌謡13・34)、嘖ろはえ(許呂波要、14.3529)はいずれも呂。衰ろへ(12.2952、衰去者)は訓字のみ、隠ろふは2.135の隠比が交用で6.918の隠去が訓字であり、どちらもろは訓字の部分にあたるため類は文証されない。

established ONCOJの転写と万葉集の原文(山口本文)で音仮名を確かめた。呂は乙類、路は甲類として読む。衰ろへ・隠ろふの類はONCOJの転写otorope・kakurwopがともに編集上の与え方であることを確かめた。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
宇都呂布 uturopu / 宇都路布 uturwopu
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l030277aの用例MYS.17.3978とMYS.17.3982
Vovin, Alexander 2020 提唱
the case after /u/ in utur- is puzzling, because /ǝ/ is not a rounded vowel
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 738

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おさふ「押」 os- + -ap-e- → osape- 主要例 established

ONCOJ l030339a。MYS.13.3295(訓字)、MYS.3.478(訓字)、MYS.6.1002(訓字)。万葉集20.4331の於佐倍乃城は名詞用法(l030339b)。現代語の押さえる。

ネットワークで見る:ojp/osape-block

ネットワークで見る:ojp/os-push

精選版日本国語大辞典は押さふを「押す」に継続を表す接尾語「ふ」の付いた形とし、襲ふを同語源とする。

提案 辞書の語誌。同じ辞典の「ふ」語誌(4)は「敢ふ」由来の可能性も併記する。
精選版日本国語大辞典 2006 提唱
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
「おさえる【押・抑】」語誌(1)、sequence 244155
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「おそう【襲・圧】」sequence 244885

精選版日本国語大辞典「ふ」語誌(4)は、捕らふ・押さふの下二段型の「ふ」の語源を下二段動詞「敢ふ」に求めることもできるとする。Martinは押さへるを*osi afe[y]-、支へるを*sas[i] afey-、捉へるを*t9r[i] afey-(または*t(w)ora-pa-Ci-)、控へるを*pika-pa-Ci-(または*pik[a-C]i apa-Ci-)と併記する。

提案 辞書の併記と再建辞典の併記。どちらの出典も一方に決めない。
精選版日本国語大辞典 2006 提唱
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
「ふ」語誌(4)
Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
osaeru < osafe[y]- < *osi afe[y]- < *os[a-C]i apa-Ci-
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 742
Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
sasaeru < sasafe[y]- < *sas[i] - afey-
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 747

この例へのリンク

とらふ「捕」 tor- + -ap-e- → torape- 主要例 established

ONCOJ l031249a。MYS.12.2943(訓字)、NSK.31「于泥珥等邏倍莵」。単位は捕らふの項目が持ち、その見出し語形は終止形のtorapu。現代語の捉える。

ネットワークで見る:ojp/torapu-seize

ネットワークで見る:ojp/tor-take

捕らふには、とる+接尾語ふ(阪倉)、-e-による派生(ONCOJ)、取り+敢ふの複合(精選版日国語誌(4)、Martin)の3つの分析が並ぶ。

提案 捕らふの項目が持つ主張の要約。分析の優劣はこの項目では判定しない。
阪倉篤義 2011 提唱
文献
増補 日本語の語源 書籍/平凡社ライブラリー729
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
第一部2「語源の解釈と類推」の節「月にやるせぬわが想い」、ダンプ頁74
Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
toraeru < t2rafey- < *t9.r[i] afey- < *t(w)or[a-C]is apa-Ci-e (or< *t(w)ora-pa-Ci-)
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 770

精選版日本国語大辞典「ふ」語誌(4)は、捕らふ・押さふの下二段型の「ふ」の語源を下二段動詞「敢ふ」に求めることもできるとする。Martinは押さへるを*osi afe[y]-、支へるを*sas[i] afey-、捉へるを*t9r[i] afey-(または*t(w)ora-pa-Ci-)、控へるを*pika-pa-Ci-(または*pik[a-C]i apa-Ci-)と併記する。

提案 辞書の併記と再建辞典の併記。どちらの出典も一方に決めない。
精選版日本国語大辞典 2006 提唱
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
「ふ」語誌(4)
Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
osaeru < osafe[y]- < *osi afe[y]- < *os[a-C]i apa-Ci-
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 742
Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
sasaeru < sasafe[y]- < *sas[i] - afey-
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 747

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つたふ「伝」 tute- + -ap-e- → tutape- 主要例 established

ONCOJ l031147a。KK.111「毛毛豆多布」、KK.37「伊蘇豆多布」、KK.42「毛毛豆多布」、MYS.17.3895(訓字)、MYS.19.4277(訓字)、MYS.2.135a(訓字)、ほか4例。日国「ふ」語誌(4)が伝つ+ふとする。現代語の伝える。

ネットワークで見る:ojp/tutape-communicate

ネットワークで見る:ojp/tute-communicate

下二段の伝つtute-に対し、四段の伝ふtutap-(自動詞、伝う)と下二段の伝ふtutape-(他動詞、伝える)が並ぶ。ONCOJは両語彙素を自他の対とし、精選版日国は伝ふを「つつ(伝)」と同語源、「ふ」語誌(4)は伝ふを伝つに「ふ」の付いた例とする。

提案 辞書の語誌とコーパスの自他の対を合わせた分析。時代別の一覧の「伝た」は四段形にあたる。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
tutap ↔ tutape (transitivity)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l031146aの関係欄
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「ふ」語誌(4)、「つたう【伝】」

下二段・上二段の動詞に-ap-が付くとき、語幹末の母音は失われる。流るnagare-から流らふnagar-ap-、重ぬkasane-から重なへkasan-apɛ、ねぐneŋgï-から願ふneŋg-ap-、伝つtute-から伝ふtut-ap-・tut-ape-。

提案 Vovinの例と辞書の語構成の記述から編集上まとめた規則。陳は脚注5でnagar-ap-とnur-as-を挙げ、四段形nagar-・nur-は無いと仮定されてきたがnur-はONCOJに3例あるとし、語根をnagar-・nur-とみて-e-かGroup II接尾辞のどちらかが直接付くと考えればよいと述べる。この読みでは母音の脱落を立てる必要がなく、ここに置く規則の代案にあたる。
Vovin, Alexander 2020 記述
naŋgar-ap- ‘flow-ITER’ (< *naŋgare-ap-), and neŋg-ap- ‘pray/desire-ITER’ (< *neŋgï-ap-)
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 738
Qiūshí Chén 2023 記述
one can still say that the root forms are just nagar- and nur-, which can be attached to immediately by either -e- (< -(a)y-) or a Group II suffix, but not both.
文献
Deriving Mizenkei in Old Japanese Verbal Morphology 論文/Japanese/Korean Linguistics 30
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 297, footnote 5
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「つたう【伝】」「つつ【伝】」

精選版日本国語大辞典は「ふ」を四段動詞の未然形に付く反復・継続の助動詞とし、①反復、②継続、③変化の進行を分ける。語誌は、語源を「あふ(相・合)」に求める説を採り、「経」との関連説を併記し、「流らふ」「伝ふ」「よそふ」を下二段動詞「流る」「伝つ」「寄す」に「ふ」の付いた例、「捕らふ」「押さふ」を下二段動詞「敢ふ」に語源を求めうる例として挙げる。

通説 辞書の記述。語源説は同じ項目内でも複数が併記される。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「ふ」(助動詞・接尾語)、term_bank_2.json sequence 28388

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つたふ「伝」 tute- + -ap- → tutap- 主要例 established

ONCOJ l031146a。MYS.10.1826(訓字)、MYS.10.1854(訓字)、MYS.10.1873(訓字)、MYS.13.3232(訓字)、MYS.13.3258(訓字)、MYS.2.185(訓字)、ほか9例。四段。時代別の一覧の伝た=。現代語の伝う。

ネットワークで見る:ojp/tutap-be-communicated

ネットワークで見る:ojp/tute-communicate

下二段の伝つtute-に対し、四段の伝ふtutap-(自動詞、伝う)と下二段の伝ふtutape-(他動詞、伝える)が並ぶ。ONCOJは両語彙素を自他の対とし、精選版日国は伝ふを「つつ(伝)」と同語源、「ふ」語誌(4)は伝ふを伝つに「ふ」の付いた例とする。

提案 辞書の語誌とコーパスの自他の対を合わせた分析。時代別の一覧の「伝た」は四段形にあたる。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
tutap ↔ tutape (transitivity)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l031146aの関係欄
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「ふ」語誌(4)、「つたう【伝】」

時代別国語大辞典上代編は「ふ」を継続または反復を表す動詞語尾とし、下二段動詞の語尾をア段に転じた形に付いてフも下二段に活用する例(流らふ)を稀な例として挙げ、自動詞ムクにフのついたムカフが他動詞に転じたと述べ、助動詞よりも接尾語とみるのが穏当とする。同項は色づかふ・告らふ・触らばふ・伝たふ・よろほふを含む約50語を一覧にする。

通説 頁画像を読んで写した。転記の誤読の可能性は残るため、一覧の各語は個別の文証で確かめる。
上代語辞典編修委員会 1967 記述
文献
時代別国語大辞典:上代編 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「ふ」(接尾語)p. 629

この例へのリンク

むかふ「迎」 muk- + -ap-e- → mukape- 主要例 established

ONCOJ l031722a。MYS.18.4044「牟可倍母許奴可」、MYS.2.85(訓字)、MYS.6.971(訓字)、MYS.7.1200(訓字)、MYS.8.1430(訓字)、MYS.8.1527(訓字)。時代別はムクにフのついたムカフが他動詞に転じたとする。現代語の迎える。

ネットワークで見る:ojp/mukape-welcome

ネットワークで見る:ojp/muk-face

向くmuk-に対し、四段の向かふmukap-(自動詞)と下二段の迎ふmukape-(他動詞)が並ぶ。時代別はムクにフのついたムカフが他動詞に転じたとし、ONCOJは両語彙素を自他の対として結び、精選版日国は向かふを「向き合ふ」の変化、迎ふを向かふと同語源とする。

提案 時代別の記述に従う。精選版日国は向かふに「向き合ふ」の変化という別の分析を与えるので、四段形の切れ目は出典で分かれる。
上代語辞典編修委員会 1967 記述
文献
時代別国語大辞典:上代編 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「ふ」(接尾語)p. 629
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
mukap ↔ mukape (transitivity)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l031721aの関係欄
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「むかう【向・対】」「むかえる【迎・邀】」

時代別国語大辞典上代編は「ふ」を継続または反復を表す動詞語尾とし、下二段動詞の語尾をア段に転じた形に付いてフも下二段に活用する例(流らふ)を稀な例として挙げ、自動詞ムクにフのついたムカフが他動詞に転じたと述べ、助動詞よりも接尾語とみるのが穏当とする。同項は色づかふ・告らふ・触らばふ・伝たふ・よろほふを含む約50語を一覧にする。

通説 頁画像を読んで写した。転記の誤読の可能性は残るため、一覧の各語は個別の文証で確かめる。
上代語辞典編修委員会 1967 記述
文献
時代別国語大辞典:上代編 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「ふ」(接尾語)p. 629

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くはふ「加」 kupape- < *kupa-pa-Ci- attested 推測

ONCOJ l030642a。MYS.5.897「加弖阿礼婆」。上代の文証は加ふの語義。咥ふの語義は源氏物語から。食ふとの結び付きはMartinの*kupa-pa-Ci-のみで、ONCOJの派生欄は-e-だけを挙げる。

ネットワークで見る:ojp/kupape-add

上代に文証される下二段のくはふ(万葉集5.897、加弖阿礼婆)はONCOJが「add」とする加ふであり、「口にくわえる」意の咥ふは精選版日本国語大辞典が源氏物語から引く。Martinはkuwaeru「add; inflict」を*kupa-pa-Ci-とする。

通説 食ふ→咥ふの派生を述べる出典はない。上代の語形と語義は加ふのもの。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
kupape / verb / LB / add
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l030642a、用例MYS.5.897「加弖阿礼婆」
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「くわえる【銜・啣・咥】」sequence 280872、「くわえる【加】」sequence 248784
Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
kuwaeru < kufafey- < *kupa-pa-Ci-. 'add; inflict'.
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 718

Martinは動詞語幹をすべて母音終わりに再建し(語らふ *kata-ra-pa-、住まふ *suma-pa-)、「ふ」を語幹に付く形成素*-pa-とする。下二段の-e(y)-は*-a-Ci-で、「与ふ」型の-eru₂は*-pa-Ci-。語根と*-pa-の間に-ra-・-ma-・-na-・-ka-・-sa-が立つ形も同じ*-pa-に含める。形成素の意味は多くの場合はっきりしないとし、*-pa-に意味を与えない。

提案 内的再建の体系内での形式分析。母音終わりの語幹を立てる前提により、語らふのaは語幹側に属し、-ap-という単位は立たない。反復・継続の意味を接尾辞に帰さないため、辞書や文法書の記述とは別の主張として扱う。
Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
katarau < katarafu < *kata(-)ra-pa-. 'talk together'.
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 705
Martin, Samuel Elmo 1987 記述
it is often quite obscure just what a given formant contributes to the meaning of a particular stem
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
pp. 671–672, §6.4
Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
-eru2 <-fey-< *-pa-Ci-.
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 790, §6.7

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さす「刺」 sas- + -ap- → sasap- 主要例 established

ONCOJ l032039a。MYS.16.3791「刺部重部」。ONCOJの見出しはsasap(四段)で、刺部をsasa puと転写する。Vovinは同じ部をsas-apɛ「刺繍する」の連用形と読む。

ネットワークで見る:ojp/sasap-embroider

ネットワークで見る:ojp/sas-stab

Vovinは反復の接尾辞に-ap-と-ǝp-の2つの異形態を認め、反復または継続の動作を表すとする。-ǝp-は語幹に/ǝ/または/u/をもつ子音語幹動詞の後に現れ、-ap-はときに母音語幹のように振る舞い、連体形-ap-uru(万葉集1.59)や連用形-apɛ-(万葉集8.1420、宣命51)を作る。

通説 文法書の記述を用例の箇所とともに写した。個々の例の形態分析はVovinのもの。
Vovin, Alexander 2020 記述
The iterative marker has two allomorphs: -ap- and -ǝp-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.2.3.4, p. 738
Vovin, Alexander 2020 記述
Both are followed by -apɛ- rather than -ap-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 742, MYS 16.3791の注

下二段型-ape-の連用形へは、音仮名で書かれる限り乙類(倍・閇)である。流らへ(奈我良倍、万葉集19.4160;流倍、8.1420)、迎へ(牟可倍、18.4044)、まつろへ(麻都呂倍、20.4465;名詞のまつろへも麻都呂倍、18.4094)、触らばへ(布良婆閇、古事記歌謡100)。刺さへ重なへ(刺部重部、16.3791)の部をVovinは連用形-apɛと読むが、ONCOJはsasa pu・kasana puと転写し、四段の終止形とみる。

提案 奈我良倍・牟可倍・麻都呂倍・布良婆閇は音仮名で乙類を確かめた。流倍と刺部重部は訓字との交用で、後者の読みはVovinとONCOJで分かれる。部の甲乙の揺れをVovinが指摘するため、確立とはしない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
奈我良倍伎多礼 nagarape
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l031265aの用例MYS.19.4160
Frellesvig, Bjarke 2004 記述
*ai > e *taka-iti ‘high-market’ > taketi
文献
The Vowels of Proto-Japanese 論文/Japanese Language and Literature
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 283, (5)
Qiūshí Chén 2023 記述
(16) a. *ai > e
文献
Deriving Mizenkei in Old Japanese Verbal Morphology 論文/Japanese/Korean Linguistics 30
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 295
Vovin, Alexander 2020 記述
it is not impossible that the kō-otsu distinctions between /pe/ and /pɛ/ had already collapsed by that time.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 739, chart 61の注
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
牟可倍母許奴可 mukape
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l031722aの用例MYS.18.4044

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かさなふ「重」 kasane- + -ap- → kasanap- 主要例 established

ONCOJ l032040a。MYS.16.3791「刺部重部」。下二段のかさぬに付き、語幹末のeを失う。ONCOJの見出しはkasanap(四段)で重部をkasana puと転写し、Vovinはkasan-apɛと読む。

ネットワークで見る:ojp/kasanap-pile-up

ネットワークで見る:ojp/kasane-pile-up

Vovinは反復の接尾辞に-ap-と-ǝp-の2つの異形態を認め、反復または継続の動作を表すとする。-ǝp-は語幹に/ǝ/または/u/をもつ子音語幹動詞の後に現れ、-ap-はときに母音語幹のように振る舞い、連体形-ap-uru(万葉集1.59)や連用形-apɛ-(万葉集8.1420、宣命51)を作る。

通説 文法書の記述を用例の箇所とともに写した。個々の例の形態分析はVovinのもの。
Vovin, Alexander 2020 記述
The iterative marker has two allomorphs: -ap- and -ǝp-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.2.3.4, p. 738
Vovin, Alexander 2020 記述
Both are followed by -apɛ- rather than -ap-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 742, MYS 16.3791の注

下二段・上二段の動詞に-ap-が付くとき、語幹末の母音は失われる。流るnagare-から流らふnagar-ap-、重ぬkasane-から重なへkasan-apɛ、ねぐneŋgï-から願ふneŋg-ap-、伝つtute-から伝ふtut-ap-・tut-ape-。

提案 Vovinの例と辞書の語構成の記述から編集上まとめた規則。陳は脚注5でnagar-ap-とnur-as-を挙げ、四段形nagar-・nur-は無いと仮定されてきたがnur-はONCOJに3例あるとし、語根をnagar-・nur-とみて-e-かGroup II接尾辞のどちらかが直接付くと考えればよいと述べる。この読みでは母音の脱落を立てる必要がなく、ここに置く規則の代案にあたる。
Vovin, Alexander 2020 記述
naŋgar-ap- ‘flow-ITER’ (< *naŋgare-ap-), and neŋg-ap- ‘pray/desire-ITER’ (< *neŋgï-ap-)
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 738
Qiūshí Chén 2023 記述
one can still say that the root forms are just nagar- and nur-, which can be attached to immediately by either -e- (< -(a)y-) or a Group II suffix, but not both.
文献
Deriving Mizenkei in Old Japanese Verbal Morphology 論文/Japanese/Korean Linguistics 30
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 297, footnote 5
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「つたう【伝】」「つつ【伝】」

下二段型-ape-の連用形へは、音仮名で書かれる限り乙類(倍・閇)である。流らへ(奈我良倍、万葉集19.4160;流倍、8.1420)、迎へ(牟可倍、18.4044)、まつろへ(麻都呂倍、20.4465;名詞のまつろへも麻都呂倍、18.4094)、触らばへ(布良婆閇、古事記歌謡100)。刺さへ重なへ(刺部重部、16.3791)の部をVovinは連用形-apɛと読むが、ONCOJはsasa pu・kasana puと転写し、四段の終止形とみる。

提案 奈我良倍・牟可倍・麻都呂倍・布良婆閇は音仮名で乙類を確かめた。流倍と刺部重部は訓字との交用で、後者の読みはVovinとONCOJで分かれる。部の甲乙の揺れをVovinが指摘するため、確立とはしない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
奈我良倍伎多礼 nagarape
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l031265aの用例MYS.19.4160
Frellesvig, Bjarke 2004 記述
*ai > e *taka-iti ‘high-market’ > taketi
文献
The Vowels of Proto-Japanese 論文/Japanese Language and Literature
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 283, (5)
Qiūshí Chén 2023 記述
(16) a. *ai > e
文献
Deriving Mizenkei in Old Japanese Verbal Morphology 論文/Japanese/Korean Linguistics 30
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 295
Vovin, Alexander 2020 記述
it is not impossible that the kō-otsu distinctions between /pe/ and /pɛ/ had already collapsed by that time.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 739, chart 61の注
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
牟可倍母許奴可 mukape
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l031722aの用例MYS.18.4044

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まつろふ「服」 matur- + -op-e- → maturope- 主要例 established

ONCOJ l031651a。MYS.20.4465「麻都呂倍奴」。万葉集20.4465の麻都呂倍奴。Vovinはmatur-ǝpɛ-とする。名詞のまつろへ(l031651b)が18.4094にある。

ネットワークで見る:ojp/maturope-make-submit

ネットワークで見る:ojp/matur-serve

Vovinは反復の接尾辞に-ap-と-ǝp-の2つの異形態を認め、反復または継続の動作を表すとする。-ǝp-は語幹に/ǝ/または/u/をもつ子音語幹動詞の後に現れ、-ap-はときに母音語幹のように振る舞い、連体形-ap-uru(万葉集1.59)や連用形-apɛ-(万葉集8.1420、宣命51)を作る。

通説 文法書の記述を用例の箇所とともに写した。個々の例の形態分析はVovinのもの。
Vovin, Alexander 2020 記述
The iterative marker has two allomorphs: -ap- and -ǝp-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.2.3.4, p. 738
Vovin, Alexander 2020 記述
Both are followed by -apɛ- rather than -ap-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 742, MYS 16.3791の注

下二段型-ape-の連用形へは、音仮名で書かれる限り乙類(倍・閇)である。流らへ(奈我良倍、万葉集19.4160;流倍、8.1420)、迎へ(牟可倍、18.4044)、まつろへ(麻都呂倍、20.4465;名詞のまつろへも麻都呂倍、18.4094)、触らばへ(布良婆閇、古事記歌謡100)。刺さへ重なへ(刺部重部、16.3791)の部をVovinは連用形-apɛと読むが、ONCOJはsasa pu・kasana puと転写し、四段の終止形とみる。

提案 奈我良倍・牟可倍・麻都呂倍・布良婆閇は音仮名で乙類を確かめた。流倍と刺部重部は訓字との交用で、後者の読みはVovinとONCOJで分かれる。部の甲乙の揺れをVovinが指摘するため、確立とはしない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
奈我良倍伎多礼 nagarape
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l031265aの用例MYS.19.4160
Frellesvig, Bjarke 2004 記述
*ai > e *taka-iti ‘high-market’ > taketi
文献
The Vowels of Proto-Japanese 論文/Japanese Language and Literature
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 283, (5)
Qiūshí Chén 2023 記述
(16) a. *ai > e
文献
Deriving Mizenkei in Old Japanese Verbal Morphology 論文/Japanese/Korean Linguistics 30
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 295
Vovin, Alexander 2020 記述
it is not impossible that the kō-otsu distinctions between /pe/ and /pɛ/ had already collapsed by that time.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 739, chart 61の注
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
牟可倍母許奴可 mukape
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l031722aの用例MYS.18.4044

-op-形のろは、移ろふの2例(万葉集17.3916、17.3982の宇都路)を除いて、音仮名で書かれる限り乙類の呂である。移ろふは宇都呂布・宇都呂比が12例。誇ろへ(富己呂倍、5.892)、啜ろひ(須須呂比、5.892)、まつろふ(麻都呂不、18.4094;麻都呂布、19.4214;麻都呂倍、18.4094・20.4465)、もとほろふ(母登富呂布、古事記歌謡13・34)、嘖ろはえ(許呂波要、14.3529)はいずれも呂。衰ろへ(12.2952、衰去者)は訓字のみ、隠ろふは2.135の隠比が交用で6.918の隠去が訓字であり、どちらもろは訓字の部分にあたるため類は文証されない。

established ONCOJの転写と万葉集の原文(山口本文)で音仮名を確かめた。呂は乙類、路は甲類として読む。衰ろへ・隠ろふの類はONCOJの転写otorope・kakurwopがともに編集上の与え方であることを確かめた。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
宇都呂布 uturopu / 宇都路布 uturwopu
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l030277aの用例MYS.17.3978とMYS.17.3982
Vovin, Alexander 2020 提唱
the case after /u/ in utur- is puzzling, because /ǝ/ is not a rounded vowel
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 738

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ふらばふ「触」 pur- + -ap-e- → purabape- 主要例 提案

ONCOJ l031554a。KK.100「淤知布良婆閇」、KK.100「淤知布良婆閇」、MYS.2.194a(訓字)、MYS.2.194b(訓字)。日国は上代語として繰り返しさわる意の下二段とする。-ab-の切れ目は未解決。

ネットワークで見る:ojp/purabape-touch-repeatedly

ネットワークで見る:ojp/pur-touch

精選版日本国語大辞典は触らばふを上代語の下二段動詞とし、「繰り返しさわる。触れ合う」と釈す。ONCOJはpurabapeを下二段「be touching」とし、派生欄に-e-を挙げる。

通説 辞書の語釈は反復を明記する。内部の形態分析は未解決。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「ふらばう【触】」sequence 50617
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
purabape / verb / LB / be touching
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l031554a、用例KK.100「淤知布良婆閇」

下二段型-ape-の連用形へは、音仮名で書かれる限り乙類(倍・閇)である。流らへ(奈我良倍、万葉集19.4160;流倍、8.1420)、迎へ(牟可倍、18.4044)、まつろへ(麻都呂倍、20.4465;名詞のまつろへも麻都呂倍、18.4094)、触らばへ(布良婆閇、古事記歌謡100)。刺さへ重なへ(刺部重部、16.3791)の部をVovinは連用形-apɛと読むが、ONCOJはsasa pu・kasana puと転写し、四段の終止形とみる。

提案 奈我良倍・牟可倍・麻都呂倍・布良婆閇は音仮名で乙類を確かめた。流倍と刺部重部は訓字との交用で、後者の読みはVovinとONCOJで分かれる。部の甲乙の揺れをVovinが指摘するため、確立とはしない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
奈我良倍伎多礼 nagarape
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l031265aの用例MYS.19.4160
Frellesvig, Bjarke 2004 記述
*ai > e *taka-iti ‘high-market’ > taketi
文献
The Vowels of Proto-Japanese 論文/Japanese Language and Literature
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 283, (5)
Qiūshí Chén 2023 記述
(16) a. *ai > e
文献
Deriving Mizenkei in Old Japanese Verbal Morphology 論文/Japanese/Korean Linguistics 30
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 295
Vovin, Alexander 2020 記述
it is not impossible that the kō-otsu distinctions between /pe/ and /pɛ/ had already collapsed by that time.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 739, chart 61の注
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
牟可倍母許奴可 mukape
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l031722aの用例MYS.18.4044

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つかふ「仕」 tukap- + -e- → tukape- attested 提案

ONCOJ l031119a。BS.13「都加閇麻都礼利」、MYS.1.38a(訓字)、MYS.1.38a「依弖奉流」、MYS.1.38b(訓字)、MYS.1.38b「依弖奉流」、MYS.1.39「因而奉流」、ほか41例。ONCOJは使ふ(四段)と仕ふ(下二段)を自他の対として結ぶ。現代語の仕える。

ネットワークで見る:ojp/tukape-serve

ネットワークで見る:ojp/tukap-use

ONCOJは使ふtukap-(四段)と仕ふtukape-(下二段)を自他の対として結ぶ。精選版日国は仕へるの語源を記さない。

通説 コーパスの関係欄の記述。反復接尾辞との関係はどの出典も述べない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
tukap ↔ tukape (transitivity)
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l031118aの関係欄

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あがらへ「上」 agar- + -ap-e- → agarape- attested established

宣命51。Vovinがaŋgar-apɛ-として挙げる下二段型の例。ONCOJの韻文コーパスの範囲外。

Vovinは反復の接尾辞に-ap-と-ǝp-の2つの異形態を認め、反復または継続の動作を表すとする。-ǝp-は語幹に/ǝ/または/u/をもつ子音語幹動詞の後に現れ、-ap-はときに母音語幹のように振る舞い、連体形-ap-uru(万葉集1.59)や連用形-apɛ-(万葉集8.1420、宣命51)を作る。

通説 文法書の記述を用例の箇所とともに写した。個々の例の形態分析はVovinのもの。
Vovin, Alexander 2020 記述
The iterative marker has two allomorphs: -ap- and -ǝp-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.2.3.4, p. 738
Vovin, Alexander 2020 記述
Both are followed by -apɛ- rather than -ap-.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 742, MYS 16.3791の注

下二段型-ape-の連用形へは、音仮名で書かれる限り乙類(倍・閇)である。流らへ(奈我良倍、万葉集19.4160;流倍、8.1420)、迎へ(牟可倍、18.4044)、まつろへ(麻都呂倍、20.4465;名詞のまつろへも麻都呂倍、18.4094)、触らばへ(布良婆閇、古事記歌謡100)。刺さへ重なへ(刺部重部、16.3791)の部をVovinは連用形-apɛと読むが、ONCOJはsasa pu・kasana puと転写し、四段の終止形とみる。

提案 奈我良倍・牟可倍・麻都呂倍・布良婆閇は音仮名で乙類を確かめた。流倍と刺部重部は訓字との交用で、後者の読みはVovinとONCOJで分かれる。部の甲乙の揺れをVovinが指摘するため、確立とはしない。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
奈我良倍伎多礼 nagarape
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l031265aの用例MYS.19.4160
Frellesvig, Bjarke 2004 記述
*ai > e *taka-iti ‘high-market’ > taketi
文献
The Vowels of Proto-Japanese 論文/Japanese Language and Literature
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 283, (5)
Qiūshí Chén 2023 記述
(16) a. *ai > e
文献
Deriving Mizenkei in Old Japanese Verbal Morphology 論文/Japanese/Korean Linguistics 30
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 295
Vovin, Alexander 2020 記述
it is not impossible that the kō-otsu distinctions between /pe/ and /pɛ/ had already collapsed by that time.
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 739, chart 61の注
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
牟可倍母許奴可 mukape
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l031722aの用例MYS.18.4044

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派生形容詞と東国語 6件

反復の-ap-に形容詞化の-asiが続く形と、否定・進行の後に-ap-が立つ東国語の形。

かからはし「懸」 kakarapasi- < … + -ap- attested established

ONCOJ l007072。MYS.5.800「可可良波志母与」。Vovinのkakar-ap-asi。

ネットワークで見る:ojp/kakarapasi-clinging

反復の-ap-に形容詞化の-asiが続く例として、Vovinはkakar-ap-asi(万葉集5.800)を挙げ、ONCOJはmakirapasi(14.3407)をma+kir+-ap-の関連語とする。

提案 文法書とコーパスの分析。
Vovin, Alexander 2020 記述
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 741, MYS 5.800
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
makirapasi / adjective / blinding ← ma + kir + -ap-
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l007106

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まきらはし makirapasi- < … + -ap- attested 提案

ONCOJ l007106。MYS.14.3407「麻伎良波之母奈」。ONCOJはma「目」+kir「切る」+-ap-とする。麻伎良波之のきは甲類で、霧る(kwir-、乙類)と合わない。

ネットワークで見る:ojp/makirapasi-dazzling

反復の-ap-に形容詞化の-asiが続く例として、Vovinはkakar-ap-asi(万葉集5.800)を挙げ、ONCOJはmakirapasi(14.3407)をma+kir+-ap-の関連語とする。

提案 文法書とコーパスの分析。
Vovin, Alexander 2020 記述
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 741, MYS 5.800
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
makirapasi / adjective / blinding ← ma + kir + -ap-
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l007106

まきらはし(麻伎良波之)のきは甲類で、ONCOJは目+切るkir-、Martinは*ma kira-pa-si-と切る。Martinは紛れるを?*ma-n-kwir-e-「eyes fog」(乙類)とし、まきらはしを紛らはしの上代の祖先と「通常みなされる」と記す。霧るkwir-は乙類のため、まきらはしの基底を霧るとみる分析は音仮名と合わない。

提案 音仮名の甲乙とONCOJ・Martinの分析を突き合わせた編集上の整理。紛れると紛らはしの関係は未解決。
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
麻伎良波之母奈 makirapasi
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l007106、用例MYS.14.3407
Martin, Samuel Elmo 1987 伝聞
This Man'yo-shu word is usually taken to be the OJ ancestor of magirawasi-
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
伝聞(他の説として伝えます)
箇所
p. 834
Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 719, magireruの項。再建は?< *ma -n- kwira-Ci-「eyes fog」で、語根の下付きの記号は写していない

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あはなふ「逢」 ap- + -an- + -ap- → apanap- attested established

MYS.14.3375、14.3426、14.3524。否定の後に反復が立つ東国語の語順。

東国語では反復の-ap-が否定の-an-や進行の-er-の後に立つ(ap-an-ap-、ne-n-ap-、sa-ne-n-ap-、yuk-ase-[a]r-ap-)。陳はこれを-(a)p-の特異性の一つとする。

通説 文法書の記述。時代別は東国の打消の助動詞ナフのフも同じフかと問う。
Vovin, Alexander 2020 記述
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
pp. 744–745
Qiūshí Chén 2023 記述
in Eastern Old Japanese, the iterative marker unexpectedly occurs after the negative -(a)z-/-(a)n-
文献
Deriving Mizenkei in Old Japanese Verbal Morphology 論文/Japanese/Korean Linguistics 30
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 298, footnote 7

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ねなふ「寝」 ne- + -n- + -ap- → nenap- attested established

MYS.14.3509。

東国語では反復の-ap-が否定の-an-や進行の-er-の後に立つ(ap-an-ap-、ne-n-ap-、sa-ne-n-ap-、yuk-ase-[a]r-ap-)。陳はこれを-(a)p-の特異性の一つとする。

通説 文法書の記述。時代別は東国の打消の助動詞ナフのフも同じフかと問う。
Vovin, Alexander 2020 記述
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
pp. 744–745
Qiūshí Chén 2023 記述
in Eastern Old Japanese, the iterative marker unexpectedly occurs after the negative -(a)z-/-(a)n-
文献
Deriving Mizenkei in Old Japanese Verbal Morphology 論文/Japanese/Korean Linguistics 30
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 298, footnote 7

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さねなふ「さ寝」 sa-ne- + -n- + -ap- → sanenap- attested established

MYS.14.3466。

東国語では反復の-ap-が否定の-an-や進行の-er-の後に立つ(ap-an-ap-、ne-n-ap-、sa-ne-n-ap-、yuk-ase-[a]r-ap-)。陳はこれを-(a)p-の特異性の一つとする。

通説 文法書の記述。時代別は東国の打消の助動詞ナフのフも同じフかと問う。
Vovin, Alexander 2020 記述
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
pp. 744–745
Qiūshí Chén 2023 記述
in Eastern Old Japanese, the iterative marker unexpectedly occurs after the negative -(a)z-/-(a)n-
文献
Deriving Mizenkei in Old Japanese Verbal Morphology 論文/Japanese/Korean Linguistics 30
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 298, footnote 7

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ゆかせらふ「行」 yuk- + -ase- + -[a]r- + -ap- → yukasearap- attested established

MYS.14.3541。使役・進行の後に反復が立つ。

東国語では反復の-ap-が否定の-an-や進行の-er-の後に立つ(ap-an-ap-、ne-n-ap-、sa-ne-n-ap-、yuk-ase-[a]r-ap-)。陳はこれを-(a)p-の特異性の一つとする。

通説 文法書の記述。時代別は東国の打消の助動詞ナフのフも同じフかと問う。
Vovin, Alexander 2020 記述
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
pp. 744–745
Qiūshí Chén 2023 記述
in Eastern Old Japanese, the iterative marker unexpectedly occurs after the negative -(a)z-/-(a)n-
文献
Deriving Mizenkei in Old Japanese Verbal Morphology 論文/Japanese/Korean Linguistics 30
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 298, footnote 7

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対照例 1件

母音終わりの名詞に付いて甲類に融合した数ふ。子音語幹の後の乙類との違いを示します。

かぞふ「数」 *kazu + -ap-e- → kazwope- 対照例 提案

母音終わりの名詞に付いて*ua > wo(甲類)に融合した例。MYS.18.4094「可蘇倍」、5.890「可俗閇」。子音語幹の後の乙類の-op-と条件が異なる。

ネットワークで見る:ojp/kazwope-count

Frellesvig・Whitmanは数ふkazwope-を*kazu-ap-「number-join」から導き、*ua > woの例とする。同論文はap-を「join」と釈すので、その要素が反復の接尾辞か動詞「合ふ」かはこの例からは決まらない。

提案 日琉祖語の母音体系を論じる中での例示。この項目で確かめた範囲では、母音終わりの名詞にap-が付いて甲類のwoに融合する唯一の例で、子音語幹の後の乙類の-op-とは条件が異なる。ap-の同定は同論文が示さない。
Frellesvig, Bjarke 2004 提唱
*ua > wo *kazu-ap- ‘number-join’ > kazwope- ‘count’
文献
The Vowels of Proto-Japanese 論文/Japanese Language and Literature
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 283, (5)
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
kazwope / verb / LB / count
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l030469a、用例MYS.18.4094a「可蘇倍衣受」

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後代の辞書形 23件

上代の韻文に文証がなく、辞書が中古以降の資料または訓読から引く形。

よそふ「寄」 yos- + -op-e- → yosope- documentary 提案

古今集仮名序。日国は寄す+反復・継続の接尾語ふか、または寄し添ふからとする。「ふ」語誌(4)の3例の一つ。現代語のよそえる。

精選版日本国語大辞典は、上代以後の資料に下二段型の「ふ」を持つ語を記す。寄そふ(古今集、寄す+反復・継続の接尾語ふか)、守らふ(宇津保物語)、隠らふ(延喜式)、抱かふ(竹取物語、いだく+ふが下二段化したものか)、抱かふ(釈日本紀、むだかふ)、足組ふ(あぐむ+接尾語ふ)、浅ふ(形容詞語幹あさ+接尾語ふ)。

通説 辞書の記述。上代の文証はない。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記

精選版日本国語大辞典は「ふ」を四段動詞の未然形に付く反復・継続の助動詞とし、①反復、②継続、③変化の進行を分ける。語誌は、語源を「あふ(相・合)」に求める説を採り、「経」との関連説を併記し、「流らふ」「伝ふ」「よそふ」を下二段動詞「流る」「伝つ」「寄す」に「ふ」の付いた例、「捕らふ」「押さふ」を下二段動詞「敢ふ」に語源を求めうる例として挙げる。

通説 辞書の記述。語源説は同じ項目内でも複数が併記される。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「ふ」(助動詞・接尾語)、term_bank_2.json sequence 28388

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まもらふ「守」(下二段) mamor- + -ap-e- → mamorape- documentary 提案

宇津保物語「まもらへて」。上代の守らふは四段。

精選版日本国語大辞典は、上代以後の資料に下二段型の「ふ」を持つ語を記す。寄そふ(古今集、寄す+反復・継続の接尾語ふか)、守らふ(宇津保物語)、隠らふ(延喜式)、抱かふ(竹取物語、いだく+ふが下二段化したものか)、抱かふ(釈日本紀、むだかふ)、足組ふ(あぐむ+接尾語ふ)、浅ふ(形容詞語幹あさ+接尾語ふ)。

通説 辞書の記述。上代の文証はない。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記

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かくらふ「隠」(下二段) kakur- + -ap-e- → kakurape- documentary 提案

延喜式巻16。上代の隠らひ(3.317)は四段型。

精選版日本国語大辞典は、上代以後の資料に下二段型の「ふ」を持つ語を記す。寄そふ(古今集、寄す+反復・継続の接尾語ふか)、守らふ(宇津保物語)、隠らふ(延喜式)、抱かふ(竹取物語、いだく+ふが下二段化したものか)、抱かふ(釈日本紀、むだかふ)、足組ふ(あぐむ+接尾語ふ)、浅ふ(形容詞語幹あさ+接尾語ふ)。

通説 辞書の記述。上代の文証はない。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記

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いだかふ「抱」 idak- + -ap-e- → idakape- documentary 提案

竹取物語「いだかへて」。日国はいだきかかふの約とする説も併記する。

精選版日本国語大辞典は、上代以後の資料に下二段型の「ふ」を持つ語を記す。寄そふ(古今集、寄す+反復・継続の接尾語ふか)、守らふ(宇津保物語)、隠らふ(延喜式)、抱かふ(竹取物語、いだく+ふが下二段化したものか)、抱かふ(釈日本紀、むだかふ)、足組ふ(あぐむ+接尾語ふ)、浅ふ(形容詞語幹あさ+接尾語ふ)。

通説 辞書の記述。上代の文証はない。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記

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むだかふ「抱」 mudak- + -ap- → mudakap- documentary 提案

日国は四段のむだかふをむだく+反復・継続のふとし、釈日本紀に下二段形を記す。

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

精選版日本国語大辞典は、上代以後の資料に下二段型の「ふ」を持つ語を記す。寄そふ(古今集、寄す+反復・継続の接尾語ふか)、守らふ(宇津保物語)、隠らふ(延喜式)、抱かふ(竹取物語、いだく+ふが下二段化したものか)、抱かふ(釈日本紀、むだかふ)、足組ふ(あぐむ+接尾語ふ)、浅ふ(形容詞語幹あさ+接尾語ふ)。

通説 辞書の記述。上代の文証はない。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記

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あぐまふ「足組」 agum- + -ap-e- → agumape- documentary 提案

日国はあぐむに接尾語ふの付いたものから、とする下二段。

精選版日本国語大辞典は、上代以後の資料に下二段型の「ふ」を持つ語を記す。寄そふ(古今集、寄す+反復・継続の接尾語ふか)、守らふ(宇津保物語)、隠らふ(延喜式)、抱かふ(竹取物語、いだく+ふが下二段化したものか)、抱かふ(釈日本紀、むだかふ)、足組ふ(あぐむ+接尾語ふ)、浅ふ(形容詞語幹あさ+接尾語ふ)。

通説 辞書の記述。上代の文証はない。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記

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あさふ「浅」 asa + -ap-e- → asape- documentary 推測

日国は形容詞語幹あさに接尾語ふの付いた下二段とする。動詞以外の基底に付く唯一の例。

精選版日本国語大辞典は、上代以後の資料に下二段型の「ふ」を持つ語を記す。寄そふ(古今集、寄す+反復・継続の接尾語ふか)、守らふ(宇津保物語)、隠らふ(延喜式)、抱かふ(竹取物語、いだく+ふが下二段化したものか)、抱かふ(釈日本紀、むだかふ)、足組ふ(あぐむ+接尾語ふ)、浅ふ(形容詞語幹あさ+接尾語ふ)。

通説 辞書の記述。上代の文証はない。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記

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かかふ「香」 kak- + -ap-e- → kakape- documentary 推測

日国は補注で、香を活用させたかくに継続の接尾語ふの付いたものとする説を記す。

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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ゆはふ「結」(四段) yup- + -ap- → yupap- documentary 提案

日本書紀北野本訓。日国は結ふ+反復・継続のふ。下二段の結はふ(結わえる)は書言字考節用集(1717)から。

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

この例へのリンク

おそふ「襲」 os- + -op- → osop- documentary 提案

日本書紀熱田本訓。日国は押す+反復・継続の接尾語ふで音が変化した語とし、押さふと同語源とする。漢文訓読に特有の語で、上代の韻文に例がない。現代語の襲う。

ネットワークで見る:ojp/os-push

精選版日本国語大辞典は押さふを「押す」に継続を表す接尾語「ふ」の付いた形とし、襲ふを同語源とする。

提案 辞書の語誌。同じ辞典の「ふ」語誌(4)は「敢ふ」由来の可能性も併記する。
精選版日本国語大辞典 2006 提唱
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
「おさえる【押・抑】」語誌(1)、sequence 244155
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「おそう【襲・圧】」sequence 244885

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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よそほふ「装」 yosop- + -ap- → yosopap- > yosopop- documentary 提案

平家物語。日国はよそふ+継続・反復の接尾語ふのよそはふが変化したものとする。上代の名詞よそほひ(ONCOJ l052429)は別に立つ。現代語の装う。

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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やまふ「病」 yam- + -ap- → yamap- documentary 推測

永久百首(1116)。日国は病む+反復・継続のふか、または名詞病いの動詞化かとする。

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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ならふ「慣・習」 nar- + -ap- → narap- documentary 提案

古事記・日本書紀の訓読。日国「ふ」接尾語の項が語らふ・向かふ・住まふと並べて挙げる。習うの項目自体は語源を記さない。

精選版日本国語大辞典は「語らふ」「向かふ」「住まふ」「慣らふ」を、助動詞の意味を失って形式的に付いた接尾語の例として挙げる。

通説 辞書の記述。「慣らふ」(習う)の個別項目は語源を記さないため、この一覧が唯一の根拠である。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「ふ」(二)〘接尾〙、term_bank_2.json sequence 28388

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うつろふ「映」 utur- + -ap- → uturap- > uturop- documentary 提案

後撰集。日国は映る+反復・継続のふで、らがうつにひかれてろになった語とする。移ろふと同じ語根の別語として立てる。

ネットワークで見る:ojp/utur-change

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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いまふ「忌」 im- + -ap- → imap- documentary 提案

日国は忌む+接尾語ふ。

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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あらはひ「洗」 arap- + -ap- → arapap- documentary 提案

名詞あらひを、洗ふ+助動詞ふの連用形の名詞化とする日国の記述による。

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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あはひ「間・合」 ap- + -ap- → apap- documentary 推測

日国は名詞あひ・ごう(合)を合ふ+接尾語ふのあはふの名詞化かとする。

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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はからふ「計」 pakar- + -ap- → pakarap- documentary 推測

霊異記。日国は計り合うの変化を主とし、反復継続のふを一説とする。Martinは*paka-ra-pa-。現代語の計らう。

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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かかづらふ「拘」 kakadur- + -ap- → kakadurap- documentary 推測

源氏物語。日国は「つらふ」説と、かかづる+反復・継続のふ説を併記する。

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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よろこぼふ「喜」 yorokob- + -ap- → yorokobap- > yorokobop- documentary 提案

伊勢物語。日国は喜ぶ+反復・継続の接尾語ふで音が変化した語とする。

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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ねらふ「練」 ner- + -ap- → nerap- documentary 提案

日本書紀熱田本訓。狙うとは別語。

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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めぐらふ「廻」 megur- + -ap- → megurap- documentary 提案

日本書紀岩崎本訓。

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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もらふ「守」 mor- + -ap- → morap- documentary 提案

霊異記。日国は守る+反復・継続のふが一語化したものとする。貰うとの関係は日国が述べない。Martinは貰うにも*mora-pa-を与える。

ネットワークで見る:ojp/mor-guard

精選版日本国語大辞典は次の語の項目で、基底動詞に反復・継続の助動詞または接尾語「ふ」が付いた形と述べる。

通説 辞書の語構成の記述を一覧にした。連語として立てる項目と、接尾語化した一語として立てる項目が混じる。初出は同辞典の最初の用例の作品名で、上代の文証はONCOJの用例で別に確かめる。
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
各見出しの語構成注記。sequence番号は語構成の注記を含む項目を指す

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既往記述 13件

attestation

ONCOJは接尾辞-ap-を「durative」とし、44語彙素の派生欄に挙げます。用例は音仮名と訓字を分けて転写します。

National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
lexicon.xml接尾辞f000049
研究

Vovin 2020は-ap-と-ǝp-の異形態、母音語幹的な振る舞い、東国語の語順を記述し、再建をProto-Japaneseに限ります。

Vovin, Alexander 2020 記述
文献
A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
§3.2.3.4, pp. 738–745
辞典

時代別国語大辞典上代編は継続または反復の動詞語尾とし、下二段化の例に流らふ、他動詞化の例に向かふを挙げ、接尾語とみます。

上代語辞典編修委員会 1967 記述
文献
時代別国語大辞典:上代編 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「ふ」(接尾語)p. 629
辞典

精選版日本国語大辞典は反復・継続・変化の進行を分け、語源を「あふ」に求め、下二段型の例と「敢ふ」説を併記します。

精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「ふ」(助動詞・接尾語)
研究

Frellesvig 2010は-(a)p-を上代語で生産的な派生接辞に数え、相互の-ap-を別に立てます。

Frellesvig, Bjarke 2010 記述
文献
A History of the Japanese Language 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
p. 52
研究

陳2023は下二段型を-(a)p-e-と切り、-e-をGETの形態素とし、反復接辞の特異性を課題として残します。

Qiūshí Chén 2023 提唱
文献
Deriving Mizenkei in Old Japanese Verbal Morphology 論文/Japanese/Korean Linguistics 30
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
pp. 290–298
研究

Martin 1987は母音終わりの語幹に付く*-pa-と下二段の*-pa-Ci-を立て、意味を与えません。

Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
pp. 671–672, 790–795
研究

Frellesvig・Whitman 2004は数ふkazwope-を*kazu-ap-から導き、*ua > woの例とします。

Frellesvig, Bjarke 2004 提唱
文献
The Vowels of Proto-Japanese 論文/Japanese Language and Literature
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 283
研究

阪倉は捕らふ・掴まふを、とる・つかむに接尾語ふの接した形と切ります。

阪倉篤義 2011 提唱
文献
増補 日本語の語源 書籍/平凡社ライブラリー729
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
第一部2、ダンプ頁74
研究

Robbeets 2007は再建の*-pa-に相互・受身・強意反復の機能を与えます。外的比較の枠組みは争いがあります。

Martine Robbeets 2007 提唱
文献
How the actional suffix chain connects Japanese to Altaic 論文/Turkic Languages
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 11
ウェブ上の仮説

X上の投稿は現代語の「〜う/〜える」の対を反復接尾辞による派生として並べます。URLと日付は未確認です。

比較候補 13系列

食う/咥える

疑義
kup- + -ap-e- → kupape-「咥ふ」

上代のくはふ(万葉集5.897)は加ふの語義。咥ふの語義は源氏物語から。派生を述べる出典はない。

National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l030642a
精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「くわえる【銜・啣・咥】」sequence 280872

結う/結わえる

提案
yup- + -ap-e- → yupape-「結はふ」

四段の結はふは日国が結ふ+反復・継続のふとする。下二段形は日国が書言字考節用集(1717)を引く。Martinは*dupa-pa-Ci-。

精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「ゆわう【結】」sequence 221301;下二段形は「いわえる【結】」sequence 40109の副項目
Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 789

取る/捉える

提案
tor- + -ap-e- → torape-「捉ふ」

阪倉の切れ目と、日国・Martinの「敢ふ」複合説が並ぶ。日本書紀歌謡31に音仮名。

阪倉篤義 2011 提唱
文献
増補 日本語の語源 書籍/平凡社ライブラリー729
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
第一部2、ダンプ頁74
Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 770

押す/押さえる

提案
os- + -ap-e- → osape-「押さふ」

日国語誌(1)が押す+継続のふとする。「ふ」語誌(4)とMartinは敢ふとの複合を併記。

精選版日本国語大辞典 2006 提唱
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
「おさえる【押・抑】」語誌(1)
Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 742

向く/迎える

提案
muk- + -ap-e- → mukape-「迎ふ」

時代別がムク+フの他動詞化を述べる。日国は向かふと同語源とし、向かふ自体は「向き合ふ」の変化とする。

上代語辞典編修委員会 1967 記述
文献
時代別国語大辞典:上代編 書籍
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「ふ」(接尾語)p. 629
Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 728

踏む/踏まえる

推測
pum- + -ap-e- → pumape-「踏まふ」

日国は下二段のふまふを立てるが語源を記さない。上代の文証はない。

精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「ふまえる【踏】」sequence 154043

突く/閊える

推測
tuk- + -ap-e- → tukape-「閊ふ」

Martinは*tuka-pa-Ci-で閊える・仕えるを同形とする。ONCOJの上代の仕ふは使ふとの自他の対。仕える・閊える・使えるは別々に扱う。

Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 773
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l031118a・l031119a

掴む/掴まえる

提案
tukam- + -ap-e- → tukamape-「掴まふ」

阪倉がつかま・ふと切る。Martinは*tuka-ma-pa-Ci-。上代の文証はない。

阪倉篤義 2011 提唱
文献
増補 日本語の語源 書籍/平凡社ライブラリー729
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
第一部2、ダンプ頁74
Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 773

引く/控える

推測
pik- + -ap-e- → pikape-「控ふ」

Martinは*pika-pa-Ci-と引き+敢ふを併記する。上代の文証はない。

Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 688

なぞる/なぞらえる

疑義
nazor- + -ap-e- → nazorape-「なぞらふ」

日国はなぞふが上代にあり、なぞらふをその派生とみるので、なぞるが先とは断じにくいとする。Martinはなぞるを長い形の切断とみる。方向が逆の可能性がある。

精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「なぞらえる【準】」語誌(1)
Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 733

伝う/伝える

提案
tute- + -ap- → tutap-「伝ふ」; tute- + -ap-e- → tutape-「伝ふ」

両形とも下二段の伝つから派生し、伝うに-ap-を足して伝えるを作るのではない。日国「ふ」語誌(4)、ONCOJの自他の対。

精選版日本国語大辞典 2006 記述
文献
精選版日本国語大辞典 辞典
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
「ふ」語誌(4)
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l031146a・l031147a

当つ/与える

推測
ate- + -ap-e- → atape-「与ふ」

Martinは*ata-pa-Ci-とする。当つは下二段ate-。反復の意味の経路を述べる出典はない。

Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
p. 678

まきらはし/紛れる

疑義
*ma-n-kwir-e- → magire-「紛る」

まきらはしは甲類のき、Martinの紛れるは乙類の霧るによる再建。同じ基底とみるには甲乙が合わない。

Martin, Samuel Elmo 1987 提唱
文献
The Japanese Language through Time 書籍
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
pp. 719(紛れる), 834(まきらはし)
National Institute for Japanese Language and Linguistics 2021 記述
文献
Oxford-NINJAL Corpus of Old Japanese データセット
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
語彙素l007106

本文未確認の文献

吉田金彦(1972)「上代語における〈ふ〉〈なふ〉の取り扱いについて」『国語学』90

bibliography-only 紹介元

語誌データベースの「ふ」の文献一覧(ID 13563)による。本文未見。

吉田金彦(1973)『上代語助動詞の史的研究』明治書院

bibliography-only 紹介元

同一覧ID 13564。該当章と頁は未確認。

J. Marshall Unger (1977) Studies in Early Japanese Morphophonemics

located-not-consulted 紹介元

陳2023とRobbeets 2007が下二段の-e-の機能的起源について引く。原著未見。

探索記録

corpus・2026-09-06

検索語: f000049/-ap-/katarap/sumap/uturop/nagarape/osape/torape/tutape/mukape/kupape/purabape/maturope/kazwope/宇都呂布/宇都路

ONCOJの語彙集で接尾辞f000049を参照する44語彙素と、見出し語形でしか見つからない語彙素(nagarape・maturope・purabape・tukapeなど)を集め、data/derived/oncoj-occurrences.jsonlから用例の音仮名と転写を取り出した。移ろふの音仮名を呂12例・路2例と数えた。

dictionaries・2026-09-06

検索語: (助動詞|接尾語)「ふ」と「反復」または「継続」/(接尾語|助動詞)「ふ」/「ふ」の付/ながらえる/おとろえる/よそえる/おさえる/とらえる/つたえる/むかえる/くわえる/ふらばう/えらぶ/ならう/たたかう/ねがう/よばう/よそおう/つくろう/おそう/さぶらう

精選版日本国語大辞典の全項目を語構成の注記で走査し、狭い条件で76、広い条件で124の項目を得た。各見出しの活用・初出・語誌を確かめ、時代別国語大辞典上代編は「ふ」の項の頁画像を読んだ。

academic・2026-09-06

検索語: Vovin 2020 iterative -ap-/Chén 2023 mizenkei iterative/Martin 1987 -pa- formant -eru2/Frellesvig Whitman 2004 kazwope/上代語 反復 継続 ふ 下二段/吉田金彦 ふ なふ

Vovin §3.2.3.4、陳pp. 290–298、Martin §6.4・§6.7と各語の項、Frellesvig・Whitman p. 283を本文で確かめた。吉田・後藤・Ungerは書誌のみ。

x・2026-09-06

検索語: 反復相 接辞 -ap- 語らふ 住まふ/くう くわえる ゆう ゆわえる とる とらえる/なぞる なぞらえる/つたう つたえる/あたえる 当つ

利用者が写した投稿本文と返信を登録した。投稿のURL・日付・保存版は見つかっていないため、公開の引用から除く。

repository・2026-09-06

検索語: ojp/ap-durative/torafu-catch/kazwope-count/nagare-flow/os-push

既存の語誌項目が持つ単位と主張を確かめ、捕らふの項目の-ap-単位をこの現象の中心に置いた。数ふの項目が保留していたkazu+-p-+-e-の切れ目に、Frellesvig・Whitmanの例を根拠として与えた。