文献

東アジア言語(日本語・中国語・朝鮮語)の南北方言におけるある種の音韻対応 [k・x-p](←[*kʷ])

安部清哉 ・2024

種別
論文
収録
人文23
発行
学習院大学人文科学研究所
識別子
pages 7-46volume 23
リンク
恒久リンクなし
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取得していない
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記録がない

この文献を引用する項目 12件

記述5提唱5反対1伝聞1

安部清哉 2024 記述
日本語「火」(ヒ<ホ[po < *ʔpo < *apoi])は、AN語やアイヌ語と同源と考えられる
文献
東アジア言語(日本語・中国語・朝鮮語)の南北方言におけるある種の音韻対応 [k・x-p](←[*kʷ]) 論文/人文23
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
誌面40ページ 図10-②の角書き
火(上代日本語ひ) 語形 reconstructed

apoi

安部清哉 2024 提唱
【表1】MA文化圏内の言語の「火」を表す語[*poi ~ *apoi]
文献
東アジア言語(日本語・中国語・朝鮮語)の南北方言におけるある種の音韻対応 [k・x-p](←[*kʷ]) 論文/人文23
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
誌面7ページ・誌面19ページ

火。

安部清哉 2024 記述
【表1】MA文化圏内の言語の「火」を表す語[*poi ~ *apoi]
文献
東アジア言語(日本語・中国語・朝鮮語)の南北方言におけるある種の音韻対応 [k・x-p](←[*kʷ]) 論文/人文23
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
誌面7ページ・誌面19ページ

日本語・中国語・朝鮮語のそれぞれの南北方言のあいだに、北の[*g・k・x・h]と南の[*gw・kw・p・f・Φ]が対応する傾向があり、これを共通の祖形[*kw]に由来する対応と解釈する。

安部清哉 2024 提唱
それは概略、b・p-m、d・t-n、*g・k・x-*gw・*kw・p・f・Φ(それぞれ、横線の「左-右」が「北側―南側」の音声特徴)と示すことができる
文献
東アジア言語(日本語・中国語・朝鮮語)の南北方言におけるある種の音韻対応 [k・x-p](←[*kʷ]) 論文/人文23
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
誌面8ページ

日本語・中国語・朝鮮語のそれぞれの南北方言のあいだに、北の[*g・k・x・h]と南の[*gw・kw・p・f・Φ]が対応する傾向があり、これを共通の祖形[*kw]に由来する対応と解釈する。

安部清哉 2024 記述
通常、音韻対応と言う場合、多くは同一言語内か、既に同一語族と解釈されている言語間での対応に対して使用される。一方、3言語間での共通性については、まだ同一単語に共通して見出せている現象ではないので、そのような意味での“音韻対応”とは言えないかもしれない。
文献
東アジア言語(日本語・中国語・朝鮮語)の南北方言におけるある種の音韻対応 [k・x-p](←[*kʷ]) 論文/人文23
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
誌面19–20ページ

日本語・中国語・朝鮮語のそれぞれの南北方言のあいだに、北の[*g・k・x・h]と南の[*gw・kw・p・f・Φ]が対応する傾向があり、これを共通の祖形[*kw]に由来する対応と解釈する。

安部清哉 2024 記述
それゆえ、ここでは、あくまで「ある種の音韻対応の傾向」として提示しておくこととする。
文献
東アジア言語(日本語・中国語・朝鮮語)の南北方言におけるある種の音韻対応 [k・x-p](←[*kʷ]) 論文/人文23
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
誌面20ページ
火(上代日本語ひ) 主張 speculative

日本語の「火」(ヒ・ホ)は、中国語huo、アイヌ語apé、朝鮮語pul、南島祖語*apuyと同一の語源に遡る。

安部清哉 2024 提唱
この指摘によって、例えば【表1】のように、これまで別語源とされてきた基礎語彙「火」の語源が、皆同一語源(推定祖語形[*apoi])であることが証明可能となるからである。
文献
東アジア言語(日本語・中国語・朝鮮語)の南北方言におけるある種の音韻対応 [k・x-p](←[*kʷ]) 論文/人文23
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
誌面20ページ
火(上代日本語ひ) 主張 speculative

日本語の「火」(ヒ・ホ)は、中国語huo、アイヌ語apé、朝鮮語pul、南島祖語*apuyと同一の語源に遡る。

安部清哉 2024 提唱
【表1】MA文化圏内の言語の「火」を表す語[*poi ~ *apoi]
文献
東アジア言語(日本語・中国語・朝鮮語)の南北方言におけるある種の音韻対応 [k・x-p](←[*kʷ]) 論文/人文23
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
誌面7ページ・誌面19ページ(同じ表を2箇所に掲載。19ページの表にはABE(2025)の注記がある)
火(上代日本語ひ) 主張 speculative

日本語の「火」(ヒ・ホ)は、中国語huo、アイヌ語apé、朝鮮語pul、南島祖語*apuyと同一の語源に遡る。

安部清哉 2024 反対
上図のような鈴木秀夫氏の解釈(日本語・中国語とAN語・アイヌ語とは別語)とは異なり、日本語「火」(ヒ<ホ[po < *ʔpo < *apoi])は、AN語やアイヌ語と同源と考えられる。
文献
東アジア言語(日本語・中国語・朝鮮語)の南北方言におけるある種の音韻対応 [k・x-p](←[*kʷ]) 論文/人文23
立場
反対(別の説を退けます)
箇所
誌面40ページ 図10-②の角書き
火(上代日本語ひ) 主張 speculative

上記の同源説が立てる祖形は[*apoi]であり、日本語の語形はho(ホ)<*ʔpo<*ʔpoi<*apoiの順に遡る。

安部清哉 2024 提唱
[ hi < pi, po < *ʔpo < *ʔpoi < *apoi ]
文献
東アジア言語(日本語・中国語・朝鮮語)の南北方言におけるある種の音韻対応 [k・x-p](←[*kʷ]) 論文/人文23
立場
提唱(その出典が言い出します)
箇所
誌面7ページ・誌面19ページ、表1の日本語欄
火(上代日本語ひ) 主張 speculative

上代日本語piは、ユーラシア語族の語根FIRE₃ parに属し、印欧祖語*peu̯ōr~*pūr、原アルタイ*pʻore、中期朝鮮語pil、アイヌ語ape parse、ギリヤークparu-と結ばれる。

安部清哉 2024 伝聞
【参考:以下はGreenberg(2002)の「火」。日本語は[pi]とあるが祖語形[*po]と再構成すべき。】
文献
東アジア言語(日本語・中国語・朝鮮語)の南北方言におけるある種の音韻対応 [k・x-p](←[*kʷ]) 論文/人文23
立場
伝聞(他の説として伝えます)
箇所
誌面19ページ

この単語家族の語根はpo-であり、複合語の第一要素に立つ形にあたる。

安部清哉 2024 記述
日本語「火」(ヒ<ホ[po < *ʔpo < *apoi])
文献
東アジア言語(日本語・中国語・朝鮮語)の南北方言におけるある種の音韻対応 [k・x-p](←[*kʷ]) 論文/人文23
立場
記述(そう書いてあります)
箇所
誌面40ページ 図10-②の角書き