鳩間:クシライ・スクライ
╳╳╳ 疑義 クシライ 〜 スクライ 検索本文には両者の関係を否定する記述が見えます。否定の範囲と字句を原版で照合するまで、肯定例には数えません。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
加治工真市 提唱
- 文献
- 鳩間方言辞典 報告書
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 文書頁903、見出し「スクライ」
踵(空のスロットの分析)
○○○ 推測 きひびす → キキビソ 淡路の形の分析です。中澤は重複部分の変化を空のスロットへの子音移動で説明します。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
中澤光平 2020 提唱
- 文献
- 「キキビソ」考 論文/埼玉大学紀要. 教養学部
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- pp.115–118
蟣(空のスロットの分析)
○○○ 推測 きざし → きがし 子音層の空のスロットの移動による分析です。中澤は重複部分の変化を空のスロットへの子音移動で説明します。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
中澤光平 2020 提唱
- 文献
- 「キキビソ」考 論文/埼玉大学紀要. 教養学部
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- pp.118–119
歯茎(空のスロットの分析)
○○○ 推測 はじし → はびし/はばし ハ行化・複合語分析との競合も注記されています。中澤は重複部分の変化を空のスロットへの子音移動で説明します。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
中澤光平 2020 提唱
- 文献
- 「キキビソ」考 論文/埼玉大学紀要. 教養学部
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- pp.119–120
氷柱(空のスロットの分析)
○○○ 推測 つらら → つづら 通常の音変化で説明する余地も残されます。中澤は重複部分の変化を空のスロットへの子音移動で説明します。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
中澤光平 2020 提唱
- 文献
- 「キキビソ」考 論文/埼玉大学紀要. 教養学部
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- pp.120–121
鴎(空のスロットの分析)
○○○ 推測 かもめ → かごめ 通常のmとgの交替との比較を要する提案です。中澤は重複部分の変化を空のスロットへの子音移動で説明します。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
中澤光平 2020 提唱
- 文献
- 「キキビソ」考 論文/埼玉大学紀要. 教養学部
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- pp.121–122
桑の実(空のスロットの分析)
○○○ 推測 *づみみ → づづみ → どどめ 出発形は再建に基づきます。中澤は重複部分の変化を空のスロットへの子音移動で説明します。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
中澤光平 2020 提唱
- 文献
- 「キキビソ」考 論文/埼玉大学紀要. 教養学部
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- pp.122–123
擂鉢(空のスロットの分析)
○○○ 推測 からつ → *カザツ → かがつ 中間形が未確認で、別語の可能性も挙げられています。中澤は重複部分の変化を空のスロットへの子音移動で説明します。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
中澤光平 2020 提唱
- 文献
- 「キキビソ」考 論文/埼玉大学紀要. 教養学部
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- pp.123–124
山羊(空のスロットの分析)
○○○ 推測 *ひちぢ → *ひひぢ ローレンス2019を紹介した再建系列です。中澤は重複部分の変化を空のスロットへの子音移動で説明します。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
中澤光平 2020 提唱
- 文献
- 「キキビソ」考 論文/埼玉大学紀要. 教養学部
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- p.118・p.125
海胆(空のスロットの分析)
○○○ 推測 かすす 〜 かかす 通常の二音の交換と区別し、重複構造の分析として扱います。中澤は重複部分の変化を空のスロットへの子音移動で説明します。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
中澤光平 2020 提唱
- 文献
- 「キキビソ」考 論文/埼玉大学紀要. 教養学部
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- p.118・pp.124–125
宮古:何
○○○ 推測 nau 〜 noa 上地形noaへの音位転換を疑問付きで述べています。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
宮古:誰
○○○ 推測 tau 〜 toa 上地形toaへの音位転換を疑問付きで述べています。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
アサザ
○○○ 推測 azasa 〜 asaza 清濁交替と音位転換の分析を比較しています。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
ずたずた
○○○ 推測 tudatuda 〜 zuta-zuta 擬態語の形成の関与を挙げ、音位転換には慎重です。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
神・熊
○○○ 推測 *kuma → *kamu Martin自身が推測と明記した神の語源案です。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
くましね
○○○ 推測 *kamu[z]ina → kumasine 転倒を含む案を疑問付きで示しています。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
緑
○○○ 推測 *miduiro 〜 midori 上代特殊仮名遣との整合性を問題にしています。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
白絹
○○○ 推測 sira-kinu → siranuki 文字の転倒だけである可能性を残しています。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
しただみ
○○○ 推測 *si-datami → sitadami 出発形は推定です。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
ぽしゃる
○○○ 推測 syappo → posyar- 借用語の転倒と動詞化を含む伝聞の語源案です。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
選ぶ
○○○ 推測 erabu 〜 eyrafu 誤写、口蓋音の転倒、母音同化の可能性を挙げています。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
消す
○○○ 推測 *kaCi-sa- → *kiCa-sa- 形態素内部の再建と母音転倒を含む推定です。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
さびらく
○○○ 推測 *pas[a-C]i-ra-ka- → sabiraku 転倒とpの有声化を仮定した推定です。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
せぐくまる
○○○ 推測 sekugumaru → segukumaru 音節転倒と記述されています。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
手伝ふ
○○○ 推測 *te-dutafu → tetudafu 手と伝ふを結ぶ再建を伴います。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
うつらかふ
○○○ 推測 utukarabu → uturakafu 転倒に加えて他の音変化を含む分析です。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
だらしない
○○○ 推測 sidara → darasina- 音の順序変更と形容詞形成を含む案を疑問付きで掲げています。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
しけ
○○○ 推測 *sika-Ci- → *sikiCa- 末尾の順序変更を仮定した再建です。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
しこめ
○○○ 推測 *sikomiCa- → *sikomaCi- 末尾の順序変更を仮定した再建です。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
東国上代語:よしろ
○○○ 推測 yǝsǝr-i → yǝsirǝ- 散発的な音位転換としての提案です。東国語の連用形語尾の分析と関係します。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
来る(連体形の成立)
○○○ 推測 *ko+ur → *kuur → kuru 母音接続の回避を目的とする分析です。形態素の再建を前提とします。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
Bjarke Frellesvig 2008 提唱
- 文献
- Proto-Japanese: Issues and Prospects 書籍/Amsterdam Studies in the Theory and History of Linguistic Science IV: Current Issues in Linguistic Theory
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 文書頁176
中
○○○ 推測 *an-ka → naka Francis-RatteがWhitman2012に従って採る日本語側の語末n転倒説です。日韓同系説の前提を含みます。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
Francis-Ratte, Alexander Takenobu 2016 提唱
来れ(已然形の成立)
╳╳╳ 疑義 *kə-or → *ko-or → *ko-er → *ko-re → *ku-re Francis-Ratteが紹介して批判するWhitmanの分析です。転倒を採用した自説としては扱いません。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
Francis-Ratte, Alexander Takenobu 2016 disputes
宮古:幾ら
○○○ 推測 *ikura 〜 isïka/isaka Agarinakasone・Yonahaの形についてVovinが音位転換による口蓋化阻止を述べています。途中の語形は補いません。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
九州・琉球:蜘蛛
○○○ 推測 kubo → kobu → kubu 九州と琉球の分布を結ぶ説です。資料の著者・刊行年が未確認で、書誌の同定を要します。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
3 琉球語系統論の再考 提唱
- 文献
- 3 琉球語系統論の再考 報告書
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 文書頁12
筏
○○○ 推測 *yika → イカダ 崎山の南島語比較説は*yikaを母音転倒と関係づけます。転倒前の日本語形はこの記述から確定できません。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
桑の実:フナメ
○○○ 推測 スマメ → フナメ 中澤はS-M→F-Nという調音点の交換を提案します。分節音全体の入れ替えとは層が異なります。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
中澤光平 2020 提唱
- 文献
- 「キキビソ」考 論文/埼玉大学紀要. 教養学部
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- p.123
宮古:帯
○○○ 推測 長浜sukubï 〜 狩俣sïpugï ローレンス2003p.246を紹介する調音点の転倒例です。二地点の対照なので変化方向は付けません。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
中澤光平 2020 提唱
- 文献
- 「キキビソ」考 論文/埼玉大学紀要. 教養学部
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- p.123、注20
東北:対格標識
●○○ 提案 godo → dogo Hidaka2005pp.82–83を参照し、音位転換と対格標識への文法化を述べています。変化の発生年代はここでは確定できません。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
皆
╳╳╳ 疑義 *muina/*moina → miyna Martinが紹介するStarostinの説です。根拠にされた九州形の出所が不明と指摘しています。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
月
╳╳╳ 疑義 *tukyu → *tukui → tukiy MartinはStarostinの音位転換を不要と論じています。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
霧
╳╳╳ 疑義 *kyuri → *kuiri → kiyri MartinはStarostinの音位転換を不要と論じています。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
宮古池間:動く
○○○ 推測 *unko 〜 muyuk- 鼻音の転倒・唇音への同化という推測と、「身」を含む複合語という別案を挙げます。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
恨めしい
○○○ 推測 *urama-Ci-s → *uramiCa- 末尾の順序変更を仮定します。母音同化という別案も残しています。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
白・黒の語末
╳╳╳ 疑義 *-or → -ro Francis-RatteはWhitmanの語尾分析を検討し、siro・kuroのrを語根の一部とみる別案を述べます。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
Francis-Ratte, Alexander Takenobu 2016 disputes
浦島子
╳╳╳ 疑義 ウラノシマコ → ウラシマノコ 著者は口承による転倒の可能性を検討したうえで、在地の伝承の継続と『風土記』の記載からこの説明を退けます。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
晃平 林 2003-03-15 disputes
- 文献
- 「浦島子」訓読管見 論文
- 立場
- disputes(立場の定義なし)
- 箇所
- 文書頁12–13
稔る
○○○ 推測 njim → min-oru 古代漢語からの借用という野田の説の一部です。漢語音と日本語の語形成を結ぶ仮説として収録し、確立した借用関係とは扱いません。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
野田恵剛 2016 提唱
- 文献
- 古代漢語借用語と日本語の系統論 論文/中部大学全学共通教育部紀要
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 文書頁4、E「音位転倒」
眠る
○○○ 推測 men → nem-uru 古代漢語からの借用という野田の説の一部です。漢語音と日本語の語形成を結ぶ仮説として収録し、確立した借用関係とは扱いません。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
野田恵剛 2016 提唱
- 文献
- 古代漢語借用語と日本語の系統論 論文/中部大学全学共通教育部紀要
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 文書頁4、E「音位転倒」
鰹
○○○ 推測 katu-iwo → kati-uwo 南島語との比較を前提とする提案です。資料の著者・刊行年を確定できていないため、書誌の同定と原版照合が必要です。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
蜘蛛
○○○ 推測 *kumbo → *kombu 南島語との比較を前提とする提案です。資料の著者・刊行年を確定できていないため、書誌の同定と原版照合が必要です。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
比較の実例(古代日本語の) 提唱
- 文献
- 比較の実例(古代日本語の) 報告書
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 文書頁14
星
○○○ 推測 *bito → *boti 南島語との比較を前提とする提案です。資料の著者・刊行年を確定できていないため、書誌の同定と原版照合が必要です。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。
比較の実例(古代日本語の) 提唱
- 文献
- 比較の実例(古代日本語の) 報告書
- 立場
- 提唱(その出典が言い出します)
- 箇所
- 文書頁28
懐
●●○ 通説 ふところ 〜 フトロコ 記事が芥川龍之介の逸話を紹介します。左の仮名は比較のための編集表記です。
堀田隆一 2022-11-24 伝聞
- 文献
- bright の音位転換 ブログ記事/hellog~英語史ブログ
- 立場
- 伝聞(他の説として伝えます)
- 箇所
- 芥川龍之介の逸話
こましゃくれる
●●○ 通説 こましゃくれる 〜 コシャマクレル 記事が芥川龍之介の逸話を紹介します。出発形の表記と原典を確認する必要があります。
堀田隆一 2022-11-24 伝聞
- 文献
- bright の音位転換 ブログ記事/hellog~英語史ブログ
- 立場
- 伝聞(他の説として伝えます)
- 箇所
- 芥川龍之介の逸話
消える
○○○ 推測 *kaCi-Ci → *ki[C]a-[C]i- Martinは消えるの語源分析で転倒の可能性を疑問符付きで挙げています。検索本文で確認した記述で、転写の細部は原版未照合です。